受験生マイページ ログイン

学校特集

江戸川学園取手中学校・高等学校2016

真の国際人を育成する規律ある進学校
生徒にも教師にも本気が求められる校風のもと、真の国際人を育成する規律ある進学校

江戸川学園取手(以下、えどとり)が受験生をもつ家庭に支持される理由は、『規律ある進学校』の校風にあります。学校説明会に行くと、合唱部が『結(ゆい)』を歌いあげ、司会の高校生が流暢な英語で進行を行い、代表の生徒が自分の夢を堂々と語ります。凛とした姿に数年後の我が子を重ねて、「えどとりに入れたい」と気持ちが高まるとともに、竹澤賢司校長が信念とする『教育は人づくり』が腑に落ちて、「これぞ本物の教育」と多くの保護者が共感するのです。

来年、創立40周年を迎える同校。2014年度に小学校を開校し、小中高の12カ年一貫教育をスタート。2016年度より、中等部にもコース制(医科ジュニア、東大ジュニア、難関大ジュニアの3コース)を導入し、早い段階から夢や目標を意識させることで、「生徒同士が切磋琢磨する、えどとりの学校文化が深まっている」と言います。「いつか海外の学校関係者から『えどとりの教育を参考にしたい』と言ってもらえる学校にしたい」と夢を語る竹澤校長に、えどとりが最も大切にしていることを語っていただきました。

【えどとりを知るためのキーワード】

1978年創立。12カ年一貫教育を行うために、2014年に小学校を開校。2016年には中等部にコース制を導入し、東大、医科コースともに6カ年一貫指導を整えています。中等部への内部進学は2019年度から。それに伴い、中学入試の定員が320名から230名になる予定になっています。

教育理念「心豊かなリーダーの育成」
教育方針「規律ある進学校」
教育実践「心力・学力・体力の三位一体の教育」
教育目標「生徒の夢は学校の目標」
校訓  「誠実・謙虚・努力」

【2016年卒業生の大学合格実績】

東大11名、京大2名、早慶上理282名、医学部・医学科56名合格

【アクセス】

JR常磐線『取手駅』から徒歩通学(約2km)が可能。スクールバスで5分。つくばエクスプレス(TX)『守谷駅』からもスクールバスを運行。茨城県内はもとより、東京、千葉、埼玉から通う生徒が多数いる。

規律ある進学校の校風

受験生の保護者が惹かれるえどとりの魅力 ①

江戸川取手_さわやかマナーアップ運動
取手駅前で行われた「さわやかマナーアップ運動」。
地域交流にも積極的に取り組んでいます。

竹澤校長:本校は、『心豊かなリーダーの育成』を教育理念に、規律ある進学校として心力・学力・体力をバランスよく伸ばす、三位一体の教育に取り組んでいる学校です。世の中はグローバル化が進み、国際社会で活躍できる人材の育成が求められていますが、グローバル・スタンダードの最たるものは、知識やノウハウ、スキルよりもまず、優れた人格でしょう。何をするにも人がかかわるため、IQ(知能指数)だけでなく、EQ(心の指数)も豊かでなければ、真の国際人にはなれません。

『規律ある進学校』というと、「厳しい」「堅苦しい」「管理されている」など負のイメージを持たれがちですが、そうではありません。規律は、人間社会でお互いを大事にする精神ととらえるのが本筋です。つまり、規律を支えているのは思いやりであり、規律が青少年を育てるのです。
本校では「時を守り、場を清め、礼を正す」を生活目標として掲げています。たとえば、校門での一礼も開校以来、取り組んでいることの1つですが、強制ではありません。学校は切磋琢磨する場。「始まりと終わりに礼をするのは当たり前」ということに気づけば、自然とやるようになるからです。

高校の卒業式で6カ年特別皆勤賞を授与していますが、毎年受賞者が60〜70名います。卒業生は約400名ですから多いほうだと思います。遅刻や欠勤が多くてはリーダーにはなれません。当たり前のことをコツコツやって、はじめて信頼を得られ、周りから押し上げられてリーダーになっていく。それが社会というものであり、そういう意味では非常に頼もしく感じています。

_

球技大会

_

体育祭

えどとりの特色★心を育てる『道徳教育』

中等部1年生と、高校から入学した高等部1年生には、副校長をはじめ、人生経験豊富な教師がチームを組んで、道徳の授業(70分/中学:年間14回、高校:8回)を行っています。

道徳教育の成果は一冊の文集に!書くことにより、表現力はもちろん、相手の気持ちをくみ取る力が育まれます。13歳の時に、真剣に考えたことを記録しておくことは、成長の足跡としても貴重で、手垢にまみれてふくらんだ道徳のノートは宝物になります。
江戸川取手_道徳教育の成果は一冊の文集に!

教師が講話(約30分)を行った後、生徒がディスカッション(約30分)を行い、最後に教師がまとめをします。心で感じたものを行動に移して、はじめて道徳心が高まるため、生徒はその日の授業で感じたことや考えたことをノート(1ページ)に書いて提出します。それに対して先生も同じ量の返事を書きます。教師は授業にしても、道徳にしても、真剣に向き合っていることを示すことが大事。それが本校の心の教育の真髄です。

『校長講話』も、『リーダーの条件とは』というテーマで年6回実施しています。野口英世、マザー・テレサ、リンカーン、福澤諭吉など、偉人たちが生徒と同じような年齢の時に、どのような生き方をしてきたのかを例に挙げながら、リーダーの資質について話をします。二宮尊徳は、道徳なくして改革なし。人の幸福はどこにあるのかを説き、成果をあげた人にはお金でなく新しい農具を与えました。そういう生き方を熱く語ることで、生徒たちはいろいろなことに気づき、ものごとの価値を自分で認識することができるようになります。

学校完結型の学習指導

受験生の保護者が惹かれるえどとりの魅力 ②

江戸川取手_理科では実験を主体とした体験型の授業を展開。
理科では実験を主体とした体験型の授業を展開。

竹澤校長:本校では『授業が一番』をモットーに、予・復習に意欲的に取り組む姿勢や、授業を真剣に受ける姿勢をつくります。えどとりの朝は早く、8時頃には多くの生徒が登校して、読書や朝学習に参加しています。朝が早い生徒に、だらしない生徒はいません。授業は50分が基本ですが、教科の特性を活かすために100分授業や110分授業も組み込まれており、長時間の授業でも集中力を切らすことなく取り組んでいます。放課後の課外授業は希望制で、中等部では苦手科目を作らないよう、不得意科目のフォローアップに力を入れています。一方、高等部では得意科目を伸ばすことに力を入れて、ハイレベルな内容に取り組んでいます。もちろん部活動にも7割以上の生徒が参加し、熱心に活動しています。

さらに今年度より中等部の体制を変えて、東大ジュニア、医科ジュニア、難関大ジュニアの3コース制を導入。早い段階から将来の夢や目標をイメージさせることで、生徒が切磋琢磨するという、えどとりの学校文化が深まっています。中学生は、自分の適性に気付いていない部分もあるので、中学時代は夢が変わってもかまいません。「医者になりたい。だから自分は医科ジュニアコースに進むぞ」と思って入学しても、勉強をしていくうちに法科のほうが合っていると気づいたら、そこで変わってもいいのです。人生は自分で決めていくもの。中高時代に、自分の足でしっかり人生を歩むための基礎を築いてほしいと思っています。

入学式の日に話をしましたが、今春入学した生徒たちにとても意欲を感じるので、中2に上がる時に東大ジュニア、医科ジュニアを、ともに2クラスにしようと考えています(現在はどちらも1クラス)。定期試験の結果や生徒の希望を踏まえて選抜を行う予定です。3コース制は、快適に学校生活を送るための施策。「努力をすれば夢はかなう」というプラスのイメージで学校生活に臨み、学年を重ねるごとに人間的な成長を遂げてくれればいいと思っています。

生徒の可能性を引き出す多彩な学校行事

受験生の保護者が惹かれるえどとりの魅力 ③

江戸川取手_中2の体験学習では信州の諏訪大社を訪問。
中2の体験学習では信州の諏訪大社を訪問。

竹澤校長:本校では、ものの見方や考え方が広がるよう、イベント教育にも力を入れています。学校に居ながらにして、社会の第一線で活躍している著名人の講演を聞いたり、世界的な音楽家の演奏や古典芸能などを鑑賞したりする機会が豊富。好奇心や探究心を刺激する体験学習や社会科見学は、学年行事として3年間にわたり行います。

えどとりの特色★『社会科見学 〜足尾銅山』

中3の社会科見学は足尾銅山です。産業革命以来、高度成長期には人が住む村があり、豊かな自然があり、光が当たっていた場所が、今は村が消えはげ山しかありません。まさに影です。生徒は、その場に足を踏み入れ、なにもないことの恐怖を味わうとともに、未来のために2人で1本、植樹を行います。

江戸川取手_医師体験では実際の医療現場も訪問します。
医師体験では実際の医療現場も訪問します。

竹澤校長:コース別の特色ある取り組みも充実しています。東大ジュニアコースは、高等部『東大コース』に直結するコース(高等部進学時に内部選抜あり)です。6カ年一貫の指導体制が整っており、東大の出前講義やキャンパスツアー、駒場祭見学、東大コース長講話、卒業生講話などを実施しています。医科ジュニアコースは、高等部『医科コース』に直結するコース(高等部進学時に内部選抜あり)です。中等部入学時から、医師を目指している生徒が入ってきていますので、今後、ますます医学部への進学実績は伸びることでしょう。このコースでは、病院見学、1日医師体験、ボランティア活動、大学の出前講義、医科講話や卒業生講話などを実施しています。難関大ジュニアコースの希望者は、東大ジュニアや医科ジュニアの出前講義などに参加することができます。また難関大学に進学した卒業生の講話やキャンパスツアー、キャリア教育などを実施します。

えどとりの特色★各コースの『特別学習』

東大コースでは、東京大学に依頼し、年3回程度、出前授業を行っていただいています。今年は『核融合エネルギー開発の最前線』や、『未来のロケット推進』というテーマで、東京大学で研究されている学問に触れることができました。
医科コースがこの夏に行った『亀田総合病院見学ツアー』では、本校の卒業生である医師が案内役を務めてくれました。病院見学に加え、非常に熱心に医師の仕事や命の尊さについて話をしてくれたので、参加した生徒からは「この病院で働きたい」という声がたくさん挙がりました。

『チュートリアル』では、医療系の映画を見せて、高1〜高3がいくつかのグループを作り、その中で問題点をピックアップして、議論をしながら、その問題をどう解決するかを考えます。今年も朝8時半から夕方5時まで、2日間かけて行いました。医大生のチューターが入ってアドバイスをしながら進め、中間発表を経て、最終的にはプレゼンテーションを行います。発表は高1が、質問への応対は高3が担当します。医療現場は1つのチームで動くため、現場をイメージし、徹底的に医療問題を追究することにより、チーム力やプレゼン力、質問に対する対応力などを鍛えることを目的としています。

_

宇宙航空研究開発機構(JAXA)を訪問。

_

課外活動の多さもえどとりの魅力です。

2014年度より小中高12カ年一貫教育がスタート
大事にしている道徳教育をグローバル・スタンダードに

竹澤校長:江戸川学園取手は、宗教がベースにない普通の学校です。当初より規律ある進学校を目指していましたが、人間教育を柱にこつこつと学びを重ねることにより生徒の学力が伸びて、7期生から東大へ。礼節を重んじ、人格を磨くことで学校全体が向上したノウハウを活かして、2014年には江戸川学園取手小学校(1学年90名/現在4年生までが在籍)を開校。12カ年一貫教育を軸に、中等部、高等部から入学してくる生徒と相まって骨太の教育を実践しようと考えています。

小学校では、世界に通じる道徳性の習得を目指して、『The Leader In Me ザ・リーダー・イン・ミー』(『7つの習慣』をもとにした、リーダー性涵養プログラム)を導入し、自分の中にあるリーダー性に気づかせる教育を行っています。精神性を大事にする日本の文化と『7つの習慣』をミックスして、世界の人々に「(日本の教育、えどとりの教育を)参考にしたい」と言ってもらえる教育の実現を目指しています。来年40周年を迎えますが、いよいよ飛躍の時。世界に通用する本物の道徳教育を目指して邁進します。

_

カナダ修学旅行

_

さまざまな異文化体験をします。

<江戸川学園取手小学校の特色>

・心の教育として道徳の授業を重視し、礼儀正しく人間性豊かな児童を育てます。
・英語教師が6名(内、ネイティブ2名)います。小学1年生から週2時間(5年生から3時間)
 英語の授業を行い、「聞く・話す・読む・書く」の英語総合力を培います。
・専門の指導陣によるアフタースクールが充実。学内で約20の習い事やスポーツができます(有料)
・知性や感性を育むとともに、中等部で大事にしている学ぶ姿勢や、基本的な生活習慣を身につけさせます。
・12年後の東大や医学部、難関大学への進学を目標に基礎学力がきちんと身につくカリキュラムが編成されています。又、ICT教育にも力を入れています。

<竹澤校長先生からのメッセージ>
江戸川取手_校長竹澤賢司先生
校長 竹澤賢司先生

自分の将来をしっかり見据えて、自分の足で歩ける子どもにしなければ、本当の意味で自立した大人にはなれません。ですから、中1の保護者には「上手に子離れしてください」と話しています。いきなり添え木を外して大丈夫な子もいれば、雨風で揺らいで倒れてしまう子もいます。一人ひとり異なるので、状況を見ながら、1本、2本...と添え木を外していくことが大切です。同時に、人として間違った道を歩まないように、『恥の文化』についても話します。公共の場でマナーをわきまえないなど、恥を知る文化が薄れてきています。『自立すること』と『恥を知ること』は同じこと。日本人としての誇り、文化、心のありようなどがわかっていれば、より積極的に踏み出していけます。思いやりの心があれば、いろいろな国の人の気持ちを理解できるでしょう。変化の時代だからこそ、人として、日本人としてどうあるべきかを、しっかり教育する必要があると思っています。本気で人づくりに取り組むえどとりの教育に、共感してくださるご家庭は、ぜひお子さんを連れて学校に足を運んでください。先輩たちのいきいきと学校生活を送る姿に惹かれて、「えどとりに入りたい」という気持ちになることが、入試を突破する原動力になるはずです。

資料請求はこちらから 学校ホームページはこちら 学校データベースはこちら