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受験情報ブログ

自らの成長を実感し、未来を豊かに拓く『昭和学院秀英中学校高等学校』

『明朗謙虚』『勤勉向上』を校訓にかかげる昭和学院秀英中学校(千葉県千葉市美浜区 )をご紹介いたします。
・JR総武線「幕張駅」南口より 徒歩15分
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明朗謙虚 勤勉向上

石坂康倫(いしざかやすとも)校長に、建学の精神と教育への思いをお話いただきました。

「昭和学院秀英の建学の精神は、『明朗謙虚』『勤勉向上』です。また、この精神が本校の校訓となっています。いつも心が明るくて謙虚さを大事にすること、勉学に励み確かな学力を身につけるとともに学びを通して人間的に成長することを意味しています。

この校訓の中には次の願いがこめられています。それは、この校訓のもとに人の役に立てる人間、社会に貢献できる人間になってほしいということです。生徒の皆さんにそのようになってもらうために、昭和学院秀英中学校高等学校では、主に以下の6点を行います。1)思考力判断力表現力を身につける授業の実施、2)異文化理解と英語力を身につけるプログラムの展開、3)自ら課題を発見しその課題を解決する意欲と能力を育成する授業と様々な学校行事の実施、4)キャリア教育いわゆる生き方教育を視野に入れた進路指導、5)豊かな心を育むための教育活動、6)社会貢献への意識と倫理観の醸成です。

学びは私たちがより良く生きるためにあるのだと私は常々考えています。わかりやすく言えば、幸せになる、そのために学ぶのです。このことは決して自分だけが良ければいいという考え方ではなく、人のために役立つことができる自分、社会に貢献できる自分になることによって、自分自身が幸せを手に入れられるということを意味しています。昭和学院秀英においてもそのことを念頭に置きながら建学の精神のもとに教育活動を行います。昭和学院秀英で中学校生活を送ることができて良かった、昭和学院秀英で高校生活を送ることができて良かったと必ず思ってもらえるよう努めております。」

昭和秀英の6カ年教育

昭和学院秀英中学校高等学校の6年間は、クラス替えは毎年あり担任も変わりますが、主な学年スタッフは6ヵ年の持ち上がりとなるのが特徴です。したがって、生徒と教員の距離が非常に近く、非常にアットホームな雰囲気があります。

学校生活を謳歌するとともに学習面でも一層充実させる教育を実践しています。。例えば、高校生はクラスの人数が学年によって異なっていました。少ない学年では一クラスが30人以下になったりしています。行事などを含め学校生活をより一層充実させるためには40人くらいが適していると考え、2023年度からは一クラスの人数を基本的に40人としていくとのことです。また、これまでは昭和学院秀英中学校からの内部進学生と高校からの入学生は別クラスにしていました。2023年度からは、生徒が互いに刺激し合い切磋琢磨するために混合クラスにしていきます。

昭和学院秀英中学校高等学校では、6年間を大きく3段階にわけています。1)基本的な生活、学習習慣を確立する中学1年・中学2年、2)精神的な成長を遂げる中学3年・高校1年、3)志望進路の実現に向けてさらに精進する高校2年・高校3年です。

学校ホームページ

3D学校施設紹介

生活・学習習慣の確立

中学1年・中学2年では、まず「生活・学習習慣の確立」をはかっていきます。

昭和学院秀英の英語・数学の授業進度は早く内容的にもレベルが高いです。そのため予習や復習がかかすことができません。また、ほとんどの教科で定期的に小テストを実施するため、日々の課題にむけて生徒自身で予定をたてて勉強をしていきます。定期テストの勉強についても、テスト日から逆算をしてどういう予定で復習をしてよいのかを考え勉強に取り組んでいきます。テスト1週間前から部活動は休みになりますが、1週間前から復習を始めたのでは到底間に合わない範囲と内容とのことです。したがって、授業も自主勉強も言われて勉強するのではなく自ら理解し学ぼうとする主体性が重要となり、昭和学院秀英では、主体的に学ぶ姿勢を確立できるよう日々指導がされています。

昭和学院秀英の生徒は、朝、登校してからの時間も有効活用しています。朝のホームルームは8時15分からですが、生徒は8時に登校し、15分間集中して課題に取り組みます。授業が始まる前の時間に、静かに集中した時間を過ごすことで、良い形で1日のスタートを切ることが目的です。また、朝に勉強するという習慣をスムーズに身に付けることができます。


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昭和学院秀英では、普段の授業以外に講習があります。指名制の補習と希望制の補習どちらも開講されています。2022年の中学1年では、数学と英語で放課後に発展的な内容の希望制補習を開講しているとのことです。ちなみに、補習は部活動よりも優先になり、生徒たちは普段の部活動と両立できるよう、自ら考えスケジュールを立てて受講しています。定期テストや小テストで成績が奮わなければ、部活動より優先にする指名制補習があります。このことで、弱点を効果的に補強し、圧倒的な基礎学力を身につけます。また、長期休暇中にも講習を実施しており、生活リズムを崩さず、定着をはかります。


昭和学院秀英では、部活と勉強の両立がしっかりできる環境があります。部・同好会の加入率は90%を超えています。その理由として、部・同好会の数の多さがあるとのことです。自分の好きなことや得意なことにあわせて選ぶことができることが、両立につながっています。また、平日は18時、土曜は17時完全下校となり、部・同好会の活動時間が超過しないということも加入率の高さの理由となっています。休日の活動は、大会など特殊な場合を除くと、活動したとしても原則半日と決まっています。したがって、部活と勉強の両立しやすい環境があるということです。

昭和学院秀英の生徒は、明るく穏やかな気質の生徒が多いとのことです。新しい仲間をつくっていく中で失敗を経験することもありますが、中学では普段の学校生活の中で、ホームルームや道徳の時間を通じて、日常生活やネット上での友人との言葉のやり取りなどを考える時間を積極的につくり、自分と他社の違いをみとめ、仲間の考えや存在を尊重する大切さを共有しています。また、スクールカウンセラーは週2回在中し、生徒も保護者の方も利用できる環境がります。担任をはじめとする学年スタッフや部活動顧問、養護教諭やカウンセラーの間で、常に生徒についての情報を共有し、適切な指導フォローをしています。そのことで、生徒一人ひとりにとって居心地の良い場所になるということです。

精神的な成長

中学3年・高校1年では、まず「精神的な成長」を遂げていきます。

昭和学院秀英の中学3年・高校1年は、行事の運営や部活動などで学校の要として重要な役割を果たしています。特に中学3年は、中学校の最高学年として中学校の行事全般において主導的な役割を果たすことで、リーダーシップや責任感を養い、精神的にも大きく成長します。そして、この精神的成長は、学力の向上にもつながっていくとのことです。

また、進路について考える機会も多くなるのが中学3年・高校1年です。昭和学院秀英では、卒業生に協力を依頼、大学の見学会や卒業生による座談会を行っています。教員によるガイダンスも行われて、生徒たちは自分の将来について考えていきます。

志望進路の実現にむけて

高校2年・高校3年は、「志望進路の実現にむけて」さらに精進していきます。

昭和学院秀英では、多くの生徒が大学受験にむけて切り替わるのは、概ね高校2年の夏の文化祭後になります。昭和学院秀英の生徒の志望校は難関大学が多いです。ただし、勉強ばかりになるのではなく、部・同好会活動も最後までしっかり取り組むのが特徴です。傾向として、部・同好会活動を最後までやり切った生徒、学生生活を全力で楽しんだバイタリティのある生徒が受験でも良い結果をだしているとのことです。部・同好会の引退時期はまちまちではありますが、高校3年生は後輩たちに引き継ぎ、受験勉強に全身全霊をかけるようになります。学校の授業後に講習を受け、自習に励むという生活が基本になっています。

完全下校時刻の6時以降、午後8時まで高校生は図書館で自習をすることができます。高校3年生だけでなく部活を終えた高校1年生・高校2年生も頻繁に利用しています。このような環境や周囲の雰囲気によって刺激され、学年があがるにつれて、自然と大学受験へと気持ちが切り替わっていくのが、昭和学院秀英ならではあり、学ぶ意識が高い生徒が多い要因といえます。今後、自習室を図書館2階以外にも新たに2教室または3教室設置して自発的な学習を推進していく予定です。

高校3年の講習では教科科目ごとに講座を開設、例年70~80種類の講座数となっています。大学受験対策以外にも英語資格試験対策の講座もあり、新しい大学受験の形式にも対応しています。

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また、生徒一人ひとりのニーズにあわせた個別の対応も実施しています。記述問題や志望理由書などの添削指導、面接試験の練習など手厚くサポートしています。

進路指導室は、生徒がいつでも相談しやすい環境です。生徒一人ひとりに親身になり、志望進路に導いていきます。

充実している行事・プログラム


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昭和学院秀英では、学年ごとに校外学習を実施しています。また、最大の学校行事は、なんといっても文化祭です。昭和学院秀英の文化祭は、「雄飛祭」と呼ばれています。学年やクラス、部活、雄志など参加単位はさまざまで、全校あげて盛り上がるビッグイベントといえます。

スポーツに関する行事は、中学校では体育祭、高校ではスポーツ大会とわかれています。中学校にてクラス対抗で実施してきた合唱コンクールは、2023年度からは高校1・2年生も実施する予定です。

文化講演会や芸術鑑賞会も行っています。文化講演会では、各界の著名な方々をお呼びし生徒に講演していただいています。これまで、弁護士の山口真由さんや宇宙飛行士の山崎尚子さんなどをお招き、実施しています。また、各学年で福祉後援会を実施、盲導犬について理解を深める講演を聞くなどしています。様々な講演会や鑑賞会を通して見聞を広め、豊かな人間性を養うことができるということです。



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昭和学院秀英独自の語学研修プログラムは多彩です。中学3年夏休み約20日間、自然豊かで大変落ち着いた過ごしやすい地域であるアメリカのワシントン州スポケーン市にてホームステイの語学研修を実施しています。高校では希望制です。アメリカのケネディスペースセンタープログラムやマサチューセッツ工科大学などを訪問、最先端の科学技術にふれ視野を広げることができるボストンNASA研修などがあります。また、神田外語大学と連携して具体案を作成。高校1年生では、これまでのワシントン州ではなくて、アメリカのオレゴン州ポートランドとカナダのビクトリア・バンクーバーでの海外研修に変更する予定です。