学校特集

関東学院中学校高等学校2018

4技能がしっかり身につく英語メソッドがますます充実!

掲載日:2018年7月1日(日)

英語が標準化される社会を見据え、学校選びにおいても英語教育が注目されていますが、なかでも保護者から口コミで広がり、高い注目を集めているのが関東学院の英語教育です。
「ネイティブスピーカーの保護者も太鼓判を押してくださる。それが嬉しい」と英語科主任の宮前州吾先生が話すように、同校の英語教育は、中1から始めて、6年間で誰もが英語でコミュニケーションをとれるようになるだけでなく、大学入試もクリアできる力がつくよう工夫されています。

「英語ができると得をする時代は終わり、英語ができないと損をする時代に変わってきています。関東学院に来たら、英語を言葉として使える力をつけて卒業させたい。そのための授業が中1から確立されています」と宮前先生。さらに「どのクラスもトレーニングメインの授業を行っているため、集団としての英語力が上がっています」と英語科の尾作茂樹先生が続けます。

今年度より英語を用いて異文化理解を深め、プレゼンテーション力の向上を目指す「ベルリッツ・メソッド®」と、英語の運用能力を伸長させることをねらいにした個人レッスン「オンライン英会話」を新たに導入。ますます厚みを増している関東学院の英語教育についてご紹介します。

【関東学院の多彩な英語教育】

授業で学んだ英語を使う機会がたくさんあります!

中学生/通常の授業(週5時間)+英会話(週1時間)+NEWベルリッツ・メソッド®(週2時間)

高1/通常の授業(週7時間)+NEWベルリッツ・メソッド®(週2時間)+NEWオンライン英会話
※ベルリッツ・メソッド®(週2時間)は高2まで継続

関東学院_

■アクティブイングリッシュ(中1・2希望者対象)
生徒6、7人に1人のネイティブスピーカーがついて、2日間(9時〜17時)、オールイングリッシュで過ごします。

■京都研修旅行で外国人に英語でインタビュー(中2全員参加)
その準備として、English teacher the huntingを実施し、自分の考えや思いを英語で話す訓練をします。

関東学院_

■海外研修プログラム(希望制)
オーストラリア・台湾へのホームステイ、ハワイ島理科研修、オーストラリアターム留学や、フィリピンでの英語トレーニングツアーなど、プログラムが充実しています。

ベルリッツ・メソッド®とオンライン英会話を開始

--今年度より実施している、ベルリッツ・メソッド®とオンライン英会話について教えてください。
関東学院_宮前州吾先生
宮前州吾先生

宮前先生:英語の4技能習得を推進するために、総合の時間(週2時間)を使ってカリキュラムに導入したのがベルリッツ・メソッド®です。1学級45名を3グループに分けて、ベルリッツ®から派遣された外国人指導者が授業を行います。このメソッドは、単なる英会話の授業ではなく、国際理解を組み合わせているのが特長です。中1は音声面の学習と国際理解とを組み合わせた授業を、中2は学校のこと、日本のことを英語でプレゼンテーションする授業を、中3は学校のこと、海外のことを英語でプレゼンテーションする授業を展開します。高1、高2は「Time Zones(タイムゾーン)」という教科書を使い、グローバル時代に必要なスキルを総合的に高めていきます。

関東学院_週2時間のベルリッツ・メソッドR
週2時間のベルリッツ・メソッド®

例えば異文化を尊重するマインドなど、生徒に足りない部分を普段の授業でも補いながら、じっくりと積み重ねていくことが大切だと思っています。
オンライン英会話は、フィリピンの先生とマンツーマンで行うレッスンです。レッスンは英検(二次)のグレード別に構成されていますので、例えば3級の生徒が6月に準2級を受けるので準2級の内容にチャレンジする、というように生徒は自分でレベルを選ぶことができます。現在は礼拝のない日の朝8時30分から55分までの25分間、レッスンを受けています(週4日、クラスをローテーションして実施/年間17〜18回)。

レッスン中はヘッドセットをつけ、相手の顔を見ながら会話しますが、画面には教材も表示されていますので沈黙に対する不安はありません。生徒たちはレッスンが終わると「Bye Bye」などと言っていますが、そういう親しみやすさに加え、フィリピンの方々は英語を第二言語として使う人の苦労を理解しているので、生徒が英語を聞き取れてないなと思うと簡単な単語で言い直してくれたり、テキストチャットに文字を書き込んでくれたりもします。そういうサポートも安心して臨める要因になっていると思います。

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ヘッドセットを付けて英会話スタート!

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レベルに合わせたレッスンが受講可能な、
関東学院のオンライン英会話

--今年の高1に違いを感じますか。
関東学院_さまざまな国のネイティブと話せるのもベルリッツRの魅力
さまざまな国のネイティブと話せるのも
ベルリッツ®の魅力

宮前先生:尾作先生を中心にトレーニングの色彩が濃い授業を行うようになって4年目。今年の高1は、中1からその授業を受けているため、英語に対する垣根が非常に低いと思います。ネイティブスピーカーが「この人は英語ができる」と判断されるためには「0.3秒以内で返答すること」が必要と言われていますが、本校ではそれを目指して授業を展開してきました。我々は彼らのことを「クイックレスポンス世代1期生」と呼んでいますが、とにかく話すにしても書くにしても、間違えることを恐れないのです。またiPadを使って教員同士で教材をシェアし、指導内容の均質化を図った結果、英語の授業1時間の中でこなせる量も多くなり、授業に取り組む姿勢も意欲的になりました。

【尾作先生の授業を見学しました】

授業で重視しているのは『クイックレスポンス』

電子黒板に映し出されたのは動物の写真が、フラッシュカードのようにどんどん変わります。それを見ながら動物の名前をプリントに書く生徒たち。「(文字は)カタカナでもいいよ」という先生の指示にはどんな意図があるのでしょうか。
関東学院_尾作茂樹先生
尾作茂樹先生

尾作先生:私の授業でもっとも大切にしているのが『クイックレスポンス』です。英語をはじめたばかりの生徒にアルファベットでの表記を求めると、書くことに精一杯になってしまいます。まずは音をしっかり確認してほしい、そのためにカタカナで書かせています。『間違いを恐れない』『発音を恐れない』ということも大切にしていることの一つです。伝えたいという気持ちがあれば伝わるので、「まわりを気にせずにどんどんしゃべろう」と話しています。ただし「(反応は)速くなければいけない」と言っています。

プリントの答え合わせが済むと、『間違い直しノート』(小テストのプリントを貼り、間違いを見直し練習するノート)の確認を、1人ひとりと対面して行います。

尾作先生:小テストをほぼ毎日行い、さらに生徒は、『間違い直しノート』をつくることを家庭学習のルーティーンとしています。ただ、「作りなさい」と言うのではなく、「なぜノートを作るのか」、「なぜ授業用ノートと別にするのか」といった話をし、きちんと用意できているかを確認しました。生徒一人ひとりと向き合い、丁寧に指導することで、生徒はもう少し頑張ってみようという気持ちを持ちます。特に中学生の授業ではそういう雰囲気を感じます。

また、納得すれば人は動くので、なぜそういう授業をやるのか<目的>、どのようにやるのか<方法>、今はどのような学習が必要か、といったWhyやHowの部分(理由付け)を、生徒に話すだけでなく、保護者にも教科通信を配布してお伝えしています。中学期では学校の授業で学習したことを家で復習し、それが身についているかを翌日の授業で確認し、新しい内容に入る、という形で進めています。保護者の理解が子どもの理解につながって、一生懸命英語に取り組む生徒が増えているのだと思います。

関東学院_関東学院では電子黒板を活用して、授業の効率化を図っています。
関東学院では電子黒板を活用して、
授業の密度を高めています。
授業も後半に入り、再び尾作先生がiPadを操作し、電子黒板に映したのは動作をしている人の写真や絵(50枚)でした。動物同様、瞬時に切り替わる写真や絵を見て、生徒は動詞(単語やフレーズ)を発声します。心許なかった言葉を取り出してリピートさせたときに強調していたのは、アクセントやリズムでした。先生が手を打ってリズムをつくると、何度か繰り返すうちに生徒の発声がそのリズムに乗ってきて小気味よく響きます。続いて、映像と同じ写真や絵が載るプリントを使い、数分間で50の動詞(単語やフレーズ)をカタカナで書いていきます。答え合わせを終えると、「動詞だけでは命令型だけど、『私は○○します』だったら何をつければいい?」と先生。「I」と答える生徒に、「じゃあ、1から20までの動詞にIをつけて言ってみようか」と、50の動詞を使って授業を発展させます。Iだけでなく、YouやWeでも行いました。

尾作先生:動詞を発声するときは、動作をイメージし、自分の気持ちを表現することを大切にしています。ノンバーバル(非言語)コミュニケーションです。楽しそうなことは楽しく言う。悲しそうなことは悲しく言う、ということですね。

授業の合間にうんちくを教えるのも尾作流です。この日はcatとcutを例にあげ、「aは強めのア、uはさりげないア。それを意識して発音してみよう」とアドバイス。1から50の動詞のうち、後半は、「get up」「go to school」など生徒の生活に密着した単語やフレーズばかり。これにIをつければ、自分の状況を説明できます。まさに実践的な授業です。

尾作先生:教科書を基本としていますが、生徒たちが"知りたい・使いたい"と思うようなことは、その場で教えています。例えばメールの文章の書き方を教えると、生徒は(表現するために)使える動詞をもっと知りたいと思いますよね。この知りたい、使いたいという気持ち(動機)が大切であり、欲しているときには、今日のように50個くらい一気にインプットさせます。教えておけば応用が利きます。名詞の数えられる(可算名詞/aがつく)、数えられない(不可算名詞/aがつかない)も、難しい内容ですが、日常に必要な知識なので積極的に教えます。生徒が「なぜ?」と思うことには、その場で対応したほうが、頭に残ります。

関東学院_ユニークな尾作先生の授業は笑いが絶えません!
ユニークな尾作先生の授業は笑いが絶えません!

『英語ができる』の前提は、クイックレスポンスができるということです。欧米人は、0.3秒くらいで返すと、この人は英語ができると判断するらしいので、それを目標にしています。最終目標は、センター試験(筆記問題)の英文を話せる、聞ける、使いこなせるレベルです。センター試験の問題は英語がナチュラルで、実生活で使う表現がたくさん入っています。この文章をペーパー上だけでなく日常的に使えれば十分な英語力といえるので、6年後にそれができる生徒がどのくらい育つのかを楽しみに授業に取り組んでいます。

サーバントリーダーの育成を目指す関東学院にふさわしい英語力とは

--トレーニングを積んで行くスタイルの授業が関東学院の英語教育として定着しつつある中で、身につけた英語を使う場もこれまで以上に増えています。これから中学校に入学する生徒さんは、さらに大きな成果を得られそうですね。
関東学院_大人気のオーストラリア研修
大人気のオーストラリア研修

宮前先生:本校には授業で学んだことが体験と結びつく機会が多いので、生徒の英語に対する意欲が自ずと高まるのだと思います。今年度は夏のオーストラリア研修の参加希望者が急増して驚きました。高1、中3、合わせて90名あまり。従来の3〜4倍です。やむなく35名前後に絞ったのですが、非常に盛り上がっています。

こうして海外に出て力を試すことも大事ですが、個人的には、日本に来た外国人を受け入れる「おもてなしのマインド」や「コミュニケーション能力」を身に付けてほしいと思っています。それは本校が「人になれ 奉仕せよ」の校訓を体現する、サーバントリーダーの育成を目指した学校でもあるからです。サーバントリーダーとは、自分の力を独り占めにせずに、他者とともに用いることを大切にするリーダー像です。生徒たちには毎日の礼拝や聖書の授業を通して、共感する心や他者とともに生きる力を育み、受信と発信のバランスのとれた人になってほしいと願っています。つまり、それが自然体のコミュニケーションにつながると思うからです。

--これからも留学生を迎える機会を増やしていくということでしょうか。
関東学院_2020年の大学入試改革に向けても準備は万全!
2020年の大学入試改革に向けても準備は万全!

宮前先生:そうですね。学内では英語を使う機会をさらに増やしたいと考えています。また、十分な授業時間を確保するために、今年度より2学期制を導入しました。2020大学入試改革も迫る中、さらに具体的な設計を進めていかなければなりません。高3で受ける英語4技能テストの結果を大学入試と紐づけることもできるので、高3でTEAPを受けようと思ったら、高2はそのための勉強をする期間になります。高2での学習を充実させるには、高1の終わりに英検2級を取れる環境を担保しなければなりません。今は中学生たちが、学年の目標以上を目指して努力してくれています。関東学院の英語教育の流れは確実に良い方向に向いていると思います。

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