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2017/02/04

入試

2月4日(土)に行われた、かえつ有明中のアクティブラーニング思考力入試とは?

20170204web_kaetsu-ariake_01.jpg2月4日午前8時。かえつ有明中学校〈東京・江東区。共学校〉の「アクティブラーニング思考力入試」のプロジェクトチームの先生方が、試験会場であるカフェテリアに集まってきました。入試直前の打ち合わせです。20170204web_kaetsu-ariake_02.jpg

すでに前日のうちに、テーブルなどの配置を終え、あとは実際の受験者数がどのくらいになるかによって、微調整をするという段取りです。

この日、最寄り駅の東雲を通るりんかい線に事故遅延が発生したため、試験開始時刻を30分遅らせる措置が取られました。そのタイムスケジュールについての確認が行われます。そして、試験直前に変更した進行や、もてなす側の心構えについての確認が続きます。

20170204web_kaetsu-ariake_03.jpg入試直前のピリッとした緊張感の中にも、試験会場にありがちな圧迫感はまったくありません。カフェテリアの開放感、ピアノトリオの奏でるオシャレな音楽が小さく聞こえてくる環境、そして集まっている先生の笑顔や若い感性が、柔らかい雰囲気を創り出しているのです。

集合場所のかえつホールでは、特に電車遅延の大きな混乱もなく、受験生が続々と集まってきました。

結局、昨年の受験者数を上回る56名が受験したということです。

かえつホールの一角では、在校生が暖かい飲み物を振る舞っています。学校内の飾りつけにも、受験生への心配りが感じられます。

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同じ頃、カフェテリアには、受験生を評価する担当の先生方が集まってきました。

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アクティブラーニング入試は、受験生の学ぶプロセスそのものを評価するため、パフォーマンス評価と呼ばれる手法を採用しています。これは受験生が書いたワークシートだけではなく、グループ活動を、発言やリーダーシップ、聴く態度などの項目について評価していくものです。

この評価の基準となるのが、「知のコード」です。かえつ有明では独自のコード分類を元にして、ルーブリックを作成しています。知識だけでも表現力だけでもない、多元的な評価が行えるのは、こういうツールがあるからなのです。

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入試の進行は、まさに授業さながらです。進行役は、国語科の小林先生と数学科の斉藤先生。試験開始までまだ少し時間があるとのことで、グループごとにゲームをして、受験生の緊張感をほぐすことから始まりました。

続いてグループ内で自己紹介。受験生同士の自己紹介が終わり、まだ時間があると判断した斉藤先生は、それぞれのグループ担当の先生にも自己紹介をするよう求めました。おそらくその場で進行に変更を入れたようですが、そういう突然の「振り」には慣れているのでしょう。担当の先生の方でもアドリブで自分らしさを表現します。

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こういった先生同士のコミュニケーションの良さは、子どもたちに伝播します。グループのメンバーの間にあった壁があっという間になくなり、もう数日間も一緒に学んできた仲間であるかのような雰囲気が出来上がります。

そして試験開始。出題テーマはいかにもかえつ有明らしいものでした。国語の入試などでは問題文がありますが、かえつ有明のアクティブラーニング思考力入試では、進行役の先生の話が問題文の代わりです。じっと耳を澄まして、指示に従います。

20170204web_kaetsu-ariake_11.jpg受験生にはボールペンが用意され、そのペンでワークシートに書き込んでいきます。これは、間違えたと思っても、消す必要はないというメッセージだったのかもしれません。受験生も何ら戸惑うことなく、書いていました。

一人で行った作業の後は、グループディスカッション、そしてグループとしての意見をまとめていきます。

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この後の試験内容までは、残念ながらあまり詳しく書くことはできませんが、試験が終了したとき、受験生たちから一斉に「ありがとうございました」と声が上がっていました。

保護者と一緒に家路に着くとき、母親に「どうだった?」と尋ねられた子どもが「楽しかった」と言っているのが耳に入ってきました。入試会場に笑い声が響き、試験終了後に、「楽しかった」という声があがる入試というのは、これまでに例がなかったのではないでしょうか。母親も嬉しそうに「よかったね」と応えていた会話が印象に残りました。

(首都圏模試センター/北 一成)

 

2月19日(日)21stCEO主催「新中学入試セミナー」が和洋九段女子中高にて開催!

20170219_21kai_01.jpg2017年の首都圏中学入試の直後、まだ熱気冷めやらぬホットな時期でもある2月19日(日)の13時から、21stCEO(21世紀型教育機構)が主催する第1回新中学入試セミナー「2018年度 様変わりする中学入試を予想する~変化する2科4科入試×思考力入試×英語入試~」が、東京・九段下の和洋九段女子中学・高等学校の講堂にて開催されます。

今春2017年の中学入試は、3年後に迫った「2020年大学入試改革」よりも早く、大きな変革の動きを見せています。「英語(選択)入試」は前年の64校から95校へ「適性検査(思考力・総合・PISA・自己アピール)型入試」は前年の86校から120校へと増加し、それらも含めて、従来型の「4科・2科」以外の入試形態で行われる(新タイプの)入試の実施校は、すでに165校に上っています。つまり首都圏の私立中の半数以上が、すでにこうした新タイプの入試を実施していることになります。

そうした急速な変化の動きは何を意味し、今後そうした新タイプ入試の内容や形態はどう変化していくのか、そしてそうした入試からつながる各私立中高一貫校の教育内容がどのように進化・深化していくのか、「21stCEO(21世紀型教育機構)」会員校である私立中高一貫校の先生方が、具体例も含めてご紹介をしてくれる、中学受験生と保護者にとっても貴重な機会です。

首都圏模試センターからも、第Ⅰ部講演の一部「②2017年入試分析と2018年の新展望」と、第Ⅱ部パネルディスカッション「未来を動かす私立中高一貫校そしてC1英語と革新的授業」に、スタッフが登壇させていただきます。【ご案内チラシのPDFはこちら→20170219_21stCEO_01.pdf

今春2017年入試の変化をしっかりと見据えて、来春2018年以降の中学入試に挑んでいくために、この場で貴重なヒントを得て、今後の受験準備にお役立ていただければと思います。

ご参加には、「21世紀型教育機構」のサイトからお申し込みが必要です。2月19日(日)、ぜひ多くの小学生保護者のご参加をお待ちしています。

 

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