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受験情報ブログ

【新渡戸文化中学校・高等学校】一人ひとりの「やりたい」を本物とつなげるスタディツアー

my SPECIAL ONE(2023年8月発行・高校受験情報誌)連携記事

新渡戸文化中学校高等学校(東京都中野区・共学校)は、「HappinessCreatorの育成」「自律学習者を育てる」を軸に教育を展開しています。今回は、高等学校の3つのコースやスタディツアーを中心にご紹介いたします。


【写真】どこでも「教室」になる授業の様子

my SPECIAL ONE(2023年8月発行)

首都圏模試センターが発行する『my SPECIAL ONE』のコンセプトは、キミの“スペシャル”になる学校がきっと見つかる、じっくり知る、じっくり選べる高校受験情報誌です。高校受験において、受験する学校を割り振られてしまう現在の進路指導(入試システム)のもとでは、自分にとってベストの選択肢を探しにくい状況が生まれているのが現状です。先進的でユニークな“ 希望の私立中学校・高等学校 ”の存在を、本誌では多くの高校受験生と保護者にお伝えしたいと思います。今回の記事についても、この情報誌と連携しております。ぜひ、ご期待ください。

(写真)『my SPECIAL ONE』2022年版表紙

新渡戸文化とは 

Happiness Creatorの育成


新渡戸文化中学校・高等学校には、自分だけでなく社会の幸せも生み出すHappiness Creator(しあわせ創造者)という最上位目標、”育てたい生徒像”があります。

不安定な未来を生き抜くための基礎力を養う教科学習(Core Learning)は、AI等を用いて個別最適化されており、それぞれの120%を目指しています。また、教科を横断した広い視野で物事を捉える力を養う教科横断授業(Cross Curriculum)は、「好きなこと」や「自分の関心」から始まる探究学習として、毎週水曜日、丸一日を使って実施しています。そういった学びがさらに発展した学びがチャレンジ設定学習(Challenge Based Learning)で、新渡戸文化の生徒たちはそれぞれの学びや問いから始まる社会課題に挑戦しています。これらの頭文字をとった新渡戸の3Cカリキュラムは、Happiness Creatorを目指した生涯にわたって学び続ける「自律型学習者」を育てる独特なカリキュラムといえるでしょう。

3つのコンピテンシーと4つのハピネスマインド


コンピテンシーとは、繰り返し経験を積み重ねることで身につけることができる力です。新渡戸文化中学校・高等学校では「自らコントロールする」「他者とつながる」「新しい価値を創造する」という3つのコンピテンシーを掲げています。さらに、6つの具体的な力を示し、全ての授業の目的がこのコンピテンシーを育てることに繋がっています。

また、全ての生徒が取り残されることなく学べる「心理的安全性」を高めるために、4つのハピネスマインドを大切にしています。生徒たちが自分らしく、今の自分を肯定し、できないことを可能性と感じながら、「ありがとう」を生み出すために「やってみよう」と学び出す。これが全ての教育活動でチャレンジを生み出す土台となっているといえるでしょう。

高校 3つのコース

「本物」が充実した学習環境 自分のやりたいことをとことん極めるための3つのコース。 3つのコースを支える3Cカリキュラムは、実習・体験・フィールドワークといった「本物」を軸にした教育活動を提供しています。


探究進学コース

一人ひとりの 「やりたい」や「好き」 を重視し、教科と実社会をつなげる授業が1年次から展開されます。併設する臨床検査学科の広大連携授業や、地方病院でインターンなどの医療系体験、企業等との連携プロジェクト活動が豊富にあり、医療系・理系・文系に広がる学びが充実しています。新渡戸の探究進学コースにしかできない「体験と出会い」により、進路面ではどこよりも強い総合型選抜への対応をはじめ、少人数を生かしたきめ細やかなサポートで一般入試も含めた幅広い入試への対応を実現させています。


フードデザインコース

食べることは生きること。生命を維持することはもとより、おいしい食事を食べたり、先人が残してきた食文化に触れたりすることで、心が豊かになります。フードデザインコースでは、調理技術を 向上させることはもちろん、餅つきや行事食の調理などの実習を通じて「生きる」をつくる能力を養います。おいしい料理を作って食べるだけでは、本当の意味での豊かさは得られません。食を取り巻くさまざまな問題についても考え、将来にわたって幅広い分野で活躍できる人材を育てます。



美術コース

美術・デザインを基礎から学び、その幅広い表現の中から自分に合った領域を見つけます。さらに横断的な学びを取り入れることにより、多角的な視点を持って制作に取り組みます。その経験は素晴らしい自分を発見することとなるでしょう。美術を通して自分を表現することは、これからの社会で求められる発信力・コミュニケーション力にもつながります。 卒業後は美大のみならず、培った教養、磨かれた感性を生かし、それぞれの分野で活躍します。


一人ひとりの「やりたい」を本物とつなげるスタディツアー

新渡戸文化では、一人ひとりの 「やりたい」や「好き」 を重視し、教科と実社会をつなげる授業が展開されます。併設する臨床検査学科の高大連携授業や、地方病院でインターンなどの医療系体験、企業等との連携プロジェクト活動などが豊富にあり、医療系・理系・文系に広がる学びが充実しています。また、一般的な学校の行事では修学旅行で観光地などを回りますが、新渡戸文化のスタディツアーでは、観光地には行かずに、地球の様々な現地で多くの現実や社会課題を見てリアルに経験をします。

【写真】スタディツアーの様子(志摩市民病院の実習)

「教えて!スタディツアー」生徒インタビュー


Q.新渡戸文化に入学した理由を教えてください。

・スタディツアーなどを通じて「本物」の職業や社会の仕組みを学ぶことができることに惹かれ、入学しました。(高1男子)

・学校説明会に参加した際に、自由な校風を感じたことがきっかけでした。(高3男子)

・探究に没頭できる水曜のクロスカリキュラムやテストの形式に魅力を感じ、決めました。(高3女子)

・学校説明会で新渡戸文化の先生から「100人の大人と話すことができる」という言葉をきいて、自分の価値観を変えるチャンスと思い、入学しました。(高3女子)


Q.今まで参加したスタディツアーで印象にのこっているエピソードを教えてください。

・高1の夏に行った三重県二木島での体験です。少子高齢化の現実を目の当たりにして、社会課題について意識するようになりました。(高3男子)

・さまざまな映像作品をつくることを目的にスタディツアーに参加しています。(高3男子)

・同じ場所に複数いくことも重要だと思います。1回目と2回目では感じ方やモノの見方が変わり、学べることが多くなります。(高3女子)

・現地に行って大人と繋がることが大切です。東京の問題解決方法がスタディツアーの訪問先でみつかったり、反対にスタディツアーの訪問先の問題解決方法が自分たちのアイデアが役立ったりします。スタディツアーの前よりスタディツアーの後の取り組みが重要だと思います。(高3男子)

・学校プロジェクトを立ち上げて、廃校の活用を考え行動しました。プロジェクションマッピングや展示するなど住民が集まることができる空間づくりのアイデアを様々の提案をしました。(高3女子)

・新渡戸文化高校と愛知県足助高校がお互いの街でそれぞれスタディツアーをつくって交流しています。足助高校の皆さんに参加いただいた東京スタディツアー(※写真参照)を実施するにあたり、ゼロから社会と連携するプログラムをつくることが難しかったですが、チャレンジできて価値観が変わるきっかけになりました。(高3女子)


はじめて参加するスタディツアーにむけて準備していることを教えてください。

・三重県二木島に行く予定で、魚や料理が好きなので事前に調べています。また、地域の状況や海の問題などを知った上で参加できるように調べています。(高1男子)

・スタディツアーの現地に、先生がいないことが少し不安ですが、ワクワクしている自分もいます。(高1男子)



Q.スタディツアーを通じて、成長したこと、興味をもったことを教えてください。

・スタディツアーは非日常の体験ができます。そのことを通じて、日常の生活も見直すことができます。スタディツアーに参加するたびに成長を実感することができています。(高3男子)

・スタディツアーを経験したことで、自分のやりたいことが見つかりました。将来は、新渡戸文化の先生になって帰ってきたいです。(高3男子)

・人を笑顔にできる街づくりに興味をもつようになりました。(高3女子)

・今ある枠組みだけでなく、新しく創ることにチャレンジし発信していきたいです。(高3女子)


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