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受験情報ブログ

2015年10月「小6統一合判」 中学入試レポート4

わが子のベストの受験作戦の組み立てと、
過去問対策のポイント

2016年1~2月の入試本番まで2~3ヶ月と迫ってきたが、まだまだこれからが、“実戦的な力” を身につける段階だ。今回の成績や判定結果をバネに、目標に向けて最後のがんばりを見せてほしい。その一方で保護者は、わが子の受験校を、併願校まで含めて最終的に固めていく時期になった。今回は、そうした受験作戦の組み立てと、この時期からの「過去問対策」のポイントをご紹介しよう。

記事の見出し

・「21世紀の教育改革」をリードする私学の教育の進化に注目を!
・受験できる機会をフルに生かして、「万全の併願作戦」を組み立てよう!
・上下の幅を持たせた併願が、第一志望校“合格”のステップになる!
・入試本番では、最も大きな力になる「明るく受け抜く」親子の決意!

コラム

・入試問題との“相性”や“適性”をしっかり探り、その芽を育てる!
・増える午後入試の機会を生かすコツは、集中力と覚悟と、柔軟な気持ちの切り替え!
・2月の“後半戦”の受験チャンスにも、最後まであきらめずに挑戦しよう!
・“合格”に満点は必要ない! 今後の「過去問対策」では、時間を有効に使い、できる問題を確実に解き切る力をつけよう!
・ますます増える私学の「適性検査型入試」を、併願で上手に活用しよう!

毎年、非常に多くの入試改革が行われることで激しく状況が変わってきた首都圏中学入試。例年、前年入試の直後から、翌年に向けての入試変更が次々と公表され、それぞれの学校の志望者数や難易度の変化、全体的な人気動向の変化などが、その翌年入試に向けての話題となっていく。来春2016年の首都圏中学入試は、今春2015年の入試が、2月1日が日曜日にあたる、"サンデーショック"となった翌年の揺り戻しの影響が出る年。"サンデーショック"とは、日曜日には入試を行わない方針のプロテスタント校の多くが、この年だけは2月1日の入試を避けて翌2月2日に入試日を移行し、これによって女子学院、フェリス女学院、立教女学院、東洋英和女学院A、横浜共立学園Aなどの人気校の入試日が変わるため、とくに女子の入試の全体図が大きく変わるという、中学入試で数年に一度起こる大きな変動のこと。
一方でこの“サンデーショック”の動きに対して鎌倉女学院①、湘南白百合学園など、従来は2月2日に実施してきた入試日程を、逆に2月1日に変更したケースや、先のプロタスタント校の2月1日→2日入試への移行に同調して、(従来の併願パターンを崩さないよう)カトリック校ながら2月2日入試に移行した横浜雙葉、清泉女学院①などの影響も2015年入試では少なくなかった。この“サンデーショック”の動きの反動(例年の入試日に戻る動き=揺り戻し)が起こるのが、来春2016年入試ということになる。
さらには、こうした多くの私学の動きに合わせて、近隣エリアや周辺の人気競合校にも入試日を変更する動きが、毎回の“サンデーショック”の年とその翌年には出てくることが多く、これらの変化によって、人気が増加して難化が予想されるケースと、逆に合格のチャンスが広がることが予想されるケースが生まれてくることになる。

記事ではさらに、サンデーショック"揺り戻しの年である2016年入試に起こりうる入試変化予測と、学校選びのポイントについて掲載しています。
詳しい内容、記事の続きはPDFファイルをご参照ください。