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京華女子中学・高等学校2022『共感力をそなえた、21世紀型の賢い女性を育てる』

京華女子中学・高等学校2022『共感力をそなえた、21世紀型の賢い女性を育てる』の取り組みについて紹介いたします。


【写真:授業「国語表現」の様子】

21世紀型「賢い女性」を育てる

高度な学力やグローバル力を育むとともに、「共感力の習得」を重視した教育を実践している京華女子中学・高等学校。京華女子が目指すのは、知を高め、視野を広げ、共感力をそなえた、21世紀型の「賢い女性」の育成だ。相手の意見に耳を傾け、人の気持ちに立った判断や行動ができ、そのうえで、豊かな語学力・広い国際的視野をもって様々な人々の心に寄り添うことのできる女性になってほしい。そんな願いから、これからの時代に必要な「グローバル力」「学力」「共感力」の3つの柱を中心に様々な取り組みを行っている。

【写真:授業「日本史」の様子】

グローバル力をみがく

グローバルに活躍する女性を目指すため、英語はもちろんのこと、その他の言語や検定対策など様々提供している。中学では英語に加え週1回中国語かフランス語を学び、高等学校では、週1回セブ島の先生とのマンツーマンオンライン英会話を授業内で実施し、英語に日常的に触れることで、英語によるコミュニケーション能力を着実に高めている。また、学外ではオーストラリア・ニュージーランド・セブ島での海外研修も充実しており、実践的な英語力を培うことを目指している。

【写真:授業「英語」の様子】

共感力を育てる

京華女子では、生徒が主体となってプロジェクトを立ち上げている。中でも、KSC(Keika Support Club)は有志で集まった生徒達が、自らアイディアを出しながら進めていくプロジェクトで、学校説明会を、生徒たち自身で企画・運営したり、SNSが得意な生徒はSNSの発信について運営したり、様々な活動をすべて生徒主体で行う。今年度は、KSC(Keika Support Club)を更にバージョンアップさせ、新たなプロジェクト、KSC(Keika Seek Club)をスタートしている。岡田教頭先生は、「積極的な生徒はもちろん、人前で話すことが苦手で自分を変えたいなど、様々な生徒が集まってくれた。成功も失敗も含めて、どんな風に生徒が創り上げていくのか、今からわくわくしています。」と語る。

【写真:授業「情報」の様子】

そんな京華女子の授業は、教員が生徒に対して一方的に講義をする「受動的」な授業スタイルではなく、「積極的に自ら能動的に学習を行う」アクティブラーニングの形式を多く取り入れている。生徒による体験学習やグループディスカッション、ディベートなどグループごとの活動を中心として、生徒が主体的に考え・発言し・お互いの考えを深め合うといった学び合いの機会を持つことを大切にしている。Classiやスタディサプリを導入した最先端ICT授業も組み込み、生徒たちが主体的に授業に臨む工夫がちりばめられている。そして何よりも、生徒も先生も授業を楽しんでいる姿がとても印象的である。にぎやかな声があちこちの教室から飛び交う活気に満ち溢れた授業は、是非一度、実際に見てほしいと思う。