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受験情報ブログ

2月3日共立女子C日程入試には、334名の受験生が出願!

東京の女子校きっての大規模校
共立女子の教育姿勢に共鳴した334名の受験生!

東京・神奈川の中学入試も今日が3日目。本日も多くの学校で入試が実施されています。千代田区一ツ橋の共立女子中学高等学校では、入試最終日となるこの日に「C日程」入試が実施されました。

女子伝統校の英断

1886年の創設以来、「女性の自立」を建学の精神に掲げ、時代を超えて高い支持を集めてきた共立女子。2006年には高校募集を停止して、完全中高一貫制に移行し、進学実績も順調に伸ばしています。その同校が昨年度から新たに導入したのが、「合科型論述テスト+算数+面接」によるC日程入試です。

近年、「適性検査型」や「思考力型」と言われる入試形式を導入する私学が急速に増加し、今年は100校を超す私学で同型の入試が実施されていますが、そのほとんどが公立中高一貫校の適性検査実施日にあたる2月3日を避けて実施しています。その点からも本日行われた共立女子の「C日程」入試には高い注目が集まりました。今年は入試日の移動に伴い募集人数も30名→40名に増員。最終的な出願者数は334名となりました。昨年度の468名からは減少しましたが、公立中高一貫校との併願者がいないことを考えれば、極めて高い出願者数となります。この背景には「どんな生徒を育てたいのか」、「どんな力を伸ばしたいのか」といったテストに込められたメッセージと、3年後に迫った「大学入試改革」を見据えた共立女子の教育姿勢に共鳴する受験生と保護者が多かったと言うことができるでしょう。

アクセス抜群の好立地

試験開始は8:30からですが、7:00を過ぎた頃には校舎前に各塾の先生たちが激励のための列を作り、生徒たちの到着を待ちます。都心にありながら、緑豊かな皇居や北の丸公園からも近い同校へは、地下鉄半蔵門線、都営新宿線・三田線の「神保町駅」からは徒歩3分、地下鉄東西線「竹橋駅」からも徒歩5分と好アクセスなのも同校の魅力です。

受験生たちが目立ちはじめたのは7:15を過ぎた頃から。7:30~7:45には来場のピークを迎え、各々がお世話になった塾の先生たちと固い握手を交わし、試験会場へと向かいます。校舎入口では在校生が案内係として、受験票の確認と受験教室への誘導を行います。保護者は校舎内への立ち入りができないため、ここで最後の見送りをすることになります。受験票を提示するわが子を心配そうに見つめる保護者たち。この後は本館裏手に設けられた保護者控え室で試験の終了を待つことになります。

最後まで諦めずに

8:00を過ぎた頃には準備されている入試教室のうち「第4教室」までが埋まり「第5教室」へ。そして8:10にはほぼ全ての受験生が入場を終え、校舎前には試験開始の緊張感が漂い始めます。C日程は8:30~9:30までが「合科型論述テスト」、9:50~10:50までは「算数」、その後11:10からは1人5分程度の個別面接が実施されます。

東京の女子校きっての大規模校でもある共立女子。今回の入試を突破することができれば、たくさんの友だちと活気に満ちたスクールライフが待っているはず。2017年中学入試もいよいよ終盤戦!最後まで諦めずに、これまでに培った力を発揮してください。

がんばれ、中学受験生!