学校特集

神田女学園中学校高等学校

英語をはじめ、中国語・韓国語教育にも定評のある「語学の神田」
グローバルコースをついに始動!

千代田区には100年以上の歴史をもつ女子校がいくつもありますが、神田女学園もその一つで、創立125年目を迎えました。地域に根ざした躾がしっかりした学校として知られており、卒業生は2万人以上。親子三代に渡り、同校の卒業生という家庭もあるといいます。卒業生が我が子を入学させる理由は、時代の変化に流されず大事にすべきものは大事にし、変えるべきところは変えていく、柔軟かつ大胆な姿勢で女子教育に取り組み、生徒一人ひとりの個性を大切に伸ばしてきたからにほかなりません。
「多感な中高時代にいろいろなことに果敢にチャレンジしてほしいという思いから、留学一つとっても生徒が自分の意志で選べるようにしています。そういうフレキシブルな対応が保護者や生徒から歓迎されています」と胸を張る、校長の高橋順子先生。
力を入れている外国語教育も英語だけではありません。中国語や韓国語も学べる環境を整えて成果をあげています。中高時代に身につけた語学力を武器に、海外の大学に進学する卒業生も増えている中で、今年度から満を持して中学校で「Global Class (グローバルクラス)」が始動。2年後には高校にもグローバルコースができる予定で、「中高を通してグローバル女子を育てる魅力ある6年間になる」と言う高橋校長に、神田女学園が目指す教育について伺いました。

【中学校は能力を伸ばす3クラス制】

一人ひとりが輝く6年間が待っています!
◆Global Class (グローバルクラス) ★2015年度より始動!
グローバル時代にふさわしい新しい可能性を広げるクラス
◆Advanced Class (アドバンストクラス)
高い目標に向かって進路を自ら切り開いていくクラス
◆Future Crass (フューチャークラス)
クラブ活動や習い事などと勉強の両立に向けて、基礎を大切にし、それぞれのステージで輝くことができるクラス


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週8時間の授業をall Englishで学ぶ、
新設「Global Class」が学年を牽引

今年度よりスタートした「Global Class」の人気が高かったようですね。

Global Classの英語授業はオールイングリッシュ
Global Classの英語授業はオールイングリッシュ!

高橋校長:1期生として19名が入学してくれました。本校では月2回、土曜の午後に、小学生を対象とした英語スクールを開講しています。そこで育った子どもたちが「中学校でも同じ環境で英語を学びたい」と言ってくれたのがGlobal Class誕生のきっかけです。初年度にもかかわらず、英語学習に意欲のある生徒がたくさん入ってきてくれたので、「Advanced Class」「Future Crass」の生徒もいい影響を受けて、英語に一生懸命耳を傾けようとする姿勢が見られます。新しいことにも臆することなく挑戦するGlobal Classがもつ雰囲気が、世界中どこでも誰とでもやっていける幅の広さと優しさをもつ人に結びついていくのだろうと思います。

「グローバルクラス」にはどのような特長があるのですか。

高橋校長:このクラスは語学力に磨きをかけるだけでなく、さまざまなプログラムを通して「問題発見力」や「コミュニケーション能力」「段取り力」「持続力」という社会で必要とされている力を身につけて、女性としてのキャリアを切り拓くことを目的としています。本校には、医療系を志望する生徒が毎年、一定数います。看護師、理学療法士、獣医、薬剤師など、将来の職業に結びつく学部・学科を進路に選ぶ背景には、しっかりとした職業をもって自分らしく生きていきたいという女子の意思があります。Global Classは、分野は違いますが、同じような意思をもつ女子の可能性をグローバルに広げるクラスになると確信しています。

【Global Classの特色】
Global Classでは日本の伝統文化も学びます。
Global Classでは日本の伝統文化も学びます。

①週8時間の英語の授業をall Englishで行います
②ネイティブと日本人の2人担任制で、朝夕のホームルームも英語で行います
③中国語も2年次から学びます
④英語と日本語によるプロジェクト学習(週1回、2時間続き)を導入しています
⑤中3の2月に3週間の短期留学(New Zealand)を実施します
⑥日本文化(箏曲・茶道・長唄・礼法など)を学べます
⑦文系科目のみ、中2で中学校の学習内容を修了し、中3から高校の先取り授業を行います


オールイングリッシュでクッキングにも挑戦
オールイングリッシュでクッキングにも挑戦♪

【6年間を通して養う4つのスキル】

◎問題発見力
◎コミュニケーション能力
◎段取り力
◎持続力

専任のネイティブ教員と触れあい、
ダイレクトに英語を身につけられる環境に注目!

all Englishとはすごいですね。

高橋校長:Global Classには英検準1級レベルの生徒もいれば、小学校時代にほとんど英語に触れていない生徒もいます。英語力に幅があるので、英語の授業は習熟度別に行います。また、ネイティブと日本人の教員で1つのクラスを担当する2人担任制とし、生徒の様子を見ながら、うまくコミュニケーションを取って指導をしています。最初は何を言っているのかわからなかったと思いますが、毎日のことなので、繰り返し耳にしているうちに「こういう時にはこういう言葉を使うんだ」ということを体で覚えていきます。1学期は、朝夕のホームルームでは多少日本語を使っていましたが、2学期からはできるだけ英語で行い、all Englishに近づいています。私は英語の教師ですが、日本語を介さず、ダイレクトに英語を身につけていくことこそが本当の英語教育だと思うので、職員室に来て、生徒の口から「Ms Imamura, please」などという言葉が自然に出てくる光景を見ると、「英語が身についてきたんだな」と嬉しい気持ちになります。

入学時に英語力がなくてもOK
果敢にチャレンジしてください


2月に行われるスピーチコンテスト
2月に行われるスピーチコンテスト。
優秀者は校外の大会にも出場します!

田中聖秀先生(入試広報部長):小学校時代に英語の勉強をしていなくても「グローバルクラスで学びたい」という気持ちがあれば、2科・4科の入試で受験可能です。1期生は7割以上正答できた受験生はスライド合格としました。適性検査型の入試で合格し、Global Classに入った受験生もいます。適性検査型で問われる、いろいろなことを総合的にまとめる力はGlobal Classで求めているものと変わらないので、入学時に英語力がなくても心配せずに果敢にチャレンジしてください。

いろいろな力、いろいろな価値観を
認め合い、高め合うクラスです

伊守勇治先生(入試広報室長・外国語科主任) :Global Classをつくるにあたり、グローバルとはなにか。社会に求められているグローバル人材とはどのような人材か。本校の教育をどう取り入れることができるのか。入学した生徒にどのように育ってほしいのかなど、さまざまな観点から考え、意見を出し合って定義づけを行いました。英語はグローバル人材に欠かせない要素ですが、その一つにすぎません。英語力だけでなく、いろいろな力、いろいろな価値観を持っている子が一つのクラスにいて、認め合い、高め合うことで、多様性への対応力を磨いていく、それがGlobal Classで学ぶ魅力だと感じています。

中国語が必要とされる時代が来る!
その直感が「語学の神田」を築いた源

中2からは中国語も学習するのですね。

神田女学園では<br>中国語や韓国語も学べます
英語=Globalではない!神田女学園では
中国語や韓国語も学べます。

高橋校長:10年ほど前に選択科目として中国語を導入しました。いずれ中国語が必要とされる時代が来ると思ったからです。当初は成果が出ませんでしたが、徐々に受講できる学年を広げていくと、アジアに関する学部、学科を志望する生徒が出てくるようになりました。中国に渡り、美容師で生計を立てている卒業生もいます。英語と同じように、ネイティブの先生から中国語を学び、検定試験(HSK)にも積極的にチャレンジする環境をつくりあげたことで、進学だけでなく、進路も選択肢が広がり、嬉しいかぎりです。中国の経済的な発展に伴い、観光やビジネスで日本を訪れる人も増えて、中国語ができると生活しやすい世の中になっていますから、一早く取り入れてよかったと思っています。現在はGlobal Class が中2から、Advanced Class、Future Crassが中3から必修とし、高校では選択授業で高3まで学べます。今年は、中国語の授業を選択している高3が「漢語橋」世界中高生中国語コンテスト東日本地区予選大会で優勝し、日本代表として世界大会に出場しました。中国語の検定は、初級レベルの1級から上級レベルの6級まで、6つのステップがありますが、世界大会に出場した生徒は5級を取得しています。4級以上を取得していると、TOEICスコアも必要ですが、中国の大学に優先的に入学できます。3年前に導入した韓国語の授業も好評で、高入生の中には本校の語学教育に魅力を感じて入学する生徒が少なくありません。中学生は文化祭などで中国語、韓国語を巧みに話す先輩の姿を見て育つため、自然と「自分も力をつけたい」と思うようになり、高校の中国語、韓国語の選択授業を受講する生徒数は、どちらも50名を下りません。また、2017年度から高校でフランス語も選択できるようになります。フランス語を学びたいと思っている生徒さん、ぜひ期待して下さい。

広い視野と行動力を養う「プロジェクト学習」で、
大使館を訪問し、取材を決行!

プロジェクト学習とは、どのような授業ですか。

高橋校長:グローバル教育とは、単なる語学教育ではありません。自分の得意分野を見つけて、積極的にかかわり、自分の力を発揮する。自分の意見を手際よくみんなの前で発表してわかってもらえる。周囲と協力して問題を解決していく。こうした力を、外国語の力をつけるとともに養っていくことが大事なので、英語と日本語による「プロジェクト学習」という授業を週2時間(続きの授業)設けました。広い視野と行動力を養うことを目的とし、ICTを活用して、教科の枠を取り払った学習を行います。教室の中だけでなく、アポを取って取材に出かけるなど、千代田区という地の利を活かした、活発な授業がすでに始まっています。

池田幸代先生(グローバル教育担当・理科):プロジェクト学習では、平和、環境など地球レベルの問題を考える力をつけるために、身近な国、好きな国に触れることから始めました。パソコンスキルやプレゼン力もつけながら、現在は文化祭に向け地球を5つの州に分けてグループ研究に取り組んでいます。 また、調べ学習だけではわからなかった疑問を解決するために、5つの州の各班それぞれが大使館を訪問し、取材しました。中には海外の商品を取り扱っている企業への取材を行う班もあり、とても貴重な経験になりました。 プロジェクト学習では、写真を撮る、ネットで調べる、パワーポイントでまとめるなど、ICTをフル活用しています。最初は心配でしたが、生徒たちの吸収力は素晴らしく、すっかり使いこなしています。グループ発表の様子をビデオに撮り、それを見せて検証するという評価も導入しています。

プロジェクト学習
オリジナリティあふれる多彩な
プログラムも神田女学園の魅力!
"プロジェクト学習"
全校集会プレゼン
"全校集会プレゼン"
カナダ大使館訪問
カナダ大使館訪問
国語科がクリエイティブワークの基礎づくりをサポート。
早くもアクティブなグループワークに挑戦中!

小堀美和先生(教務部長・国語科主任):国語科は従来、現代文と古典の授業を行ってきましたが、今年度より「表現」に特化した授業を週1時間、別枠で設けて、クリエイティブワークの基礎づくりに取り組んでいます。「自分新聞」をつくることから始めましたが、新聞形式の特徴を話し合わせて、どうすれば伝わりやすくなるかなど、ゼロベースから生徒に考えさせました。社会に出れば、制約された時間の中で作業を進めることが求められるため、グループワークを行う時は必ず時計を置いて時間を意識させています。そうした工夫で身につく力が、4つのスキルの1つ「段取り力」です。生徒に進行役やタイムキーパーなどの役割を持たせると、「あと5分しかないから、そろそろまとめよう」などという言葉が生徒から出るようになりました。国語科が先導してこのような学習を行い、教員間で共有しておけば、プロジェクト学習でグループワークを行う時に説明する時間を省くことができます。その分、内容の充実に時間を費やせるので、効率よく進めることができていると思います。
アクティブラーニングというと、評価が頭を悩ますところですが、生徒に評価のポイントを記したカードを渡して、友達の作品を評価させています。自分の作品に対する友達の評価を見ると、自分はよくできたと思っていても、客観的に見るとそうではなくて、改善すべき点があったことに気づきます。逆に、自分のいいところに気づかされることもあり、自分を見つめる機会にもなります。1学期に行った「自分新聞づくり」の評価を踏まえて、夏休みに「人に紹介したい本」をテーマにした新聞づくりの課題を出しました。漢字をしっかり書かせたいので、国語科ではパソコンは使わず、手書きにしています。

自分のスタイルや考え方を、
生活の中に反映できる女性を育てる

Global Classは中3の終わりにニュージーランドへの短期海外留学もあるのですね。

3月に実施される台湾・上海語学研修
3月に実施される台湾・上海語学研修。異文化を体験する
ことで国際感覚を養います!中3から参加できます。

高橋校長:中学時代に3週間の短期留学を予定しています。これとは別に、Advanced Class、Future Crassとともに修学旅行も行いますので、Global Classの生徒はより多くの体験ができることになりますが、Advanced Class、Future Crassの生徒も、思い立った時に無理なく海外留学ができるように、多種多様な留学制度を整えています。国際系志望の生徒は少しでも長く海外で生活したいと考えますが、理系志望の生徒は、「勉強の遅れが心配」と、長期留学には難色を示します。そのため行き先や期間(3ヶ月・半年・1年)を選べる「アメリカ・カナダ・オーストラリア・ニュージーランド短期、長期留学」(アメリカ・カナダは半年・1年)をはじめ「台湾・上海語学研修」(10日間)、「アメリカ・カナダ語学研修」(2週間)など、メニューに変化をもたせています。生徒には「押しつけられたから仕方なくやるというのではなく、自分で考えて、積極的にかかわることができる人間になりなさい」と話しています。

留学や語学研修も充実♪ホームステイでは
実践的な英語力を育成します。

クラブ、クラス、有志で参加できる文化祭も、毎年の行事だから参加するのではなく、この機会をいかに有効に使い、自分たちの活動をアピールするかを自分たちで考えて、自分たちの文化祭を作っていってほしいのです。制服も、バリエーションを増やして、自分でコーディネートができるようにしたいと考え、制服検討委員会を立ち上げました。もちろん生徒の声も聞いて改善していきたいので、生徒会にも動いてもらい、学校生活がよりアクティブになる制服改革を進めていきます。ものごとに積極的にかかわる女性は無駄なことをしないと思います。自分にとって快適なもの、必要なものを選択し、生活のいろいろな場面に自分のスタイルや考え方を反映させるはずです。グローバル教育とは、本来そういう女性を育てるものだと思うので、学校生活でもいろいろな場面で体験できるようにし、こういう自分になりたいと思える学校にしていきたいと考えています。

アメリカ・カナダ短期留学
アメリカ・カナダ短期留学では現地の学生たちと
ディスカッション!親交を深めます。

まだまだ長い道のりですが、留学や国際交流を始めて、海外からたくさんのお客様が来校してくださいます。生徒は学校に居ながらにして、韓国やオーストラリア、中国(上海)など、さまざまな国の学生と接することができて、大いに刺激を受けています。この夏は、海外の大学に通う2年前の卒業生2名に来校してもらい、現在の様子を話してもらいました。彼女たちは決して特別ではありません。勉強にも、語学にも、クラブ活動にも、行事にも、ボランティア活動にも、留学にも、しっかり取り組める土壌でチャレンジを続けてきたからこそ、今があります。欧米はもとより、アジアの大学との連携も深まり、欧米の3分の1程度の学費で中国語と英語をマスターできる道も拓けています。医療系の大学を志望する生徒には、順天堂大学との連携により、これまで以上に専門的なサポートを行います。2017年には高校にもグローバルコースが誕生する予定。本校にとって4つ目の外国語となるフランス語の講座もスタートします。土壌を耕す手を休めない熱意あふれる先生のもとで、さまざまなことにチャレンジし、自分らしい進路を切り展きませんか。

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木の温もりを感じるキャンパス内は設備も充実!
"650名収容の講堂"
生徒たちの語らいの場YOU&Iラウンジ
"生徒たちの語らいの場YOU&Iラウンジ"
PCや自習スペースが設けられた図書室
"PCや自習スペースが設けられた図書室"
【神田の教育】

神田女学園では3つの教育により、正しく、賢く、美しい女性を育てます。

●他者への思いやりの心=心の教育
●やわらかな智恵=確かな学力
●自己を展(ひろ)げる行動力=キャリア教育

神田の教育


高橋順子校長からのメッセージ

高橋順子先生
校長 高橋順子先生

Global Classができたことで、これまで取り組んできた教育がすべてつながり、意味あるものになっています。これからも、3つの教育を柱に、熱意ある先生たちがグローバル教育にふさわしいアクティブラーニングに磨きをかけて、「KANDAラーニング」を築きあげていきますので、どうぞご期待ください。生徒たちが自ら可能性を広げていく学校の雰囲気を、ぜひ本校に足を運んで感じていただければと思います。

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