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文化杉並 イノベーションリーダーズコース新設

文化学園大学杉並中学・高等学校(東京都杉並区・共学校)

文化学園大学杉並中学・高等学校は、夢の実現を目指し、英語教育やSTEAM教育を重視。中間考査を廃止し、日々の学習成果を重視する進学校です。2026年より高等学校で「イノベーションリーダーズコース」を新設します。

文化学園大学杉並とは

文大杉並中学・高等学校は、生徒一人ひとりの夢の実現を目指す進学校であり、世界基準の英語教育やSTEAM教育、PBL(プロジェクト型学習)などの先進的な教育プログラムを提供しています。特に、学びの基礎・基本を徹底し、地道な知識や技能の習得を重視しています。中間考査を廃止し、毎日の授業に対する取り組みや学習成果を重視することで、生徒たちの学習意欲を高めています。また、模擬試験や英語資格・検定への取り組みを強化し、大学入試に向けた準備も充実させています。STEAM教育では、さまざまな学問領域の知識を融合させ、「より良い社会」の担い手を育成することを目指しています。これにより、文大杉並は生徒の成長を支援し、持続的な学習環境を提供しています。

新コース「イノベーションリーダーズコース」

文化学園大学杉並高等学校は、2026年度に向けて新たに「イノベーションリーダーズコース」を開設します。このコースは、未来の社会を担うリーダーを育成することを目的としており、革新的な教育プログラムを提供します。生徒たちは、社会の変革をリードするためのスキルや知識を身につけ、実践的な経験を通じて成長することが期待されています。

<教育目標>

「イノベーションリーダーズコース」の教育目標は、以下の三つの柱から成り立っています。

Innovator(生み出す):この目標は、新しいアイデアや解決策を創出する力を育むことを目的としています。生徒は創造的思考を養い、独自のアプローチで現代社会の課題に取り組む能力を身につけます。具体的には、問題解決のためのブレインストーミングやデザイン思考の手法を学び、実際のプロジェクトに応用することが求められます。

Creator(形にする):アイデアを具体的な形にするスキルを習得することに焦点を当てています。この目標を達成するために、生徒はプロトタイピングやモデリング技術を学び、アイデアを実践的に具現化する方法を習得します。これにより、創造したアイデアを実際に実行に移す力を養います。

Attractor(引き寄せる):他者を巻き込み、共に成長する力を育てることを目指しています。生徒は、チームワークやコミュニケーション能力を向上させ、他者との協力を通じて目標を達成する重要性を理解します。リーダーシップやフォロワーシップのスキルを学び、相互に支え合う関係を築くことが求められます。

これらの目標を達成するために、コースでは生徒が必要な知識、技術、価値観を習得できるように設計されています。生徒は、これらの教育目標を通じて、将来の社会で求められるリーダーシップや革新能力を身につけることが期待されています。

<カリキュラム概要>

「イノベーションリーダーズコース」のカリキュラムは、以下の三つの要素から構成されています。

基礎科目:社会の「当たり前」を学ぶための科目で、デザイン思考、サステナビリティ、AIと情報リテラシー、アントレプレナーシップなど、革新的なコンテンツが幅広く実装されます。これにより、生徒は現代社会の課題に対する理解を深め、問題解決能力を高めます。特に、デザイン思考は、ユーザー中心のアプローチを重視し、実際の課題に対して創造的な解決策を考える力を養います。

学校設定科目:実践をもとに教養を磨くための科目で、BSICEが築いた外部リソースを活用した学びが行われます。例えば、トータルメディア開発研究所や東京海洋大学との連携を通じて、実践的なスキルを身につけることができます。これにより、生徒は専門的な知識を深めるだけでなく、異なる分野の専門家との交流を通じて、視野を広げることができます。

※BSICEとは、文化学園大学杉並中学・高等学校が取り組む教育イノベーションセンター(Bunka Suginami Innovation Centre for Education)の略称です。このセンターは、従来の教育研究を現場と結びつけ、生徒の主体性と創造性を育むことを目的としています。

BSICEの詳細はコチラ

iプロジェクト:生徒の個性を高め、広げるためのプロジェクト型学習の場です。このプロジェクトでは、自らの興味や課題意識に基づいてテーマを設定し、自律的な学びを促進します。生徒は、丸一日をiプロジェクトに充てる日も設けられ、実践的な経験を重視します。このプロジェクトを通じて、学んだ知識を実際の社会問題に適用し、解決策を模索することが期待されます。

(参考)【特集記事】教育現場にイノベーションを起こす研究機関を学校に併設

<進路サポート体制>

「イノベーションリーダーズコース」では、進路サポートにも力を入れています。放課後には「英語を学ぶ会」が開催され、高校1年生には英検準2級未取得の場合、参加が必須となります。この取り組みにより、生徒は英語力を向上させ、国際的な視野を持つ人材として成長することが期待されています。また、社会人との面談制度を導入し、生徒が長期的なビジョンに基づいて進路を選択できる環境を整えています。これにより、生徒は自分の将来について具体的なイメージを持ち、目標に向かって努力することができます。さらに、安心安全な学習環境を提供し、対話的な関係作りを促進します。これにより、生徒は自分の意見を自由に表現できる環境で学ぶことができます。

「イノベーションリーダーズコース」体験会実施

2025年5月26日27日、文化学園大学杉並中学・高等学校では、2026年度に新設される「イノベーションリーダーズコース」のプレ体験として、中学3年生を対象に、株式会社 B Inc.と連携したプログラミング体験イベントを開催しました。参加したのは、探究的な学びに関心を持つ男女35名。2日間にわたり、実際に手を動かしながら、コンピュータやネットワークの仕組みを深く学びました。

使用した教材は、初心者向けのプログラミング環境「IchigoJam」と「GIGA IchigoDake」。生徒たちは、はんだ付けによるコンピュータの組み立てから始まり、照度センサーを使った計測・制御、さらにはIchigoJam同士を接続して独自の通信プロトコルを設計・体験するなど、実践的なカリキュラムに挑戦しました。

この体験を通じて、生徒たちは「自分の手でつくる」ことの面白さを実感。目に見える形で仕組みを理解することで、抽象的な概念も自然と身につきます。また、身の回りの電化製品がどのように動いているのかを考えるきっかけにもなり、日常と学びがつながる体験となりました。

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高等学校4つのコース制へ

ダブルディプロマコース:2言語2文化のもとで行われるプロジェクト型授業を通じて、2つの卒業資格を取得し、キャリアデザインの可能性を高めます。このコースでは、国際的な視野を持つ人材を育成することが重視されており、異文化理解やコミュニケーション能力を高めるためのプログラムが組まれています。



特進コース:自律的な学習力を高めるための授業が行われ、結果第一主義の教育が特徴です。このコースでは、厳しいカリキュラムを通じて、学力向上を目指す生徒に対して、充実した学習環境を提供します。特に、入試問題研究や合宿勉強会を通じて、受験に向けた効果的な学習法を身につけることができます。

進学コース:基礎学力の定着を重視し、多彩な学校設定科目で個に合わせた学びを実現します。このコースでは、生徒一人ひとりの学力や興味に応じたカスタマイズされた学習プランが提供され、基礎学力を確実に身につけることができます。

イノベーションリーダーズコース:社会に変革をもたらすためのカリキュラムが充実しており、企業や大学、NPOとの連携プログラムも実施されます。このコースでは、実社会の問題に対して積極的に取り組む姿勢を育てることが目指されており、社会との接点を持つことで、学びを深めることができます。

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