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東京・神奈川入試がスタート! 麻布中の2月1日受験レポート

2月1日、東京・神奈川の中学入試がスタート。男子御三家である麻布中学校・高等学校にも早朝から大勢の受...

本日2月1日、首都圏中学入試のメインステージともいえる東京・神奈川の中学入試がついにスタートしました。男子御三家である麻布中学校・高等学校にも、早朝から大勢の受験生と保護者が訪れました。

今年の麻布中志願者は933名

本日2月1日、首都圏中学入試のメインステージともいえる東京・神奈川の中学入試がついにスタートしました。男子御三家である麻布中学校・高等学校にも、早朝から大勢の受験生と保護者が訪れました。


地下鉄広尾駅から徒歩10分、都心でありながらも閑静な立地にある麻布中学校・高等学校(以下、麻布と略称)。今年の麻布の中学入試志願者数は933名でした。


昨年度(967名)に比べると僅かながら減少はしましたが、ここ数年間の推移をみると4年連続で900名を越えており、その人気は健在です。麻布の募集人数は300名ですので、今年の倍率は約3.1倍となります。昨年と同様、今年も激戦が予想されます。

激励に駆けつけた進学塾の先生やスタッフの方々は、6時30分には正門内側に花道を作ってスタンバイをしています。最初の受験生が訪れたのは、7時を少し回ったあたりでした。


受験生は8時15分頃までに登校することが推奨されているせいか、1時間前の7時15分頃になると受験生が1人、また1人と現れました。


なお、早くに到着した受験生と保護者のために、講堂が控え室として朝7時から開放されていました。試験会場である教室への移動が開始するまで、受験生が親子一緒に暖をとれるよう配慮がなされているのです。

途切れ途切れだった受験生親子も、7時30分を過ぎた頃から人数が増え続け、7時40分を過ぎた頃にはピークとなりました。


最寄りの広尾駅からの街道沿いには、難関校・麻布に果敢にチャレンジする受験生親子の列が続きます。


そんな受験生の様子を、対岸の歩道から熱心に見つめる親子の姿が何組もありました。おそらくは来年の受験のための下見に来たのでしょう。私服の御三家・麻布の注目度と人気の高さが、こんな光景からもよく伺えます。

正門から校舎へと向かう道には、早朝から準備をしていた進学塾の先生とスタッフが、愛しい教え子たちの到着を一日千秋の思いで待っていました。


教え子を見つけては、思い思いの言葉で励ます先生達。先生たちの温かい激励に、力強い握手でしっかりと応える子供達。その様子を傍らで暖かく見守るお父さんお母さんの目には、うっすら涙も見え隠れします。

8時になると、いよいよ試験会場となる教室への移動が始まります。先に到着していた受験生から順々に、麻布の先生の誘導に従って教室へと向かいます。


受験生の付き添いができるのは、残念ながらここまでになります。両親や塾の先生と最後の言葉を交わし、まだ雪が残る中庭を通って教室へと歩き出す受験生たち。その足取りと表情には、「絶対に合格するぞ」という気迫が見て取れるようでした。

麻布の入学試験は国語・算数・理科・社会という順番で行われ、各教科の間には20分間の休憩(お昼休憩は70分)があります。


麻布の入学試験は14時30分まで続く長丁場の試験としても有名です。試験に向かう子供たちの背中を見送った後は、すぐに帰路につく保護者もいれば、控え室である講堂で試験が終わるのを待つ保護者もいました。

算数と社会の間のお昼の休憩には体育館や教室が開放され、受験生は自由に昼食をとることができます。


しかし、全ての試験が終わるまでは受験生は保護者と会うことはできないのです。


この長い入学試験の待ち時間、わが子が十分に力を発揮できるようお祈りをすることで、親子一丸となって立ち向かっているのでしょう。がんばれ、受験生!