2月1日、サレジオ学院中学校A試験に学びを止めなかった受験生410名がチャレンジ

サレジオ学院中学校の最寄り駅は横浜市営地下鉄グリーンライン『北山田駅』になります。駅からは徒歩5分程度で着きますが、同校は200台止められる臨時駐車場(予約制)が用意されていました。この日の横浜市の朝は曇り空で気温2℃と寒く、7時55分から8時5分くらいにかけて一時雹交じりの雨も降りました。今年の受験生は新型コロナウィルスの影響で小学校や塾での生活でいろいろな制約があったと思いますが、そのようなことを乗り越えてきた逞しさが備わっているように感じます。

今年の同校の入試は、以下のような新型コロナウィルス感染予防対策をして行われました。
受験生と保護者の方々も受験に備え、感染予防に努めます。

１．受験生の皆さん

・受験前おおむね1週間、毎朝検温し健康状態を確認してください。

・発熱や咳などがあり、新型コロナウィルスやインフルエンザと思われる症状がある場合は医療機関に相談し、医師・保健所の指示に従ってください。

・上記の症状はなく体調不良の場合は保健室受験ができます。保健室受験をご希望の方は必ず事前に電話連絡をお願い致します。当日のご連絡は7：30～8：30の間にご連絡ください。

・水分補給はご自分で水筒を持参してください。校内の冷水機は感染症対策のため使用することができません。

・水分を補給する場合を除き校内では常にマスクを着用してください。また、校舎内に入場する際には手指消毒をお願い致します。体質など事情があって困難な場合は事前にご相談ください。

・試験会場も換気をしますので、上着など寒さ対策をしてください。必要があれば座布団を持参しても構いません。

２．付き添いの方

・校内に控室はありません。

・試験会場入場口（昇降口）までの付き添いは1名のみです。当日朝ご自宅で検温をお願い致します。

受付開始時間は7時50分でしたが、少し早く受付開始となりました。

受験生たちは保護者から「がんばってね」、「行ってらっしゃい」などと一声かけられ、「がんばってくる」、「行ってきます」と返答したり、大きくうなづいて保護者と別れます。

受験生は一定の間隔をあけながら階段をのぼって試験会場へ向かいます。

中には、同校の敷地内には創立者ドン・ボスコ神父の銅像があり、その銅像の前で一礼をしてから試験会場に向かう受験生の姿も見られました。

新型コロナウィルスの影響で緊急事態宣言が発令され、小学校や学習塾の休校やオンライン授業など、例年とは異なることが多く受験生にとっては大変な1年だったと思います。

そんな状況の中、受験生がこの日を迎えられたのはやはり保護者の方々が受験生を支えてくれていたおかげです。

親子が一緒にいる時間が多かったからこそ、そんな保護者の方々の思いを受験生たちも感じ取ってくれたのではないでしょうか？

保護者の方々には、このような状況下で多くのご苦労があったかと思いますが、こうして中学入試を迎えられたことは受験生にとっても一生の思い出になると思います。

受験生・保護者の方々が笑顔で中学入試を終えられることを願っております！