学校特集

武蔵野女子学院中学校・高等学校

長期留学からリケジョまで 夢を実現する新コースがスタート!
生徒の夢が実現するMJ流中高一貫教育

都会にありながら、正門から教室まで徒歩5分かかるという広大なキャンパス。10万㎡を有する校内にはケヤキや桜をはじめとした木々が1万本以上植樹され、四季折々の景観を堪能できるこの場所は、まさに「都会のオアシス」です。校内に足を踏み入れると在校生からは「こんにちは!」のあいさつが。自然体で発せられるこのことばには、心を和ませる不思議な力があります。

 緑豊かなキャンパス緑あふれたキャンパスと澄みきった空気がMJの自慢
緑豊かなキャンパス
緑あふれたキャンパスと
澄みきった空気がMJの自慢

恵まれた環境のもと、近年併設大(武蔵野大学)以外の難関大学に多数の合格者を輩出し、注目を集める武蔵野女子学院中学校・高等学校(通称MJ)。開校当初から行われてきた仏教による「こころの教育」と生徒の希望進路を実現するためのサポート体制、さらにはネイティブスピーカーによる実践英語の強化や短期・長期海外留学制度など、時代のニーズに答えた独自の教育システムで大きな注目を集める女子中高一貫校です。

リケジョの夢を実現する『薬学理系コース』などに加えて、長期留学必修の『国際交流コース』と『選抜文系コース』を設置し、2015年から大幅にパワーアップをするMJの教育について、校長の木谷道明先生、中学校教頭の大坂泰雅先生、入試相談室室長の門間光昭先生にお話を伺いました。

心の問題、「いかに生きるか」を知って巣立ちをさせたい
MJの「こころを育む」人間教育

 武蔵野女子学院中学校_望月伸造 校長校長木谷道明先生
武蔵野女子学院中学校 望月伸造 校長
校長 木谷道明先生

仏教の教えを中心とした女子教育を理想に掲げ、武蔵野女学院が築地本願寺内に創設されたのが1924年。以来、その時代に即した様々な改革を重ねながらも、現在の武蔵野の地で生徒の豊かな心を育む教育を実践してきました。

「本学院は、仏教精神に基づいた『豊かな心』を持った女性の育成を教育理念に掲げていますが、決して信徒や門徒を育成しているわけではないことを、まず理解していただきたいと思います。週1回の宗教の授業や年6回の宗教儀式なども、思春期を迎え人格が形成される多感なこの時期こそ、清らかな仏教の教えを体感することで、社会に貢献できる責任感のある女性に育ってほしいという願いから取り組んでいます。

基礎学力の育成を重視するのがMJ流
基礎学力の育成を重視するのがMJ流

本校の朝は授業前に行う『朝拝』からスタートします。これは心を落ち着かせて集中力を高めるためです。 そして週に1時間は『生きることの意味』を自分に問うために宗教の授業を行っています。単に宗教史や宗教論を学ぶのではなく『いかに生きるか』を考える契機にしてほしいと思っています」
実際、宗教と聞くと最初は「難しそうだな」と思う生徒たちが多いとか。しかし、自分と向き合い、親鸞聖人やお釈迦様の人生訓、さらには世界の様々な宗教を学ぶことで、生徒たちは「心を育む」きっかけをつかみ、国際的な感覚や礼儀作法を自然と身に付けて行くそうです。なるほど、生徒たちの心地よい「あいさつ」も日々朝拝の賜物かもしれません。「宗教の授業」はMJ生たちにとっての大切な心の指針となっているようです。

「五つの心」が生徒たちを支える人生の土台となる

5つの心
『五つの心』を育む
人としての心を磨くことを大切する

MJの各教室内には「五つの心」と題された教えが、額に入れられ飾られています。「ここに書かれている心は、人として生きていくための基本です。本校では学力を磨くだけではなく、人としての心を磨くことを大切にしています。

『感謝の心』は人としてもっとも大切な心。
『慈愛の心』は友だちを思いやり、ともに喜び悲しむ心です。
『敬いの心』は両親や先生、人生の先輩を敬う心。そして
『許しの心』と
『詫びの心』は現代社会で最も欠けている心で、今の私たちが大切にしなければならないものです。
本校では6年間かけてこの『五つの心』を育み、心豊かな女性として社会に巣立っていってほしいと願っています」

2015年度より新コースを設置
「夢を目標に変える」発展を続けるMJの教育とは

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2015年度より中学、高校それぞれに新コースを設置する同校。右の図を見てわかるように、中学では「総合進学コース」「選抜進学コース」、高校では4コースに分岐する形態となっています。新コース設置の経緯やそれぞれのコースの特色などを伺いました。

「まず、高校のコース体系ですが、2014年度までの『進学コース(※総合進学コースへ名称変更)』『薬学理系コース』に加え、2015年度より『選抜文系コース』と『国際交流コース』を設置しました。生徒の希望する進路は年々多様化しています。新たなコースの設置により、目標をより明確にすることで、幅広い進路の選択を可能にします。それに伴い、中学も『総合進学コース』と『選抜進学コース』を設置しました。」

「中学の『総合進学コース』は高校で『総合進学コース』と『国際交流コース』へ接続します。一週間の授業時間数は、50×35時間で月~金が6時間(水曜のみ7時間)、土曜は4時間となっています。中1・2では基礎固め、中3からは応用力の育成を中心にカリキュラムを組んでいます。ネイティブ教員による英語や知力の土台となる国語といった主要科目を中心にクラブ活動にも取り組むなどバランスよく学習していくのが特徴です。」

中学では普段の授業に遅れがちな生徒のために指名制のサポートを実施。さらに長期休暇には希望制で講習も実施しており、充実のサポート体制が整っています。

武蔵野女子学院_中学校中学校教頭_大坂泰雅先生
武蔵野女子学院中学校
中学校教頭 大坂泰雅先生

「『選抜進学コース』は『国際交流コース』・『選抜文系コース』・『薬学理系コース』へ接続するコースです。中1・2は総合進学コースと同様の授業時間数ですが、中3からは月~金が7時間、土曜日が4時間と授業数が増えます。増えた時間には選択制の授業が導入され、生徒は『数学2・理科1』『国語2・社会1』のどちらかを選択します。特に中3の1年間は高校での発展的な学習に備えるための重要な準備期間と位置づけています。」

豊富な授業数と高校でのハイレベルな学習を見据えた中学での土台作りに見られるように、中高一貫校ならではのメリットを存分に活かした新しいコース体系はMJの教育の大きな柱となるでしょう。

1年間の留学が必修!
国際交流コースがSTART

様々な国や地域を網羅するMJの留学実績。
様々な国や地域を網羅するMJの留学実績。
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2015年度より新たに『国際交流コース』が設置されました。以前から定評のある英語教育に加え、数多くの留学実績を誇る同校ですが、驚くべきは1年間の長期留学が必修カリキュラムということ。コース化に至る背景やサポートシステム、そしてMJならではの国際交流について伺いました。

「本校では、以前より30ヶ国以上の国々に延べ200名以上の生徒を長期留学に送り込んだ実績と経験があります。これまで継続して行ってきた国際理解教育が、満を持して新コースという形で生まれ変わりました。最大の特徴は、高2の夏から1年間にも及ぶ長期留学です。この長期留学に関しましては、現地校での学習に対して36単位を認定することにより、他のコースの生徒と同様、3年間で卒業することができます。

またMJが国際交流を実践するにあたって、最も大事にしていることがあります。それは『日本人』としての誇りを持ち、『日本人』としてのアイデンティティーを確立することです。留学先で異文化と交流する機会は多々ありますが、そのなかで日本の伝統や文化や習慣をしっかり表現してもらいたいと思っています。それには、準備期間である高1までに『日本』について徹底的に学ぶことが重要です。そして、これまでにも数多くの生徒が海外で学んできましたが、皆にいえることは語学力だけでなく人間力も大きくなって帰ってくるということです。これこそが長期留学でのかけがえのない大きな経験となるのです。」

そのほかにもMJの国際理解教育プログラムは充実していて、中2に2泊3日で行われる国内研修旅行や中3の海外研修旅行、また国際交流コース以外の生徒に3週間のオーストラリア短期留学(※希望者のみ)が用意されているなど、早い段階から世界に目を向けた取り組みを積極的に行っています。長年の経験に裏付けされた長期留学のサポート体制も万全に整っているMJの「国際交流コース」は注目です。

MJの海外留学

MJの海外留学!

授業の様子

授業の様子
サポート体制は万全!

平成16年から「薬学理系コース」を設置
医歯薬看護系大学へ多数の合格者を輩出

高1から設置されている薬学理系コースではあらゆる理系分野でのスペシャリストを目指す。
高1から設置されている薬学理系コースでは
あらゆる理系分野でのスペシャリストを目指す。

MJが「21世紀の科学は生命科学の時代」と捉え、女性がこの分野にも果敢に挑戦してほしいと「薬学理系コース」を設置したのが12年前。以来「リケジョ」の夢を叶えるべく、充実した設備と徹底した指導に取り組み、毎年医歯薬看護系大学へ多数の合格者を輩出しています。

「高1から始まる『薬学理系コース』では、理系科目を中心としたカリキュラムで医歯薬看護系や難関理工系大学合格を目指します。3年間かけて理系科目に特化した指導を行うため、クラス変更やコース替えはありません。当コースには武蔵野大学薬学部の講座を履修できる制度があります。この講座を履修し武蔵野大学薬学部に進学すれば、大学の単位として認定されます。また同学部への優先入学制度もありますので、この併願制度を活用して生徒たちには理系のスペシャリストを目指してほしいと思います」

生徒とひとり一人の夢を実現するMJ流進路指導で
他大学受験者が大幅に増加

武蔵野大学_有明キャンパス
武蔵野大学 有明キャンパス

2004年の薬学部、2006年の看護学部、2012年の経営学科をはじめ、2015年には工学部が新設されるなど、総合大学への道を歩み始めた武蔵野大学。2014年には薬剤師国家試験の合格率が首都圏で1位、看護師・社会福祉士などの国家試験の大学別合格率でも毎年上位にランキングされるなど、社会的評価は年々高まっています。

MJでは一定の成績を修めていれば、この武蔵野大学に入学できる「優先入学制度」がありますが、近年この制度を活用して他の難関大学に果敢にチャレンジする生徒が急増しています。

「ここ数年、現役での大学進学率は90%を超えています。国公立ではお茶の水女子大学や首都大学東京、東京学芸大学、防衛医科大学、私立では早稲田大学、慶応大学を始め、上智大学や東京理科大学、東京慈恵会医科大学、津田塾大学、東京女子大学、G-MARCHなどにも合格者を輩出しています。」

また希望進路実現の要となる進路指導は中1の入学直後からスタート。中1では「進路学習」の時間を設け、自らの生き方を模索するための授業を行います。中2・3でも進路指導室から学年全体へ話す機会を設け、生徒一人ひとりの夢を、全校をあげてアシストしています。高1からは、卒業後の進路を見据えてガイダンスが本格化。『進路適性検査』や『個人面談』にも取り組み、本格的な進路計画を構築します。

樹華祭(体育祭)で高3生が演じる_「荒城の月・幻想」
樹華祭(体育祭)で高3生が演じる
「荒城の月・幻想」

「進路指導の基本は、あくまで生徒一人ひとりの未来に対する希望を尊重することです。夢への架け橋となるのが、進路指導部の役目ですが、本校ではクラス担任はもちろんのこと、教職員のすべてが進路についての良き相談役となれるよう日々努力を重ねています」

自らの目標を早い時期から明確にし、その夢の実現のためにふさわしい進路を教師が一丸となってサポートする進路指導と緻密なカリキュラム。これに加え「2015年度からの新コース設置」とさらなる進化を遂げるMJ。新たな一歩を踏み出した今後の動向にも注目が高まります。

学祖_高楠順次郎_博士
学祖 高楠順次郎 博士

仏教精神による女子教育
学校法人武蔵野女子学院は、仏教主義による女子教育を理想に掲げ、1924年(大正13年)に学祖高楠順次郎博士により創設された90年近くの伝統を持つ学校です。当初は、東京・築地の本願寺内にありましたが、1929年に武蔵野の地に移り、現在に至っています。学祖の仏教精神による女子教育は当初、女子大学を志向したものでしたが、諸般の事情からまず中等教育の女子教育機関を設け、段階を経て現在の総合的な教育機関へと発展した歴史を持っています。 2004年度には学院創立80周年を迎え、中学、高校、大学、幼稚園、大学院と規模を拡大し、豊かな人間性を育む特色ある総合学院を目指しています。

創立者
高楠順次郎博士1866(慶応2)~1945(昭和20) 国際的仏教学者。 「仏教主義による女子教育」を理想にあげ 武蔵野女子学院を設立。 女子教育の必要性と女性の社会進出を肯定的に考えた先覚者でもある。 1944年 文化勲章受章。

教育精神
浄土真宗本願寺派。「知・情・意」兼備の人間形成を目指す。 知的で相手の立場を考える思いやりの心を常に考える女性を育成する。 学祖の理想は、知、情、意兼備の全人格的で、仏教的な愛に根ざす家族主義的な教育でした。この思想は時代を越えて受け継がれ、現在も理想として掲げられています。


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