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受験情報ブログ

【神田女学園高等学校】多言語教育×高大連携の取り組みが叶える、一人ひとりの未来設計

Find!MY高校(2025年・高校受験情報誌)連携記事

「深い知識と広い教養を身につけた品格ある個人」の育成を目指す神田女学園高等学校(東京・千代田区/女子校)。特徴的な取り組みをご紹介いたします。

Find!MY高校(2025年度高校受験情報誌)

首都圏模試センターが発行する『Find!MY高校』のコンセプトは、キミの“スペシャル”になる学校がきっと見つかる、じっくり知る、じっくり選べる高校受験情報誌です。高校受験において、受験する学校を割り振られてしまう現在の進路指導(入試システム)のもとでは、自分にとってベストの選択肢を探しにくい状況が生まれているのが現状です。先進的でユニークな“ 希望の私立高等学校 ”の存在を、本誌では多くの高校受験生と保護者にお伝えしたいと思います。今回の記事についても、この情報誌と連携しております。ぜひ、ご期待ください。

伝統を礎に、これからの時代を生き抜く力を育む

神田女学園高等学校は、創立135年の伝統と革新を併せ持つ女子校です。基礎学力を土台に応用力を高め、自己成長と自己実現を目指す学びを展開しています。母語を軸に英語・第二外国語を学ぶ「多言語教育」で、多文化共生社会で活躍できる高度な言語運用力を養成。4技能を伸ばす多彩な英語プログラムや中長期留学制度も充実しています。

また、探究型学習「NCL(ニコル)プロジェクト)」では社会課題に向き合い、思考力と課題解決力を育成。3つのコースから最適な進路に応じた学びを選び、知識・教養・表現力を総合的に高める教育が特徴です。

自分らしい未来を描く「キャリアデザインコース」

多言語教育と探究型学習を柱に、自分の興味・関心を深めながら将来の進路や目標を具体的に描くことを目指すコースです。英語力の向上はもちろん、フランス語・中国語・韓国語の中から第二外国語をひとつ選択し、日常会話レベルでの実践的な語学運用能力をしっかりと身につけます。さらに、同校独自の探究型学習「NCLプロジェクト」では、「自然(Nature)・文化(Culture)・生命(Life)」の分野から生徒一人ひとりが自らテーマを設定。調査・分析・考察を重ねながらプレゼンテーションを行うことで、論理的思考力や問題解決力、そして表現力を高めます。これらの学びを通じて、変化の激しい現代社会に対応できる柔軟な思考と、コミュニケーション能力を兼ね備えた人材育成を目指しています。

キャリアデザインコース在校生の声

・クラス数は全コースで最も多いですが、ほとんどの同級生が顔見知りです。高校からの入学生も多いため、すぐに馴染めました。

・特に印象に残っているのはNCLプロジェクトです。フィールドワークでは自分でアポイントを取って専門家に話を聞く機会があり、計画力やコミュニケーション能力が身につきました。

・NCLプロジェクトでは、課題に取り組む中で悩んだり、うまくいかないこともあったりしますが、先生方が親身にアドバイスしてくださるので、とても心強く感じています。

世界を舞台に活躍する人材を育てる「グローバルコース」

1年間または6か月間の留学が可能なLSP(ロングステイプログラム)では、アメリカ、カナダ、ニュージーランドをはじめとする複数の国から留学先を選べ、多様な文化や価値観に直接触れる体験ができます。英語力の向上はもちろん、異文化環境での生活を通じて自己理解やコミュニケーション能力、柔軟な思考力が養われ、人間的な成長も大きく促されます。また、DDP(ダブルディプロマプログラム)では、現在5か国と提携し、2年間の留学を経て現地校の卒業資格を取得できます。より高度な学びと国際的なキャリア形成が可能となるだけでなく、帰国後は帰国生として大学受験に臨むことができます。

グローバルコース在校生の声

・グローバルコースの生徒たちは、留学を通じて良い意味で性格が大きく変わります。私も以前より積極的になり、心が強くなりました。

・現地での文化交流を経験し、将来は国際的な仕事に就きたいという進路もはっきりしてきました。

・私たちが留学生を受け入れる機会もあり、一緒に授業を受けたり食事に行ったりする時間がとても楽しいです。

高度な知識と教養を身につける「アドバンストコース」

国公立大学や難関私立大学への現役合格を目指すためのコースです。徹底した基礎学力の定着と応用力の育成を軸に、医療体験をはじめとする専門分野の教養も幅広く学べるカリキュラムが組まれています。長期休暇中には、集中講座や勉強合宿が実施され、学習への集中力や自己管理力、論理的思考力を高める絶好の機会となります。また、進路カウンセリングや面談もきめ細かく行われるため、学習面だけでなくメンタル面でも安心して取り組めます。高い目標を持ち、着実に実力をつけていきたい生徒に最適な環境が整っています。

アドバンストコース在校生の声

・クラスには一般入試を目指す仲間が多く、お互いに勉強法を共有したり、相談し合える雰囲気が心強いです。

・少人数制なので、先生方が一人ひとりの弱点をしっかり見てくれます。必要に応じてプリントを追加で用意してくれるなど、サポートが手厚くて安心です。

・解ける問題が増えると、さらにレベルアップした課題に挑戦できるので、着実に力がついていると実感します。学んだ内容同士を結びつける力も自然と身についてきました。

多言語教育で広がる、世界とつながる学び

高校1年次より、英語に加えて第二外国語としてフランス語、中国語、韓国語から1言語を選択し、週2時間の授業を通じて基礎からじっくり学びます。言語力の育成はもちろんのこと、学ぶ過程で異文化への理解や興味も深まっていきます。授業を通じて日常会話レベルの習得が可能で、語学を学んだ生徒がそのまま海外の大学へ進学するなど、進路やキャリアに直結するケースもあります。

ある生徒は英語に苦手意識を持っていましたが、韓国語の授業がきっかけで「言語を学ぶ楽しさ」に目覚め、その後英語にも前向きに取り組むようになったというエピソードも。新しい言語に挑戦する中で「どうやって学び始めるか」を体得できるため、大学進学後にさらに別の言語を学ぶ際にも大きな強みになります。

進路も探究も広がる、全国規模の高大連携

神田女学園高等学校では、全国の大学と連携し、学びの幅と進路の可能性を広げる「広域高大教育連携プログラム」を積極的に展開しています。探究学習において教員だけではカバーしきれない専門的な分野においても、大学の先生から直接学べる機会を設け、生徒の興味や研究テーマに応じた学びを深める環境が整っています。連携先は東京に限らず全国に広がり、現在は約75校と協定を締結。オンラインでの講義や質疑応答に加え、北海道や京都、愛知では宿泊をともなう体験型プログラムも実施。また、関東では亀田医療大学との2泊3日の看護体験など、進路に直結する実践的な内容も用意されています。生徒の探究テーマや将来の目標に応じて、最先端の知識や現場に触れられる貴重な機会となっています。

高大教育連携協定締結校一覧はコチラ

豊富な指定校推薦枠も、神田女学園ならではの強み

大学との信頼関係と連携の積み重ねにより、指定校推薦枠約1,000枠と非常に豊富に確保されています。多彩な進学ルートが用意されているからこそ、個々の興味や適性、将来の目標に合わせた柔軟できめ細やかな進路サポートが可能になっています。

指定校先一覧はコチラ

また、年に一度学内で開催される進路ガイダンスでは、提携校を中心に80以上の大学が参加。中学1年生から高校3年生まで幅広く参加可能で、早い段階から進路について具体的に考えるきっかけとなっています。こうした高大連携の取り組みは、生徒一人ひとりにとって将来を具体的に描く大きな契機となり、大学にとっても意欲ある生徒との出会いにつながる好循環を生み出しています。今後も、生徒の進路選択の幅を広げる有効な手段として、高校と大学が連携した取り組みがますます期待されています。

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