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ミライ教育Watching第3回「目白研心中学校」

答えのない世界・未来にむけて、先進的な教育に取り組んでいる私学を紹介するミライ教育Watching第3回は「目白研心中学校」です。

【ミライ教育①】本物のグローバル教育の実現

昨今、私学といえば「グローバル」の印象があると思うが、目白研心中学校・高等学校のグローバル教育は他校とは少し異なっている。真のグローバル人育成のために、英語教育、国際交流や充実した留学制度と併せて日本語による「グローバル教育」を実践。中1から週7時間の英語の授業で、英語を道具として世界と対話するためにの必要な力を習得でき、また英語での発言を恐れず、自分の意思をしっかり伝えられるようになる教育を目指している。生徒たちが、他者との協働の学びから新しい価値観の発見や新たな知的世界を拓いていく喜びを体験できるよう、カナダ・イギリスなど20校以上ある姉妹校と提携を結び、留学制度も充実している。高校2年生では、修学旅行で世界各国の人が集まる台湾に行き、生徒一人ひとりが地球規模での多様性を理解できる、本物の「グローバル」を体験することができる。目白研心のグローバル教育は、他者との協働の学びを通じて「共に生きる」姿勢も育むことのできる真の「グローバル教育」と言えるだろう。

【ミライ教育②】最大限の学習効果を生み出すキーワード「選択」

目白研心では、タブレットを活用した授業も魅力的だ。今回、数学の授業を見学させてもらったのだが、その活用方法には驚いた。まず授業開始10分間は、目白研心の導入している「すらら」というシステムを利用し、黙々と課題に織り組む。実際にやっている画面を覗くと、生徒一人ひとり実施している単元はそれぞれ異なっており、数学の得意な生徒は応用問題を、逆に数学の苦手な生徒は基礎から何度も復習していた。

また、授業のスタイルも興味深く、紙では理解しづらい立体の体積の求め方を、動画を使用し生徒たちにわかりやすく説明したと思えば、教科書とノートを使って問題演習を実施。計算を書く媒体も、タブレットを使用している生徒もいれば、ノートに計算をしている生徒もいて、一人ひとりの個性や得意に合わせて自ら学びの手段・道具を選択できていた。タブレットを使うということを目的とするのではなく、数学をわかりやすく、楽しく、そして主体的に学ぶために“タブレットを活用する”ということに重きを置いていたのだ。教育現場でのICT化が急速に進んだ一方、残念ながらICTを使うことだけが目的化されている場面も多々見かける。しかし目白研心ではICTを本質的にフル活用することで、生徒一人ひとりに合った学習環境を実現させていたところに、目白研心の教育に対する本気を感じた。

【ミライ教育③】自信がつく6年間

目白研心では「自己肯定力」を非常に大切にしている。困難なことに立ち向かう時、「自分ならできる」という自信を持っていることがとても重要で、褒められたり、認められたりという経験が自信をつけ、自己肯定力を高めることにつながると考え、中学のうちは「二人担任制」をとり、褒めるタイミングを見逃さないようにしている。また、「自己肯定力を向上するためには、何より経験が必要だ。」と目白研心校長、松下先生は語る。そのため中高6年間の間で様々な体験ができる行事を用意し、その経験の中で生徒たちの自己肯定力を育んでいる。

【ミライ教育④】問題発見・課題解決力

これからの社会に必要な力「問題発見・課題解決力」。社会の変化が激しい今日において、これまでの価値観やこれまで「正解」とされてきたものが揺らいできている。 学校教育の中では、「答え」「正解」が用意されていることが多いものだが、社会に出ると、「答え」や「正解」が用意されていることは多くない。それどころか、自分自身で「問題」を発見することが求められる。目白研心では、情報を収集・分析して問題を発見し、解決する力を6年間で身につけ社会に出られるように、「セルフマネージメントノート」を導入。日々の学習を記録し、自ら日々の気づきや目標・計画を立て実行し、細かく振り返ることで、日々問題発見・解決力を身につけることができている。目白研心の教育は、問題・課題の発見から、その解決方法を自ら考える力も育んでいる。

【ミライ教育⑤】生徒に寄り添い、共に歩む教師陣

目白研心生徒たちが「なぜ?」という疑問をぶつけてきた時も、数学の齋藤先生は、すぐに答えを伝えることはなく、「なぜだと思う?」と必ず生徒に考えさせ、またその考えにしっかり耳を傾け、対話していた。また、授業の際に生徒たちから出た疑問の中に、高校生以上にならないとわからない問題があった。しかしその問題を「高校生になったらやるから」と言うことは一切なく、その次の授業で数式の資料を準備し、中学生がわかるよう噛み砕きながら一緒に考え取り組んでいた姿には本当に感動した。生徒たちの何気ない問いにもしっかり向き合っているからこそ、生徒たちの学びに対する意欲が向上し、興味関心を持つことができるのだろう。

【ミライ教育⑥】他校にはない充実した学習支援

目白研心では、学習支援も充実している。英数国の3科目の基礎分野については、朝、確認テストを実施し、終礼でテストは返却。必要な生徒には、補習やチューターによる指導で、確実に理解して1日を終えるようにしている。さらに、放課後、プリント学習や映像講座により予習、復習、問題演習、大学受験対策を実施。事前に計画を立て、それに則って学習を進めていくことで、予備校に行かずとも学校内で学習が完結するような仕組み作りをしている。また、部活動に励む生徒たちの中で、希望者は中学生は19時、高校生は20時まで、チューターが常駐する学習支援センターにて学習も可能で、塾や予備校への移動なく学校で学べる環境を整えている。

【ミライ教育⑦】笑顔絶えない学校生活

今回目白研心の取材に行き、特に印象的だったのは、通っている生徒たちがとても元気で、とにかくいきいきとしていた事だった。先生と生徒の距離感が非常に近く、何でも相談できそうな雰囲気や、生徒同士も男女関係なくコミュニケーションをとっており、アットホームな空気感が学園全体に漂っていた。学校にいる時間が何よりも長い6年間だからこそ、笑顔で毎日学校生活を過ごせる目白研心は、未来を担う子供たちにとって素晴らしい環境と言えるだろう。

【ミライ教育⑧】一人ひとりを活かせる中学入試

適性検査型入試:適性検査Ⅰ・ⅡまたはⅠ・Ⅱ・Ⅲ各45分(各100点)の選択制です。富士・大泉の受験生にお勧めで、こちらの勉強をしていれば対策は不要となります。

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英語スピーチ入試:英語はもちろん、すべての教科・課外活動・学校行事において、主体的に学び、多様な文化を持つ他者と協働する意欲がある生徒を受け入れるための入試です。

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算数特別入試:計算力問題50題・思考力問題の2コマの試験です。難しいだけの算数の問題は出題しません。下記の詳細からサンプル問題をぜひ確認してみてください。

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次世代スキル入試:変化の大きい未来の作り手として、自分の力を信じ、次世代を牽引するための挑戦をするために、必要な資質を持つ生徒にきてほしいと思い始めた入試です。学力試験では測れない受験生の可能性を図るため、与えられたテーマに対して、自分で考えて自分の言葉で表現すると同時に、グループワークで各々の考えを受容し、最後に試験を振り返り自己評価する入試です。

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英語資格入試:英検の資格(取得している級)の換算点と国語の筆記試験(50分/100点)との合計点で判定します。英検の資格は、4級:60点、3級:70点、準2級以上:80点に換算します。2級以上の生徒は判定の場合に有利となります。(英検以外の資格については要相談です。CEFRの対照表に基づき換算します)当日は国語の筆記試験のみで、英語の筆記試験は行ないません。国語の筆記試験の問題は、同時間に行われる2科入試の国語の問題と同じです。

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