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ミライ教育Watching第2回「東京家政学院中学校」

東京家政学院中学校では、誰もが「主役」になれます。

答えのない世界・未来にむけて、先進的な教育に取り組んでいる私学を紹介するミライ教育Watching。第2回は「東京家政学院中学校」です。東京家政学院中学校は、市ヶ谷駅・半蔵門駅・九段下駅から徒歩10分以内です。

【ミライ教育①】「社会で活躍する女性」の育成

個性×共感=社会力

誰もが主役になれる東京家政学院での1日1日が人を想い、行動につながる翼を育みます。他人を思いやる心を持つことで自分自身の力を高め、ともに行動する勇気を持ったとき、華やかに社会へ羽ばたいていくことが目的です。創立者である大江スミはそんな願いをこめて、建学の精神をKVAと名付けています。東京家政学院では、みんなを認め合う和やかな学校生活の中で、「社会力」を身につけることができます。

知【Knowledge】 物事を深く知り、考え、判断する能力

徳【Virtue】 他者を思いやる女性としての品性

技【Art】 知識を実社会で活用する能力

【ミライ教育②】少人数制による多彩なコース

東京家政学院中学校では、6年間の成長プログラムがあります。

中1・中2では共通授業を実施します。英語と数学に関しては、習熟度別授業を導入し、きめ細やかな指導を実践しています。また、生徒が「主役」となり取り組むアクティブラーニングでは、一人1台のタブレットを活用しています。中3・高1では「リベラルアーツコース」「アドバンスコース」を選択します。高2・高3では目指す分野につながる「リベラルアーツ文系コース」「リベラルアーツ理系コース」「家政・児童進学コース」「管理栄養進学コース」「アドバンスト文系コース」「アドバンスト理系コース」を選択します。

【ミライ教育③】キャリア教育プログラム

東京家政学院中学校は、中1から高2までSDGsを探究テーマとして活動しています。「世界を考え、足下から行動する」を合言葉に、学年が進むごとに学校から地域へと、活動フィールドを広げていきます。社会や大人とのつながりを通じて、社会で必要とされる能力や資質を育む「SDGsプログラム」を、キャリア教育の一環として位置づけています。

中学1・2年生では「ポスタビ」を実施します。縦割りチームを作って千代田区内の企業や社会人に取材し、働く思いや地域への愛着を掘り起こしてポスターを制作します。この体験を通して生徒が自分自身のキャリアモデルをイメージし、中学1年生はフォロワーシップ、中学2年生はリーダーシップを身につけます。中学3年生では「SDGsクリエイティブプロジェクト」を実施します。SDGsローカルアクションへの取り組みをしている企業や人にスポットを当てて取材します。取材後は人物を題材にした記事を作り、プレゼン発表を行います。最終的には動画素材にまとめ、外部のコンテストへの出品を目指します。よりよい社会を実現するための行動を発信します。

高校1年生では「SDGsエキスパート探究」を実施します。中学時代の「体験的」な活動をもとに、SDGsの17の目標を、家政学(衣・食・住)と関連づけて専門的に深く掘り下げる探究活動をしていきます。また、「CAS(Career Axis Support)プログラム」を実施します。働く社会人を学校に招いて意見交換を行います。普段、生徒が顔を合わせている保護者や教員ではなく、働く社会人との対話を通して自分のキャリアの「軸」をつくるきっかけになります。高校2年生では「SDGsジクソー探究」を実施します。グループを作り、 高校1年生での「エキスパート探究」活動で得られた専門的な成果をそれぞれが持ち寄って自由にテーマを設定し、論文作成に挑みます。担任の他にゼミ担当教員が探究活動をサポートします。

全学年が参加する「全校プレゼン大会(GPA)」を実施、1年間の探究活動の成果を報告します。基本的な発表スキルを体験的に身につけながら、視野を広げ、答えのない問いに向き合う機会を全体生徒で共有します。

【ミライ教育④】キャリア教育につながる中学入試

東京家政学院中学校では、キャリア教育としてアクティブラーニング形式の探究学習が展開されています。また、このキャリア教育につながる中学入試「フードデザイン入試」「SDGs入試」「プレゼン入試」を実施しています。発表や話し合いがしっかりできる受験生におすすめの入試です。

「フードデザイン入試」は、受験生同士で意見を出し合う家庭科のアクティブラーニング入試です。生活にかかせない食生活をテーマに小学校の家庭科の教科書の食の分野を出題範囲として実施します。個人ワークとして、いつも見ているもの対して疑問を持つ力を表現してもらいます。その後、受験生同士でしっかりと意見を交換し発表を評価します。

「フードデザイン入試」の詳細はこちら▼



「SDGs入試」は、SDGsに関する題材を通して自分がどう思ったかを表現する入試です。前半は、受験生同士で意見を交換したり話し合ったりします。後半は、まとめとしてワークシートに記入したり発表したりします。身の回りで起きている出来事に興味を持ち発表する力を表現していただきます。わかったかどうかではなく、話し合いをする姿勢を評価します。

「SDGs入試」の詳細はコチラ▼



「プレゼン入試」は、学力テスト1科とプレゼンテーションをする入試です。学力テストは、国語または算数どちらか1科を選択して受験します。プレゼンテーションは自己PRとなります。小学生時代にがんばってきたこと、意欲的に取り組んできたこと等を活動報告書に事前にまとめ提出、受験日にプレゼンテーションをします。発表形式は問わず、自分なりの方法で発表します。動画などの活用も可能です。

【ミライ教育⑤】誰もが「主役」になれる中学入試

東京家政学院中学校は、誰もが「主役」になれる多様な入試形式を導入しています。得意な科目や才能に合った入試を選べることは、入学を強く望む受験生にとって大きなチャンスになります。

「適性検査型入試」は、九段中等教育学校を意識した出題です。適性検査1が国語、適性検査2が社会と数学的な視点を取り入れた問題、適性検査3が理科と数学的な視点を取り入れた問題で、九段中等教育学校を意識した問題となっています。2018年度東京家政学院中学校の点字を扱った問題とほぼ同じ着眼点の問題が、2021年度の九段中等教育学校でも出題されました。九段中等教育学校を受験される方には、おすすめの入試です。

「得意科目選択入試」は、得意の2科や得意の1科を選択してのぞむ入試です。英語は英検3級以上は筆記・面接免除、英検4級と5級は当日の試験の点数と資格点の上位の点数を合否・特待判定に利用します。自分の得意を活かしたい受験生におすすめの入試です。

「英語資格入試」は、英検の取得級に応じて得点化される入試です。2月1日午前、2月2日午前は、英語と国語の入試です。英語の筆記試験と面接試験は免除となります。2月2日午後、2月5日は、英語の筆記試験を免除、面接試験のみ実施となります。

また、優遇制度があります。【複数回受験優遇】として、同一科目の最高点を合格判定点とします。また、【英検優遇】として、英検の取得級に応じて得点化します。(英検3級以上:100点、英検4級:80点、英検5級:70点)

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