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日本工業大学中の「日駒教育構想」が、また一歩、前進。

日本工業大学駒場の「日駒教育構想」。いよいよ創立以来最大の改革新世紀を迎えます。

日本工業大学駒場中学校高等学校が、2008(平成20)年に共学化し普通科を併設したのは2008(平成20)年。それ以来、進学型の学校へと変革を続けてきました。中学から入学した場合の中高一貫体制が整えられたのが3年前。現中1も108名となり、日駒教育構想への支持と手ごたえが、次の改革のステージへと背中を押した格好です。


高校の工業系2学科は「文理未来コース」に継承

日本工業大学中学校・高等学校は2021(令和3)年より、高校も「普通科専一校」として、新たにスタートします。
つまり、工業系学科(理数工学科・創造工学科)は、現中3生に向けた2020(令和2)年の募集を最後とし、高校は特進コース、理数特進コース、総合進学コース、文理未来コースの普通科4コース制に移行する、というものです。工業系学科の歴史は、新たに設ける文理未来コースに引き継がれます。
中高全体で進学校型普通科専一の体制が強化され、かねて進めてきた「日駒教育構想」も、具体的なプログラムを加えて厚みを増していくことでしょう。

「日駒教育構想」は
1.国語教育を教育の中核に据える
2.日駒らしい、英語教育と海外研修の実現
3.実験と論考を大切にする理数教育
4.ものづくりの感動体験を追及する
5.キャリア教育、コミュニケーション教育の充実

これらを実践することによって、「高い自己目標の実現」と「楽しい学校生活」の調和を目指すもの。今年6月には、「台湾研修旅行」が始まりました。高雄にある姉妹校高英高級工商職業学校の生徒との授業体験、台北半日フィールドワークで、英語を用いてコミュニケーションを図ります。また烏山頭ダム建設に尽力した八田與一さんの功績に触れるのも、この研修で大切にしていきたいといいます。 さらなる進学校化に向けた課題も洗い出し、どうすればこれまでの施策をより効果的に行えるか、新たに何を始めるか、具体的な検討が進められています。

2020年入試では、特別選抜を2回に増設、国語・算数・英語の3科入試の導入などの変更を加え、これまでの、得意なものを生かす、従来型では測れない可能性をみる、併願する公立一貫校のタイプに応じた選択肢がある、後半にも受験機会があるという多様な入試に、さらに厚みを加えます。

【2020年入試概要】
第1回 2月1日午前  ・一般入試 2科(国算)/ 3科(国算英) / 4科(国算社理) ・自己アピール 1科(国または算)+作文+面接 ・適性検査型 適性検査I(桜修館型か標準型を選択)・適性検査II

第2回 2月1日午後  ・一般入試 得意2科選択(国算、国社、国理、算社、算理) / 1科選択(国語か算数)

第3回 2月2日午前  ・一般入試 2科(国算)/ 3科(国算英) / 4科(国算社理) ・自己アピール 1科(国または算)+作文+面接 ・適性検査型 適性検査I(桜修館型か標準型か選択)・適性検査II

第4回 2月2日午後  ・一般入試 得意2科選択(国算、国社、国理、算社、算理) / 1科選択(国語か算数)

第5回 2月3日午前  ・一般入試 得意2科選択(国算、国社、国理、算社、算理)

第6回 2月6日午前  ・一般入試 得意2科選択(国算、国社、国理、算社、算理)

特別選抜(1)2月7日午前 ・一般入試 4科(国算社理)/ 得意2科選択(国算、国社、国理、算社、算理)

特別選抜(2)2月8日午前 ・一般入試 1科(国または算)

なお適性検査型入試、特別選抜入試の入学手続きは2月10日16:00まで。

【4段階ある特待生制度】
入試の結果により、特待生は4グレードの認定です。
・A特待:得点率90%以上。入学金免除+3年間授業料相当額の奨学金給付 ・B特待:得点率80%以上。2年間授業料相当額の奨学金給付 ・C特待:得点率75%以上。1年間授業料相当額の奨学金給付 ・D特待:得点率70%以上。入学金免除

【特徴的な判定方法】
4科型は、4科すべて受験し、国語・算数いずれか得点の高い科目と、残り3科目のうち最高得点の科目の2科目の合計点で判定します。 また3科目型は、国算英すべて受験し、3科目のうち高得点の2科目の合計点で判定。

にちこまオープンフェスタ2019

7月21日(日)10:00~15:00、「にちこまオープンフェスタ」が開催されます。 コンセプトは「受験生・保護者のための文化祭」。体験授業(要予約)や部活動紹介、校内探検、学校説明会など、素顔の日駒に出会える機会です。ステージ企画には「生中継!公開ラジオ」「教員トークライブ」「生徒によるトークショー」と気になる文字が。

くわしくはコチラ