受験情報ブログ

日本工業大学駒場中学校、2019年入試概要決まる

「日駒新教育構想」が進む日本工業大学駒場中学校の、2019年入試日程が決まりました。

日本工業大学駒場中学校は2019年入試において、日程追加のほか、配点と採点方法に変更を加えます。どのような思いが込められているのでしょうか。

続きを読む

2019年入試、一人ひとりの可能性を見つける入試に進化します

校門を入ると、地面に二本の“線”が平行に走っています。オープンキャンパスや文化祭などで同校を訪ねると、ここを走るミニSLを見ることができます。そう、この線は、ミニSLのための鉄道レール。こうしたものづくりの伝統を、高校では「理数工学科」「創造工学科」に脈脈と受け継ぎ、同時に普通科を拡大。そして中学では進学型の中高一貫校化を推進してきました。あらゆる可能性を内包する学校としての魅力は、外から見るだけではうかがい知ることはできません。一歩、中に入ると、テラコヤ(チュータールーム)、プレゼンテーションルーム、Communication-lab、工房など、あらゆる居場所、興味関心を試せる場所が用意されています。校門を入ると、冒頭でご紹介したミニSLの線路やオブジェ、前庭などちょっとした探検気分に。「この翼を授けよう! 飛び方は自由だ!」という彫刻“翼”も、生徒を見守っています。

がんばったことが、それぞれ異なる小学生のために

中学入試のスタンダードである2科型、4科型以外にも、得意2科型入試、自己アピール型、適性検査型入試を設け、多様な受験生の支持を得ている日本工業大学駒場中学校。2019年入試では、受験勉強、あるいは小学校でがんばったことをアピールしてもらいたいという思いをこめて、入試回数は6回→7回に、配点は傾斜配点から均等配点に変更します。筆記試験は全科目45分100点満点。4科すべてを受験し、国語・算数のいずれか得点の高い科目と、残り3科目のうち最高得点の科目の2科目合計で判定します。配点ではなく判定方法で、4科で受験勉強してきた受験生が安心して4科目を選択できる形を整えました。なお特別選抜の1科目選択は60分100点満点となります。
まさに「飛び方は自由」です。
さて同校では、ニホンミツバチを飼育するロジェクトにも取り組んでいますが、グリーンカーテンやごみを土にリサイクルするミミズのコンポストなどエコキャンパスの取り組みと理科の学習の連携もあります。校舎に入り工房に足を運ぶと、“スーパーソーラー案山子君”がお出迎え。太陽電池を電源にして、音や回転で鳥や害虫から作物を守る“案山子”で、日本工業大学が特許を取ったもの。この工房でもアイドル的存在です。

2019年入試概要

第1回 2月1日(金)午前 男女30名
 一般入試 2科4科選択
 適性検査型入試 適性検査I・II ※

第2回 2月1日(金)午後 男女20名
 一般入試 得意2科型(国語または算数に、社会か理科を組み合わせ)

第3回 2月2日(土)午前 男女10名
 一般入試 2科4科選択
 自己アピール入試 (国語・算数・英語から1科選択と作文、面接)

第4回 2月2日(土)午後 男女10名
 一般入試 得意2科型(国語または算数に、社会か理科を組み合わせ)

第5回 2月3日(日)午前 男女10名
 一般入試 得意2科型(国語または算数に、社会か理科か英語を組み合わせ)
 自己アピール入試 (国語・算数・英語から1科選択と作文、面接)

第6回 2月5日(火)午前 男女10名
 一般入試 得意2科型(国語または算数に、社会か理科を組み合わせ)

特別選抜 2月7日(木)午前 男女10名
 一般入試 得意2科型(国語または算数に、社会か理科を組み合わせ)
        1科選択(国語または算数)
 適性検査型入試 適性検査I・II(下記※参照)

その他、入試の特徴

適性検査IはA:桜修館タイプ、B:標準タイプから選べます(※)。

そして自己アピール入試の作文は、タイトルは自由設定で400字以内。いわば自由裁量の部分が大きく事前に準備することもできる方法を、あえて採るのには理由があります。それは、基本的な作文力や構成力を身につけてさえいれば、同校が大切にしている読書教育プログラムにつなげることができると考えており、受験生個々に自由に書いてもらいたいというわけです。加えて、面接は10分程度で自己アピールを含め、日ごろの生活の様子が聞かれます。これは自分ががんばったことを、自信をもって伝えるチャンス。自身の作品や、資料、資格証、表彰状などがあれば持参してよいので、従来の受験勉強では測れない力や思いを見たいという学校側の狙いと受験生側の思いが重なり合う形といえるでしょう。

応援するのは“やる気”です

現在、同校で推進している「日駒新教育構想」では、生徒が自分らしさを知り将来を考える土台として、それぞれの自己肯定感を大切にしています。デザインシンキング教育、演劇コミュニケーション、ポスターレビューなどキャリア教育も、それに一役買っています。学習面では家庭学習で使用する「ファイトノート」や、駅前の学校施設を活用した大学進学支援センター「光風塾」など、日々の積み重ねの継続と、目標達成を支援する体制を整えながら改革を推進中。

7月21日(土)「にちこまオープンフェスタ」

7月21日(土)には「にちこまオープンフェスタ」が開催されます。普段のオープンキャンパスとは趣を変えて、コンセプトは「受験生・保護者のための文化祭」。参加申し込み受付中です。

http://www.nit-komaba.ed.jp/j/html/topics/topic.php?id=1029