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学校特集

麹町学園女子中学校・高等学校2019

「みらい型学力」+「進路保証」=自分の「みらい」を創出できる

掲載日:2019年9月1日(日)

2016年からスタートした「4つの教育改革」が、生徒たちを短期間で大きく変化させている麹町学園女子。「みらい型学力」の大きな柱となっている「アクティブイングリッシュ」は、同校独自のメソッドによって「使える英語」を習得するもので、全国各地から視察が訪れるほど注目が集まっています。さらに、英語の強みを生かした高大連携による「進路保証」も加速度的に充実し、生徒たちの可能性は大きく広がっています。目をキラキラさせながら学ぶ生徒たちを全力でサポートする校長の山本三郎先生と、進路指導部長の花形映里先生にお話を伺いました。

「自己肯定感」を高める、
次世代を見据えた教育改革に着手

麹町学園女子_校長の山本三郎先生
校長の山本三郎先生

「本校の生徒たちは、真面目で本当に優しい生徒ばかりです」と、山本校長。5年前に同校に赴任した時の印象は、「教員と生徒の距離がとても近く、生徒同士も仲が良い。学業面に関してものんびりとした『居心地のよい学校』でした」。ただ、コツコツと真面目な一方、消極的な生徒の姿もあったと言います。
「必ずしも第一希望で本校に入ってきた生徒ばかりではありませんから、塾や小学校で高い評価を受けた経験もなかったのかもしれません。そこで、自信をつけて自己肯定感を高め、これからの時代をたくましく生き抜く力を身につけてほしいと願い、教育改革に着手したのです」

●2016年にスタートした、麹町学園女子の「4つの教育改革」

❶みらい科........................「なぜ?」と問い続ける力を育み、自分の「生き方」の基盤をつくる
❷アクティブイングリッシュ...独自のメソッドで英語の4技能をバランスよく身につける
❸グローバルプログラム......身につけた英語で異文化に触れ、グローバルな視点と姿勢を育てる
❹思考型授業........................主体的に考え、協働力を培うPBL型授業を全教科で実践


生徒に火を点けた
「アクティブイングリッシュ」!
麹町学園女子_「アクティブイングリッシュ」の授業の様子
「アクティブイングリッシュ」の授業の様子

いち早く成果を出したのが、「アクティブイングリッシュ」でした。 2017年に英語科の特別顧問として、実用英語推進機構代表理事である安河内哲也先生を迎え、英語の4技能(聞く・話す・読む・書く)を確実に身につけ「使える英語」の習得を目指して取り組みをスタート。「2年間で、想定していた以上の成長だ」と、先生方や保護者の方々も驚くほどの速さで成果が表れました。

「2年前の入学者64名は、ほとんどが小学生で英語を特別に学んでおらず、ABCからのスタートでした。でも2年後には、英語検定の3級を約3/4の生徒が取得、さらに、20名は準2級、5名は2級を取得したのです」と山本校長。さらに先生方を驚かせたのが、「悔しがる生徒の姿」だったと言います。
「それまでは、準2級の取得者は数えるくらいでしたが、今では中1から高3まで約55%の生徒が取得するまでになっています。教師が100回熱い言葉をかけても『無理です』『できません』と尻込みしていた生徒も、『友達が取れるのなら自分も取れる!』と悔しい気持ちを表に出し、大きな変化を見せ始めました」と、活気づく生徒たちに先生方は強い手応えを感じたそうです。

麹町学園女子_英検結果
安河内メソッドのキーワードは
「学ぶ英語から、使える英語へ」
麹町学園女子_授業以外にも、多角的にタブレットを活用する生徒たち
授業以外にも、多角的にタブレットを活用する生徒たち

「アクティブイングリッシュ」とは、「聞く・話す・読む・書く」の4技能を確実に習得するための活動型授業ですが、これを起点としてさまざまな活動型プログラムにつながっていきます。

❶ 朝の音声活動...全学年で、毎朝8時30分から10分間、教科書の英文を音読したり、英語の曲を歌う
❷ ICTのフル活用...電子黒板の設置や1人1台所有のiPad、パワーポイントを活用して発表
❸ アクティブラーニング...英語での協働学習を中心に各教科でグループワークやペアワークを行う
❹ グローバルプログラム...ネイティブの教員が常駐するInternational Loungeでオールイングリッシュで会話を楽しんだり、海外への修学旅行に行くなど

「楽しく学ぶ」ことで実を結ぶ。
音声重視で英語のリズム感を身体に染み込ませる
麹町学園女子_女子は、一歩ずつ階段を上って自信を深めていく
女子は、一歩ずつ階段を上って自信を深めていく

「安河内メソッド」は音声を重視しているため、教材はすべて音声教材付きのものを使用。日々声に出すことで、英語のリズム感を身体に染み込ませていきます。また、学びは楽しくなければ実を結ばないという考え方のもとで、生き生きと学ぶ生徒たちを目の当たりにして、山本校長は強く感じたそうです。
「男子は階段を三段跳びするように短期間で伸びることがありますが、それに比べて女子は慎重です。ですから、一歩一歩階段を上るように目標を設定して一つずつクリアしていけば、それが自信になり、さらにやる気が出てくるのです。『アクティブイングリッシュ』で火が点いた生徒たちは、互いに切磋琢磨しながらそれぞれが伸びていっていますね」

4本柱の教育改革は
有機的につながっている

そして、先述の通り、この「アクティブイングリッシュ」の考え方は単に英語科だけの取り組みに留まらず、教育改革の4本柱が有機的につながっています。
「本校独自の『みらい科』の考え方は、『豊かな人生を自らデザインできる自立した女性』という教育目標の実践です。『アクティブイングリッシュ』で目指すのは、自ら学ぶ力を培い、吸収する力を養える生徒を育てること。『思考型授業』も『グローバルプログラム』も同じです。自ら学習できる生徒(人材)に育てることは、4本柱の教育プログラムに共通している理念であり、すべてが有機的につながっているのです」(山本校長)

グローバルコース(英語選抜コース)は国際舞台で輝く力を、
スタンダードコース(みらい探究コース)は総合的な学力を育成
麹町学園女子_中2では修学旅行でアイルランドへ
中2では修学旅行でアイルランドへ

また2017年度入試から、英語に関心の高い小学生の要望に応えて英語入試をスタートさせました。英語の強みを生かし、世界で活躍する女性を育成する「グローバルコース」と、知識に加えて思考力や表現力など総合的な学力を身につける「スタンダードコース」の2コースに分かれて、それぞれ特色ある学びを深めています。

中3・高1へのそれぞれの進級時には、コース間の変更も可能。また、グローバルコースの生徒たちが、数学・国語など英語以外の教科にも決して苦手意識をもたないように、一人ひとりのレベルに合わせたフォロー体制も整っています。きめ細かな同校の対応に、保護者の方からも強い信頼が寄せられています。

2020年、「ダブルディプロマ」がスタート予定!
日本とニュージーランドまたはアイルランドの高校卒業資格を同時に取得
麹町学園女子_中3から参加できる「ニュージーランド語学研修」にて
中3から参加できる「ニュージーランド語学研修」にて

さらに2020年からは、ニュージーランドとアイルランドの高校と提携して、2カ国の高校の卒業資格が取得できる「ダブルディプロマ」プログラムがスタート。日本で1年間、ニュージーランドまたはアイルランドの高校で2年間(1年間も選択可)学ぶ予定です。
日本の中等教育を欠かすことなく、そのうえで高い英語力を身につけ、卒業時には日本とニュージーランドまたはアイルランド両方のディプロマ(卒業資格)を取得。ダブルディプロマを手にした後は、早慶上智やICUなどの帰国生入試をはじめ、世界中の大学への進学という道が開かれます。全国でもまだ数少ない取り組みのため、さらに同校への注目が集まっていくでしょう。

また、身につけた英語を実践する場としては、ネイティブが常駐する「インターナショナルラウンジ」やユネスコスクールの提携校との交流、語学研修・留学制度と数多く用意。「使える英語」を体得した生徒たちは、自信を深めて、さまざまなことに積極的に取り組んでいます。
そして、そんな生徒たちがじっくりと自分を見つめながら、自らの興味・関心を深められる環境をさらに整えようと、今、「高大連携」も活発化しています。

高大連携で「進路保証」を。
中学から見据える「大学で何を学ぶか」

「英語」+「高い人間力」で、麹町生に集まる熱い視線

英語に強い学校として注目が集まるようになった同校には、中高をはじめ、小学校、予備校、塾や大学と、全国各地から数多くの先生方が視察に訪れるようになりました。視察後に大学の先生から、「6年間この授業を受けた生徒を、ぜひうちの大学に」というお話をいただくようになりました」と、山本校長。
2019年からは新たに成城大学も加わって、現在では5つの大学と連携協定を締結しています。英語という武器に加えて、「みらい科」で得た探究心や自立心、さらに、真面目で素直な生徒たちの人柄や学問への姿勢は大学入学後も高い評価を得ています。


麹町学園女子_実際に大学を訪ねて
実際に大学を訪ねて

●麹町学園女子が高大連携協定を
 締結した5大学


 ■成城大学
 ■東洋大学
 ■東京女子大学
 ■共立女子大学
 ■女子栄養大学


従来の「指定校推薦制度」ではなく、
じっくりと理解を深める「高大連携」

従来型の指定校推薦制度の多くは、大学との交流があまりなく、大学のことを直接知る機会も多くはありません。そのため、どうしても「イメージが良い」「通いやすい」など表面的な理由で大学を選びがちになることも。その結果、入学後に「思っていたのと違う」と学習意欲を失う場合もあります。
そうしたミスマッチをなくすために、同校の高大連携の取り組みは、学習の一環として大学を理解する機会を数多く設けています。「大学訪問や出張講義などを通して、この大学はどんな人物を創造しようとしているのか、どういう考えをもっているのか、しっかり理解して選択することが大切です」(山本校長)

具体的な目標があるから、頑張れる。
毎日の授業や家庭学習を大切に
麹町学園女子_進路指導部長で数学科の花形映里先生
進路指導部長で数学科の花形映里先生

花形先生は、「高大連携締結校との交流は、生徒の視野を確実に広げてくれます。大学の講座や行事への参加、研究室を訪問して教授から説明を受けるうちに、将来の学びや目標が少しずつ具体的に見えてきます。評定が取れるように頑張ろうと、毎日の授業や家庭学習も大切にします。各教科バランスよく学び、その結果、大学に合格して自分の夢をかなえることが理想です」と言います。

スタートが早いのも同校の特長的なスタイル。「中1から参加者を募り、大学に行って本校の卒業生によるキャンパスツアーへ参加し、夏休みの計画や中高ではどのように過ごしていたかなど、身近な先輩から具体的な話を聞けるのも刺激になるようです。保護者の方にも一緒に参加していただき、最新の情報を共有して、大学・中高みんなで生徒を育てましょうという体制づくりを整えています」(花形先生)

毎年80校以上が参加するオリジナルの進学フェア。
社会に出て、輝く女性になってほしい
麹町学園女子_体育祭のリレーで。「元気」が弾ける!
体育祭のリレーで。「元気」が弾ける!

さらに同校では、毎年80校以上の大学が参加するオリジナルの進学フェアを行っています。生徒や保護者からのリクエストに応えて、先生方が1校1校大学へコンタクトを取って実現しているのですが、「興味や関心のある大学の方としっかりと話をして、自分の可能性を広げてほしいですね」と花形先生。

麹町学園女子_強豪のフェンシングをはじめ、部活動も盛ん
強豪のフェンシングをはじめ、部活動も盛ん

このように、生徒たちが希望する進路に進めるように、同校ではさまざまな「出会い」の機会をつくっています。「大学はあくまでも通過点です。社会に出てから、それぞれが選んだ道で、輝く女性になってほしいと思っています」と、つねに見据えているのは大学のその先。通過点である大学がミスマッチにならないよう、同校では生徒に寄り添いながら、社会に出た時に役立つ力をしっかり育てているのです。

誰でも、磨けば光る。
磨いたことがないから、光らないだけ

生徒一人ひとりにしっかりと向き合う先生方からは、生徒たちの頑張る素敵なエピソードが次々と紹介されました。
その一つに「勉強ができない、苦手だと言っていたのに、やはり英語をきっかけに大きく変わった生徒がいます。『こんな私でもやればできるというのを見せたい、下剋上したい!』と、真剣に勉強に取り組むようになった結果、英検は準1級を取得して学習院大学にも合格しました。毎日、学習院の門を通るたびに、誇らしくて楽しくて仕方がないと、教えてくれました」と、うれしそうに話す花形先生。

麹町学園女子_生徒たちは確かな意思を持って、未来へ向かっていく
生徒たちは確かな意思を持って、未来へ向かっていく

山本校長も、熱い思いを語ってくれました。
「生徒たちは、みんな磨けば光ります。光っていないとすれば、それは磨いていないだけ。誇りを持って進学すれば、大学でもしっかり勉強に取り組みます。また、誇りを持たない生徒は『母校』という言葉を使いません。ですから、生徒みんなに、麹町学園女子と進学先の大学という『母校』を持たせてあげたいと思っています」と。

高1・2で取り組む1万字の「みらい論文」も大学側からの評価へとつながっています。今後も、生徒や保護者の希望に応じて高大連携校を増やしていきたいと語る山本校長と花形先生。

もちろん、難関の明治大学国際学部に合格した今年の卒業生のように、同校で手に入れた英語力のアドバンテージを最大限に活かしながら一般入試に挑む生徒も大勢います。 このように多様な進路を選択できる豊かな環境の中で、つねに全力で生徒たちをバックアップする先生方に見守られながら、生徒たちは自信を持ち、さらに確かな力を蓄えて、たくましく自分の「みらいをデザインする」自立した女性へと育っていきます。

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