芝浦工業大学附属中が2021年4月から共学化へ!
芝浦工業大学附属中学校〈東京・江東区。男子校〉が、2021年4月から共学化するというお知らせが、本日届きました。今回の公表にあたっては、「すでに2017年より共学化した高等学校とあわせて、芝浦工業大学と連携したSTEAM教育を強化します」と、今回のNEWSリリースのなかでも宣言されています。
共学化と合わせて芝浦工業大学と連携したSTEAM教育を強化!
芝浦工業大学附属中学校〈東京・江東区。男子校〉が、2021年4月から共学化するというお知らせが、本日、同大学の企画広報課からメールで届きました。
すでに高校では2017年から女子生徒の受け入れを開始しており、その手応えから、中学校の共学化も視野に入れていたようですが、このほど決定に至ったようで、今回の公表にあたっては、「すでに2017年より共学化した高等学校とあわせて、芝浦工業大学と連携したSTEAM教育を強化します」と、今回のNEWSリリースのなかでも宣言されています。
今回の「中学共学化」に至った理由(ポイント)としては、①「『女性研究者・技術者を増やす』という社会の要請に応えるべく、中学でも女子生徒を受け入れ」、②「芝浦工大と連携したものづくり教育に加えグローバル教育を強化、STEAM教育をさらに発展」させることが目的と記されています。
なお、本日届いたNEWSリリースには、以下のように謳われています。
「女性研究者・技術者の育成」のニーズに応えるSTEAM教育を...
芝浦工業大学附属中学校は2021年4月より、女子生徒を受け入れる方向で準備を進めることを決定しました。
本校では「女性研究者・技術者の育成」という社会の要請に応えるため、2017年に高校入学者から女子生徒を受け入れ、高大連携で工学女子の育成に努めてきました。このたびの中学共学化は、さらにそれを発展させたものとなります。
これからの社会において、男女に関係なく、また文理に関係なく、科学・情報・ものづくり・芸術・数学といった素養は不可欠です。 本校はそうした素養を育成するSTEAM(Science, Technology, Engineering, Arts, Mathematics)教育を展開していますが、 女子生徒入学後は「英語・プログラミング・デザイン」をさらに強化するカリキュラム改革もあわせて実行する予定です。
また、進路については、高校からの文系を含んだ多様なコース選択によって、生徒一人ひとりの自己実現を達成できるよう指導していきます。
女子生徒の受け入れ人数やクラス編成、入試方法などは検討中であり、秋以降の発表となります。今後、詳しい教育内容と入試制度について順次公表していく予定です。
現在の小学校5年生が中学に入学する2021年4月から共学化
この2021年4月からの中学校の共学化については、すでに本日から、同校の公式Webサイトでも紹介されています。関心のある方は、そちらも合わせてご覧ください。
首都圏模試センターでは、2018年7月に小6「統一合判」模試の「解答と解説」冊子『ブレイク』掲載の「私学の魂」コーナーに、豊洲移転後の芝浦工業大学附属中の様子を取材して、ご紹介をさせていただきました。このときすでに、高校での女子募集が行われています。
現在の小学校5年生が中学に入学する2021年4月から共学校として進化する芝浦工業大学附属中学校に関心のある方は、ぜひ今後の続報に注目し、同校の説明会や見学会などの機会に直接、足を運んでみると良いでしょう。