開智日本橋学園の帰国入試(1)志願者26名

2015年12月16日

従来は女子校だった日本橋女学館が2015年4月から共学化し、校名も変更して新たなスタートを切った開智日本橋学園。新たなコース制と「探究型」授業を中心にした21世紀型教育プログラムを導入して大きな人気を集め、今春2015年入試の話題校のひとつとなった同校の、第1回帰国生入試が、去る11月28日(土)に行われました。
 
2015年入試では計2回(第1回:12月20日、第2回:1月9日)だった帰国生入試を、2016年入試では計3回(第1回:11月28日、第2回:12月19日、第3回:1月9日)に増やした同校。2月から始まる一般入試では、各コースとも模試での志望者は増加傾向にあり、来春2016年入試でも大きな人気を集めることが予想されているだけに、この帰国生入試の人気動向も注目されます。
 
その初回にあたる第1回帰国生入試の志願者数は、男子10名・女子16名(実受験者数も同じ)で、そのうち合格者は男子8名・女子14名となったことが同校からのお知らせで判明しました。
 
続いて12月19日(土)行われる第2回帰国生入試、年明けの1月9日(土)に行われる第3回帰国生入試も、おそらくは前年以上の人気を集めることが予想されます。
 
この開智日本橋学園の新たなスタートと同時に、同校の校長に着任した一円 尚(いちえんひさし)先生は、同校Webサイトの「校長あいさつ」のなかで、「世界中の人々や文化を理解・尊敬し、平和で豊かな国際社会の実現に貢献できるリーダーの育成」と題して、同校の教育スタイルと、多様な学びのコース、そしてそれらの教育がめざす方向性を力強く語っています。
 
この先のグローバル社会で求められる力が変わり、やがて(2020年から)大学入試のあり方が変わり、日本の教育が大きく変わろうとしている現在、開智日本橋学園のような新たな教育スタイルの私立中高一貫校の6年間で身につけられる思考力、判断力、表現力や高い英語力と、そうした“学び”のなかで仲間と一緒に育める「自己肯定感」が、いまの小学生の将来にとって大きな意味を持つことに注目したいと思います。