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受験情報ブログ

【国本女子中学校・高等学校】Progression of Globalization

my SPECIAL ONE(2023年8月発行・高校受験情報誌)連携記事

国本女子中学校・高等学校(東京都世田谷区)は、「Progression of Globalization」中高6年間のグローバル一貫教育校(高校募集あり)として豊かな情操を育む教育をしています。今回は、高校の取り組み「ダブルディプロマ(DD)コース」を中心にご紹介いたします。

my SPECIAL ONE(2023年8月発行)

首都圏模試センターが発行する『my SPECIAL ONE』のコンセプトは、キミの“スペシャル”になる学校がきっと見つかる、じっくり知る、じっくり選べる高校受験情報誌です。高校受験において、受験する学校を割り振られてしまう現在の進路指導(入試システム)のもとでは、自分にとってベストの選択肢を探しにくい状況が生まれているのが現状です。先進的でユニークな“ 希望の私立中学校・高等学校 ”の存在を、本誌では多くの高校受験生と保護者にお伝えしたいと思います。今回の記事についても、この情報誌と連携しております。ぜひ、ご期待ください。

(写真)『my SPECIAL ONE』2022年版表紙

国本女子とは

国本女子では、「社会で自分の役割を意識し、活躍できる自立した女性」を育成します。高等学校では「自分を知り、未来を拓く」ため、以下の2コース制を実施しています。この2コース共通の目標は、より複雑化する21世紀において、豊かな情操を持ち、持続可能な社会に貢献する人材の育成です。


総合進学コース

授業や部活動、行事などを通して多くのことを学び、多様な人間関係の中で、社会性を培ってきた経験を土台に、「自律」と「自立」の両立を目指します。目標とする進学先は、GMARCH、中堅大学もしくは、生徒一人ひとりの専門性に適する大学(看護医療・教育・体育・美術・音楽などの分野)となります。



ダブルディプロマ(DD)コース

海外留学することなく、日本とカナダ・アルバータ州の両方の高校卒業資格取得を目指すコースです。教育レベルの高いカナダ・アルバータ州の授業が中心となるため、高い英語力が必須となります。高校1年スタート時にCEFR B1(英検2級、TOEFL Junior745)以上がひとつ目安となります。英語力に優れた帰国生の学びにも適した環境です。目標とする進学先は、国内では早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、国際基督教大学をはじめとする難関大学です。海外ではThe University of British Columbia ,University of Albertaなど、カナダの大学を中心とした世界各地の大学となります。


カナダに留学しているのと同じ学習環境を実現!

ダブルディプロマ(DD)コースでは、教育レベルの高いカナダ・アルバータ州の授業を「通常授業」として受けられます。そして日本とカナダ・アルバータ州の両方の高校卒業資格を国内にいながらにして得られるのが「ダブルディプロマ(DD)」です。国本女子高等学校だけでなく、同じ校舎内にある「Kunimoto Alberta International School(KAIS)」の生徒として、2つの高校卒業資格取得を目指すことになります。 カナダに留学することなく、日本にいながらにして、カナダの高校卒業資格を取得することが可能です。2023年4月に国本女子高等学校とKAISが連結しました。1期生である現高校1年生は9名在籍しており、中学校からの内部進学生が5名、高校からの入学生が4名となっています。



日本初カナダAlberta州教育省提携 グローバル一貫教育校

カナダ・アルバータ州はPISA(国際学力到達度調査)でもカナダ州別1位、世界でも最上位レベルの好成績を挙げている教育先進地域です。国本学園と提携したアルバータ州教育省には、アルバータ州の優れた教育を海外に広めるための、Alberta Accredited International School (アルバータ州認定海外校)という制度があります。現在は中国本土、香港、マカオ、メキシコ、UAEなどの中東地域、カンボジアなど世界各地に14校ありますが、2020年の春、日本で初めてこのAlberta Accredited International Schoolの仲間となったのが、Kunimoto Alberta International School(KAIS)とです。

KAIS に在籍し、必要な単位を取得後、卒業試験に合格することで、カナダ・アルバータ州教育省からAlberta High School Diplomaが授与されます。日本の高校教育課程も同時進行で行われ、卒業時には、日本の高校卒業証書授与と合わせて「ダブルディプロマ取得」が可能です。

アルバータ州認定教員

KAISの教員は全員アルバータ州認定教員で、2023年4月時点で3名が在職しています。English Language Arts, Mathematics, Science, Social Studiesなどの教科指導はもちろん、ホームルームや行事、放課後のクラブ活動まで、学校生活を生徒とともに過ごします。KAIS職員室には多くの生徒が訪れ、活きた英語に毎日触れています。

北米型教育×日本の教育

アルバータ州認定教員によって北米型の教育が行われ、生徒たちは英語による教科学習活動を通して、知識を応用し問題を解決する思考力、ペアやグループで他者と協働する力、テクノロジーの活用力、発信型のコミュニケーション力を身につけます。日本語でも授業が行われ、国語(古典を含む)や茶道といった日本文化を学ぶバイリンガル教育を行っています。生徒たちは、母語と母文化に関する学びによって育む健やかなアイデンティティを基軸に、多様な価値観を認め、複眼的な視点を持てる人となります。卒業とともに得られるのは、ハイレベルな英語力のみならず、21世紀のグローバル社会で活躍できるという自信も身につけることができます。

豊富なKAISの授業教材

KAISにはアルバータ州教育省が開発し州内の教員が使っている豊富な教材のデータバンクがあり、そこから生徒たちの教科学習のニーズに合ったものを選定して活用しています。学習成果は、多角的に綿密に組まれた基準に照らして評価されています。

帰国生の皆様へ

帰国生に対しては、英語力や国際感覚、自立性など海外で培った特性をさらに伸ばすことを基本としています。英語の授業はネイティブ主体のレベル別クラス編成。その他の教科についても、日々の授業のフォローはもちろん、得意科目を伸ばすきめ細かい指導を行います。また、海外経験豊かな教員が、帰国生一人ひとりの学校生活を見守ります。

※帰国生は随時募集を行っております。

~ルカ・パチュエリ氏講演会&ダンス交流会~

2022年11月21日(月)国本女子中学校・高等学校にて、カナダ人ブレイクダンサーのLuca “Lazylegz” Patuelli(ルカ・"レイジーレグ"・パチュエリ)氏の講演会とダンス交流会を開催しました。“Lazylegs”は「怠け者の脚」という意味で、彼のダンサー名です。

パチュエリ氏は足に先天性の筋肉障害を持って生まれました。足の手術を何度も行いながらも、彼は様々なスポーツに挑戦し続けました。“Your first failure is not to try.” 「最初の失敗は挑戦しないことだ。」彼が子どものころに父親に言われて最も心に響いた言葉です。「言い訳な~し!限界な~し!」を体現し続ける彼の話(本校の英語教員による同時通訳)に高揚し、彼のリードによるブレイクダンスを全員でチャレンジして楽しい時を過ごしました。



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