かえつ有明中が帰国生入試で「のべ400名超」

2015年4月24日

今春2015年の首都圏中学入試で、前年11月~1月の間に行われた「帰国生(別枠)入試」では、かえつ有明中〈東京都江東区。共学校)が、11月29日の「帰国生Aー1選考」では127名(男子64名・女子63名)、12月14日の「帰国生Aー2選考(1)」では143名(男子74名・女子69名)、1月30日の「帰国生Aー2選考(2)」では131名(男子66名・女子65名)の志願者を集め、今年も首都圏の帰国生入試では最多となる「のべ401名」の志願者を集める人気校となりました。

 

かえつ有明はこの数年、「21世紀型スキル」の育成をめざすリベラルアーツ教育を標榜し、芸術や音楽、スポーツなども重視した独自の感性教育を掲げるニュータイプの共学進学校。「共学だけど授業は別学」というユニークな「授業男女別学制」を展開する首都圏で唯一の私学です。

 

「論理的思考力×未知(SCIENCE&PROJECT)」、「表現力×グローバル」「I think…because…がいえる国際人を育成」などの目標を掲げ、今春2015年からは高校入試をスタートするなど、休むことなく入試改革、学校改革を進めてきた、首都圏でも際立った「New Power」の私立中高一貫校です。

 

すでに現在でも、各学年約160名の定員のうち約30名(20%前後)を帰国生が占めるなど、私立中高一貫校のなかでも帰国生の在籍割合が高い学校となっています。

 

何より、今春2015年4月から新校長に就任した石川一郎先生ご自身が、ニューヨークで小学生時代を過ごした帰国子女。当時のご経験も生かして、帰国生がさらに伸びやかに成長できる教育内容と、国内で過ごしてきた生徒と帰国生が一緒になって「多様な」価値観や感性をぶつけあえる“ダイバーシティ”的な教育環境をつくっていくことに大変意欲的です。

 

いま、「2020年大学入試改革」をはじめ、日本の教育が大きく変わろうとする転機でもある「2020年東京オリンピック・パラリンピック」の年。まさにその会場エリア(東京都江東区東雲)に位置する「New Power」かえつ有明が、その時代をリードする“グローバル教育”の象徴となってくることが期待されます。

 

今春の大学入試では、帰国生入試で入学した中高一貫の第5期生から現役の東大合格者も出し、自らの教育展開の一層の手ごたえも感じているという、新生・かえつ有明中学・高等学校に関心のある方は、ぜひ同校の教育や雰囲気をWebサイトなどで調べ、一時帰国の際などに学校見学に足を運んでいただくことをお勧めします。