学校特集

狭山ヶ丘高等学校付属中学校

新校舎が完成し、教育環境が充実!
高校生を手本に豊かな人間性と確かな学力を育み、いざ東大へ!

「豊かな心と確かな学力を育む学校」として、所沢、入間エリアを中心に、抜群の信頼を得ている狭山ヶ丘高等学校。そこに、付属の中学校が誕生して3年目を迎えました。3学年が揃ったタイミングで、中学生の生活拠点となる7階建ての新校舎(2号館)と生徒ホールができあがり、いよいよ中高一貫教育も本格化!同校が大切にしている教育と、現在の様子を、渉外部長の山崎正和先生と、中学校教諭の北谷高志先生に伺いました。

まずは、中高生が触れ合う、新校舎&生徒ホールをご案内します。

狭山ヶ丘高等学校付属中学校_新校舎
狭山ヶ丘高等学校付属中学校

【新校舎】
この春、完成した7階建ての新校舎(2号館)は、中学生の教室、職員室、進路指導室、自習室などが中心です。教室は外光がたっぷり入る大きな窓が印象的で、木々の緑が美しい、落ち着いた空間で学べます。技術室、美術室、理科室(3室)、音楽室などの特別教室もあり、生徒は階段とエレベーターを利用して移動しています。(山崎先生)


新校舎7階で活動する「吹奏楽部」に聞きました!

岸凛太郎さん
突然の取材にも快く答えてくれた
高2の岸凛太郎さん♪

吹奏楽部は中学生も入部できる強化クラブの一つ。過去には全日本吹奏楽コンクールにおいて、3度金賞を受賞するなど、輝かしい実績があります。定期演奏会は今年が38回目。5月に行われる「入間茶まつり」など、地域のさまざまなイベントでも演奏しています。

「新校舎の最上階に音楽室ができて、吹奏楽部の活動場所も3号館からこちらに移りました。以前は地下1階だったので、日差しは入らず、音もこもりがちでしたが、新しい音楽室は窓が大きく、眺めがいいので、気持ちよく練習できます」(岸 凜太郎さん/高2/チューバ担当)


新校舎6階で活動する「科学部」に聞きました!

2年前までは休部寸前のクラブでしたが、現部長の角さんを中心とした改革で蘇り、活動日を週5日まで拡大。20名(中学9名、高校11名/中1・高1を除く)の部員が科学班と生物班に分かれて、主体的に実験や研究に取り組み、文化祭で成果を発表しています。

完成したばかりの理科実験室にて
完成したばかりの理科実験室にて!
科学部の面々が何やら作業に取り組んでいます!!

新校舎の6階は理科室だけのフロアです。明るく過ごしやすい専門教室、薬品などを入れられる棚付実験台は憧れでした。素晴らしい環境に活動意欲が増しています。

科学班は、不老川の水質検査を継続的に行っています。生物班は入間川で捕獲した生物や、近隣の池からいただいたカエルの卵 (孵化して、たくさんのおたまじゃくしに!) など、さまざまな生物の飼育、観察をしています。新入部員獲得のために、鶏の心臓の解剖などの体験実験も実施しています。活動内容にきまりはなく、班ごとに話し合い、やりたいことに取り組んでいるので楽しいです。研究成果をまとめて、コンテストに応募する日も近いと思います。

今、もっとも興味があるのは、この部活の未来です。後輩が頑張っているので、さらなる発展を期待しています。私は文系クラスに属していますが、農学部を目指しています。こうした体験を後進に活かすためにも、教員になりたいと思っています。(角さん/高3/部長)


生徒ホール
新館「生徒ホール」は生徒たちお気に入りの憩いの場!

【生徒ホール】
生徒ホールは300名収容の居心地のいいスペースです。コンビニが設置されているため、昼休みや放課後には食事はもちろん、お菓子をつまみながらおしゃべりに花を咲かせたり、勉強を教えあったりする生徒たちで賑わいます。2階は中学生専用の図書館と自習室です。職員室が隣接しているため、教員への質問もしやすい環境です。

2号館は生徒ホールや体育館ともつながっているため、非常に生活がしやすいと思います。教室の一部を高校生が使っているため、自然と学び取ることも多く、中学生は1学年2クラスと少数ですが、日に日に「狭山ヶ丘生」らしさを備えていくようで楽しみです。(山崎先生)

狭山ヶ丘の教育を支えるのは、
創立当初から大事にしている"精神修養"

渉外部長_山崎正和先生
渉外部長 山崎正和先生

本校は精神修養の学校からスタートしています。時代の流れとともに勉強を重視するようになりましたが、その土台には精神修養があり、今も大事にしている「黙想」「茶道」は創立時から受け継ぐ賜です。さらに「対話」も柱の一つに加えて、教員と生徒、生徒同士が、対話により学校生活を運営できるよう心がけています。(山崎先生)

授業前には「黙想」をして精神集中
授業前には「黙想」をして精神集中!

「黙想」
すべての授業の初めに行います。目を閉じて、テーマに従い黙想を行うと、次第に心が落ち着いて授業に集中できます。「休み時間との区別をつけやすい」と好評で、中学生も意味を理解して取り組んでいます。(山崎先生)

「茶道」
創立者の近藤ちよ先生が「茶道を通して心の落ち着きを得る」と、開校当初から茶道を教育の柱に据えていました。今も高3の授業(週1回)に茶道を取り入れて、裏千家の正教授からお茶の心や作法を学んでいます。狭山、入間は有数のお茶の産地です。お茶にまつわるイベントも盛んで、吹奏楽部は「茶祭り」で演奏を、茶道部は「狭山大茶会」でお手前を披露するなど、地域との交流にもお茶が役立っています。授業では裏千家の初級許状を取得できます。(山崎先生)

「対話」
風通しのいい学校生活を送るには、日常生活におけるコミュニケーションを欠かさないことが大切です。その第一歩が「挨拶」です。高校生に比べると、中学生はまだまだですが、自ら声をかけることができるよう指導しています。(山崎先生)

クラブ活動も精神修養につながるものが多彩。

中学生のクラブ活動加入率は9割以上。多くの生徒が文武両道を実践しています。中学校の武道で「合気道」を行っているため、中学生の「合気道部」への入部が増えています。「茶道部」は中高男女40名ほどの部員が、3号館内にある茶室「悠久館」で活動しています。茶道部での活動をやり遂げると、中級許状を取得できます。「なぎなた部」もインターハイの常連です。技の優劣を競う「演技」、相手と戦う「試合」、両方を通して心技体を磨き、初心者からでも全国大会出場を果たしています。 (山崎先生)

茶道部

クラブ活動も盛んな狭山ヶ丘"茶道部"

吹奏楽部

"吹奏楽部"

感謝の心が生まれる「農作業」と、
心身を鍛える「軽登山」で人間性を高める!

豊かな人間性が備わってこそ、学力も伸びます。協調したり、創造したりする力も生まれます。そうした力を養うためには、自然に触れて汗を流すのが一番です。そこで本校では「農作業」と「軽登山」を実施しています。(山崎先生)

自分たちで育てた野菜はホントに美味しい
自分たちで育てた野菜はホントに美味しい♪

「農作業」
農作業は総合的な学習の時間を利用して行っています。畑は校地で、学校からバスで移動します。1年生は基本作業について学び、皆でなす、白菜、トマトなど、同じ作物を育てます。その経験を活かして、2年生は一人ひとりに割り当てられた土地を耕し、作付け計画を立てて、1年を通してさまざまな作物を育てます。育てている野菜は、なす、トマト、キュウリ、ししとう、唐辛子、ピーマン、とうもろこしなど、いろいろです。収穫した野菜は持ち帰り、ご家庭で味わってもらっています。さつまいもを収穫した時は、家庭科室でスイートポテトを作り、食しました。手間をかけて育てた野菜を、みんなで調理し、食することで一体感が生まれています。農作業は自然が相手であるため、失敗がつきものです。水やりや雑草取りも大変なので、失敗や困難にめげず、立ち向かう姿勢が養われているように思います。3年生を見ていると、分別のある、忍耐強い子どもに育っていると思います。(北谷先生)

達成感が心地よい軽登山
達成感が心地よい「軽登山」。
写真は御岳山での一コマ!

「軽登山」
軽登山は年3回実施しています。やりきった時に、子どもたちが達成感を覚える山を登るようにしています。高尾山にしても、通常のコースではなく、裏から険しい道で登るような工夫をしています。そのため、教員は下見が欠かせず、年6回登ることになりますが、生徒のためにと頑張っています。秩父、奥多摩の山々を中心に登山の体験を増やし、3年間の間に一度はアルプスの山を登ることが目標です。(北谷先生)

毎日の積み重ねで確かな学力を育む!
その柱が「朝ゼミ」と「英検対策」だ。

中学3年間を有意義に過ごして、高校生活へつないでもらうために、本校では4月1日から授業を行っています。また、生徒自身が計画的に学習する習慣を身につけられるよう、「朝ゼミ」や「小テスト」を定期的に行っています。さらに英語学習のペースメーカーとして、英検対策にも熱心に取り組み、生徒の意識を高めています。(山崎先生)

きめ細かな進路指導で受験対策もバッチリ
きめ細かな進路指導で、受験対策もバッチリ!

「朝ゼミ」
頭の冴えた朝に学習する習慣をつけるため、週に3、4日、7時20分から8時10分まで、実施しています。教科は英語と数学ですが、1年生は英語を中心に、徹底した音読とわかりやすい解説で、興味を引き出しています。自由参加ですが、ほとんどの生徒が参加して、1年生の早いうちから規則正しい学習習慣を身につけています。(北谷先生)

特別自習室では各自に席が割り当てられる
特別自習室では各自に席が割り当てられ、
落ち着いた環境で学習が可能です。

「英検対策講座」
英検は年3回、受検機会があります。昨年度、英検を受検した中2(現在中3)で準2級に合格した生徒が13名、中1(現在中2)が1名。中2(現在中3)の半数は3級に合格しています。中学生の間に全員が準2級に合格することを目標に、リーディングだけでなく、リスニングにも力を入れて、手厚く指導しています。現在、準2級を取得している生徒は2級を目指します。2級以上に合格するためには、本人の学習意欲が不可欠です。準2級まで取れていれば、自分で目指せる土台はできていると思いますので、今年度の頑張りに期待しています。(北谷先生)

高校生に学び、着実に「狭山ヶ丘」らしさを備える、
中学1期生の「今」、そしてこれから

北谷高志先生
北谷高志先生

本校は中学校3年間と高校3年間に分かれていますが、一つのキャンパスで生活しているため、実生活の中で中学生は高校生にいろいろと助けられています。部活動や学校行事などはもちろんのこと、ある日、雨が降り、紙袋が破れて困っている中学生に手を差しのべてくれたのは、近くにいた高校生でした。顔見知りだったわけではありませんが、同じ学校に学ぶ弟、妹という感覚で接してくれるのでありがたいです。

高校生と比べてしまうと、挨拶一つとっても中学生はまだまだですが、伝統ある高校に新設の中学校ができて3年目。高校には新鮮味が加わりました。中学校は高校の恩恵を多々受けられるため、その分、早く子どもたちが成長しているように感じます。中学生は手がかかりますが、早い段階で本校の校風に馴染むため、6年間というスパンで見れば「先を察する力」がつくのではないでしょうか。

2号館と生徒ホールが完成したことにより、落ち着いて生活できる環境も整いました。勉強をするにもタイプがあり、自習室で黙々とやる子もいれば、多少雑音があったほうが集中できる子もいます。そのため、生徒ホールの完成は生徒それぞれの特徴にあった学習空間の提供につながったと考えます。

保護者の皆さんに学校生活について伺うと、英検対策講座や朝ゼミへの満足度は高いようです。学習時間数は多いので、中学生の学習を定着させるとともに、できるだけ高校生の学習内容にも触れて、高校での学びが一部復習となるような、スムーズな連結を図っていきたいと考えています。 (北谷先生)

西武ドーム

毎年「西武ドーム」で行われる名物の体育祭。

中・高関係なく盛り上がりを見せる一大イベント

中・高関係なく盛り上がりを見せる一大イベントです。

■各駅より無料スクールバスを運行

各駅より無料スクールバスを運行していますので、夜7時(高校生は9時)まで自習室を活用しても、駅まで安全に送り届けます。

■川越駅(JR埼京線・東武東上線)西口より約40分
■入曽駅(西武新宿線)東口より約15分
■箱根ヶ崎(JR八高線)駅西口 送迎バス乗り場4番より約20分
■狭山市(西武新宿線)駅東口より
★朝ゼミ用スクールバスも出ています。座れます。
★武蔵藤沢駅より徒歩13分です。駅から学校までの通学路は平坦なので、徒歩通学も可能です。

学校ホームページはこちら 学校データベースはこちら