学校特集

横浜富士見丘学園中等教育学校

グローバルイングリッシュ&スマイルで
よりよい社会を築く自立した女性を育てる学校

横浜富士見丘学園は、2007年に設立された日本初の女子中等教育学校です。学園としては90年あまりの歴史がありますが、中等教育学校としては9年目を迎えています。女子の健やかな成長を願う校風のもと、グローバル社会で生きるために必要な英語力とコミュニケーション力を軸に、一人ひとりがどんな分野に進もうとも、自分の力で人生を築いていける基礎力と社会的なスキルを育みます。
キャンパスは横浜駅から相鉄線(特急)で11分。海老名、湘南台からも約15分とアクセスがいい「二俣川駅」にあります。緑豊かな学園は、校舎もグラウンドもゆとりがあり、日常の喧騒を忘れさせてくれます。10代の女子が心穏やかに過ごせるキャンパスで、感性に磨きをかけ、知性を高める6年間が待っています。
「心を耕すことに基軸を置いている」というように、生徒の内面の変化を見逃さない『きめ細やかな女子教育』が横浜富士見丘学園の魅力です。「子どもの心が動いた時に、『やってごらん』と言える学校でありたい。そのために、教育プログラムの充実に力を入れている」と語る松田由紀子校長に、同校の特色ある教育について伺いました。

「建学の精神」・・・創立者、澁谷近蔵の「真の教育は魂の教育と信ずるが故に、どこまでも修養本位で教育せねばならぬ」という考えを建学の精神と定めています。
「教育の中心」・・・和
「校訓」   ・・・「敬愛」「誠実」「自主」

横浜富士見丘学園の魅力①
一人ひとりの生徒が安心して学べる!
自分らしさを発揮できる教育環境

松田先生が横浜富士見丘の校長に就任して3年目を迎えましたが、貴校の魅力からお話いただけますか。

大講堂で行われる音楽祭。クラスが一致団結して日頃の練習の成果を競います。
大講堂で行われる音楽祭。クラスが一致
団結して日頃の練習の成果を競います。

松田校長:私は中等教育学校の第1期生が卒業し、学校としては第2ステージ(次の6年間)を迎える年に校長に就任しました。その時にまず感じたのが、先生と生徒が確かな信頼で結ばれているということでした。

本校の教育は「和」を中心としていますが、一人ひとりの生徒が安心して学べる環境が整っているところが、本校の一番の魅力だと思います。中高生は多感な時期ですから、日々いろいろなことがありますが、生徒のために全力を傾けることができる先生がいる。その先生に対して、感謝の気持ちをもつことができる生徒がいるということは、学校づくりを担う私にとって非常に心強いものでした。

そうした校風を活かして、どのような学校づくりを進めていますか。

松田校長:女性の社会進出が進み、女性の生き方が多様化しています。生徒が社会に出る頃には、ますます女性の活躍が期待される社会になると思いますので、生徒一人ひとりが、自身の価値や日々の成長を実感できる学校づくりを進めています。自己肯定感をもつことが、卒業後の人生を築くうえでとても大切だからです。

もともと女子の特性を理解し、「共感性」をうまく活用しながら、意欲を引き出すことができている学校です。先生と生徒が信頼関係で結ばれていると申しましたが、本校の教員は、生徒をむやみに従わせようとしません。生徒自身が納得し、自分の意思で行動できるように導きます。つまずいた時には、自尊心を傷つけないように個別に指導します。また、日々の小さな努力や行いを見逃さず、褒めることを心がけています。

そうした女子を伸ばす土壌はすでにあるので、私がすべきことは、本校で身につけた力が卒業後も広い社会で通用するという確かな自信を、生徒に持たせてあげられる教育を実現することだと思っています。そこでグローバル社会で幸せに生きる力を養うプログラムとして、2つの柱を掲げました。

ダンス部1

全国レベルまで成長したダンス部

ダンス部2

全国レベルまで成長したダンス部

横浜富士見丘学園の魅力②
生涯を通じて活用可能な社会的スキルが身につく!
「High-skilled Career Education」

実際に企業の活動に参加するクエストエデュケーションプログラム。この日は企業に関するアンケート調査を街中で実施しました。
実際に企業の活動に参加するクエストエデュケーション
プログラム。この日は企業に関するアンケート調査を
街中で実施しました。

松田校長:1つはキャリア教育です。国際化社会の中で、女性が自分らしくしなやかに生きるためには、自らの価値を自らが決定する「自立」という生き方が大切になります。

そこで、生徒が自分の特性を把握し、個性と資質に強い自信を持つことができる教育プログラム「High-skilled Career Education」を立ち上げました。自分で考えて、判断し、決定する力を育み、「私はこうありたい」という高い意欲をもつことにより、大学入試が変わっても十分に対応できる力が備わるであろうという考え方もベースにあります。

High-skilled Career Educationの定義

1  私立学校としての高い目標を掲げた、ハイスキルなキャリア教育です。
2  女子教育として女性の生き方を支えるキャリア教育です。
3  6年制の中等教育学校ならではの主体性を育み、自立を促すキャリア教育です。

★High-skilled Career Educationの詳細についてはこちらをご覧ください。
http://www.fujimigaoka.ed.jp/hsce/


松田校長:「High-skilled Career Education」は、社会的なスキルの獲得をテーマとしています。課題解決型、探究型の学習を通して、自己理解を深め、社会の現実を考え、世界を知り、自分はどう生きたいのかを自身に問いかけながら自分が進むべき道を絞っていきます。
今年度から現実社会と連動しながら「生きる力」を育む学習プログラム「クエストエデュケーションプログラム」にも参加しています。現状を認識し、その中から課題を見つけて、解決する方法を考えることは、一般企業においても重要なプロセスです。4年生がチームを組み、そうしたプロセスを体験しながら、実在の企業から与えられるミッションに応えていくことで、仕事を通じて人の役に立つ喜びを味わったり、働くうえで必要なスキルを習得したり、自分に合う仕事とはなにかを考えたりしていきます。

横浜富士見丘学園の魅力③
英語でも意思疎通ができる力が身につく!
「グローバルイングリッシュ」

福島のブリティッシュヒルズにて
本場イギリスを疑似体験!
福島のブリティッシュヒルズにて
本場イギリスを疑似体験!

松田校長:もう1つの柱は英語教育です。これまでは「読む」「書く」が中心でしたが、国際化社会では、意思を伝える力や相手の意思をくみ取る力、必要な情報を交換できる力など、実用的な英語力が求められます。そこで本校では「グローバルイングリッシュ」と銘打って、英語でもコミュニケーションを取ることができ、いずれビジネスの場面でも臆することなく自分を活かすことができるスキルの習得を目指しています。授業の充実はもちろんのこと、課外活動や校外活動の充実に努めて、英語への知的関心を高めながら、自主的に学ぶ姿勢を引き出していきます。

校外活動の一つが「セブ島英語研修」です。本校では1年生~5年生の希望者を対象に、2週間、実施しています。セブ島英語研修の特徴は、それぞれのレベルに適したレッスンを組み立てて、マンツーマンで英語を学べるところです。フィリピンでは英語が公用語ですが、母国語ではないため、先生は英語を教える術を学んでいます。間違えても大丈夫という雰囲気の中で、生徒に「聞き取れた!」「通じた!」という喜びを味わわせてくれることがセブ島英語研修の魅力です。最初は聞き取ることにも、話すことにも苦労する生徒たちですが、2週間後には意思疎通ができたという満足感をもって帰ってきます。自分の英語力を認識することで、もっと英語を勉強したいという意欲が涌く。それが最大の狙いであり、毎年、30名前後の生徒が参加しますが、帰国後の変化を楽しみにしています。

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フィリピン・セブ島での英語研修

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マンツーマンで英語特訓!
通じたときの喜びはきっと忘れられないこと間違いなし!

ビック・シスター制度では上級生が下級生をサポート!
ビック・シスター制度では上級生が下級生をサポート!

4年生の7月には10日間のオーストラリア海外研修を実施しています。こちらはファームステイ、民泊、高校生との交流プログラムなど、一人ひとりの生徒が自ら主役として海外での生活を体験する本校独自の海外研修を目指しています。この地で引き続き9月まで、3ヶ月間の短期留学を行うプログラムもあります。現地の家庭にホームステイ(一人一家庭)して州立学校に通うため、自立した生活を送る体験ができ、自分に自信をつけて帰ってきます。

さらに英語科では「ビッグ・シスター」という呼称で、上級生が下級生のサポートをする制度を設けています。4年生が1年生と、5年生が2年生とそれぞれペアを組み、放課後の時間を使って、先輩が後輩に英語を教えます。先輩から教わることで、後輩は授業の理解を深めますし、先輩は教えるという経験を通して英語を別の角度から学んでいます。

横浜富士見丘学園の魅力④
進路に早くもキャリア教育の成果が!
学年の約3分の1が

「仕事観を育む」をテーマに東京国立博物館で行われた学芸員による講演会。
「仕事観を育む」をテーマに東京国立博物館で
行われた学芸員による講演会。

松田校長:こうしたキャリア教育や英語教育のプログラムを通じて、生徒一人ひとりの総合力を高めることが、本校の教育の目指すところです。自分で考え、自分で判断し、自分で決める、すなわち自立を促していますので、進路指導も大学のレベルを問わず、生徒が望む大学を受験し、突破できるように支援しています。

今春、卒業した3期生の進路に変化は見られましたか。

松田校長:一般的に女子が敬遠しがちな理系分野や社会科学系分野の志望者が多いです。また、時代の動向を見据えてのグローバル(国際)系分野の志望も厚くなってきています。これらは、キャリア教育の成果だと思います。

平成27年大学合格実績(卒業生148名・既卒生9名)

理系     ・・・120名(34%)
グローバル系 ・・・35名(10%)
社会科学系  ・・・82名(23%)


「鉄道模型コンテスト」で毎年好成績を修める地理研究部の作品。
「鉄道模型コンテスト」で毎年好成績を
修める地理研究部の作品。

松田校長:大学合格実績はMARCHに入った人数で評価されがちですが、本校の生徒が志望する看護・医療、理工など理系の学部がMARCHにはないために、HPでも本校独自の表記をしています。MARCHレベル(偏差値60以上)の理系の大学に合格した生徒の数を数えてみると、卒業生の約3分の1にあたる48名いました。これは生徒一人ひとりが、自身の目標に向かい、努力した結果だと思います。「受験は団体戦」と言われますが、横浜富士見丘学園が90年あまりの長い歴史の中で大切に育ててきた「互いに信頼する力」「団結する力」も、良い方向で生かされていると思います。

この傾向はしばらく続きそうですか。

松田校長:女子教育の特色として、身近なロールモデルに影響を受けやすいところがあります。特に中等教育学校は6学年が同じ校舎で学び、学校行事や部活動などで先輩後輩が一緒に過ごす時間がたくさんありますので、下級生は上級生を見ながら成長していきます。先ほどご紹介した「ビッグ・シスター」という学習をサポートする制度もありますので、日々の学校生活の中で先輩のいいところをたくさん吸収して、自分自身の成長に活かしてほしいと思っています。上級生もまた、後輩から憧れのまなざしを受けて、恥ずかしくない自分でありたいという意識が働き、さらなる成長につながっていると思います。そういう関係が築けるところが、女子校ならではの魅力だと思います。

松田校長からのメッセージ
校長_松田由紀子先生
校長 松田由紀子先生

本校は、ゆとりあるキャンパスで、心を耕すことに基軸を置いた教育を行っています。日々生徒の心の中にあるものに注視し、変化に気づいてあげられるよう心がけるとともに、人生の先輩として教員がさまざまな話をしたり、さまざまな体験の機会を与えたりすることにより、生徒は自分の価値観を築いていきます。多感な女子が過ごすにふさわしい教育環境を整えていますので、ぜひ一度本校に足を運んでいただき、横浜富士見丘学園の教育や雰囲気を実感してください。皆様との出会いを心待ちにしております。

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