受験情報ブログ

2月3日入試となった鷗友学園女子第2回には女子の精鋭が集う!

2月1日(月)からスタートした東京・神奈川の中学入試も早や3日目。2月入試の中盤戦、1月入試も合わせ...

ここ鷗友学園女子中学校〈東京都世田谷区・女子校〉では、今春2016年入試から、従来の計3回入試を2回入試に変更。昨年までは第2回:2月2日、第3回:2月4日に実施していた日程を、今年は第2回入試を2月3日実施に移動する形になりました。

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入試の変更結果は・・・

 その結果、他に人気が競合する他の女子難関校がこの2月3日は近隣エリアに少ないこともあり、従来とは少し違った併願の形で、2月1日入試の最難関校との併願受験者が例年以上に増えた可能性もあるとのことで、この日の入試に挑んでくる受験生の表情には、例年にも増して強い気持ちと緊張感が感じられるとのことでした。

  この日の第2回入試の志願者は517名。昨年とは入試日が変わっているため比較はできませんが、この2月3日の前日や、当日の0時まで受け付けていたWeb出願をぎりぎりにしてくる受験生もいたことは、前日2月2日に行われた他の最難関校の合格発表を待って、この鷗友学園女子中の第2回入試に挑む気持ちを固めた受験生も少なくはなかったということでしょう。

いよいよ受験当日!!

 この日の受験生集合時刻は8時10分。それほど早くから多くの受験生親子がやってくるわけではありません。2月1日に行われた同校の第1回入試と併願する受験生も多く、ほとんどの受験生が何度か親子で学校に足を運んできているため、自宅から同校までの所要時間もよくわかっているのでしょう。

 それでも、7時25分くらいには、保護者控え室となっていた講堂はかなり席が埋まっており、同じく控え室とされた自習室にも20組ほどの親子が到着していました。

試験会場へ向かう途中

 早く学校に着いた受験生と保護者は、それぞれ控え室で待っていましたが、7時30分頃からは、まとまって数名ずつが、プラカードを持った手伝いの中1在校生に導かれ、先に試験教室へと向って行きました。

 そして7時30分頃から50分頃にかけては、最寄りの小田急線「経堂駅」方面と、東急世田谷線「宮の坂駅」方面から、次々と受験生の親子が到着します。「経堂駅」方面から来ると手前になる校門では、多くの塾の先生、スタッフが受験生の激励のために列をなして迎えてくれます。

 その両脇の列の間を通り過ぎると、受験生の進行方向を示す立て看板の案内に沿って、受験生は右手の校舎に入っていきます。ここで付き添いの保護者とは別れて、一人で試験会場に向うことになります。

在校生による受験票確認を行いました!

 Web出願受け付けの導入2年目となる今年ですが、昨年から受験生の導線を「窓口出願」と「Web出願」の受験生で分け、同校の購買部「かもめ堂」のある校舎1階のホールに、窓口出願者は右手正面から、Web出願者はさらに右手の通用口から入っていきます。

 実は校舎内ではまた一緒になるのですが、その手前で、窓口出願者、Web出願者それぞれに受け付けをして、入室確認表を手渡していきます。そしてその役目も、この日の入試を手伝う、中1の在校生有志が務めています。受験票を確認してノートPCで受け付けチェックをして、入室確認表を手渡す一連の手順を、やや緊張した面持ちながら、中1の生徒たちがよどみなく進めていきます。

 その様子は、先ほど入り口でわが子を見送った保護者も、一部がガラス張りのホールの外から、しばし見守ることができます。

 わが子の健闘を祈る気持ちもさることながら、しっかりとわが子を迎えて、てきぱきと役割をこなす在校生の様子に、頼もしさと信頼感を感じたのではないでしょうか。この時点では、お手伝いの生徒が中1だとは知らない保護者も多かったと思いますが、「うちの子もあんなに立派に成長するのかしら…?」と感心した保護者も多かったに違いありません。

その他案内も在校生による落ち着いた仕事ぶり!

 校舎に入ると、曲がり角には必ず案内係の在校生が立ち、しっかりと受験生を試験教室に招き入れてくれます。

 そして校舎の2階、3階に設定されたこの日の試験教室の前方入り口脇の廊下には、出席確認と休憩時間の案内やトイレの場所の質問対応をする役割の在校生が一人ずつ机を出して座っています。この係の生徒さんは今日の半日、受験生をしっかりお世話することになります。ここでもその落ち着いた仕事ぶりに感心させられました。

受験生集合時間、試験間近!!

 受験生集合の8時10分が近づくと、各教室の試験監督ともう一人の係の先生が、教室の入り口前でスタンバイ。廊下を見渡すと、各教室前に2人ずつの先生が整然と立ち並び、点呼と説明開始の時刻を待つ形になります。

 8時10分ぴったりに、各教室に先生方が入っていきます。そして試験前の説明を開始します。伝えるべきことのチェック表が手元にある様子で、手馴れた先生であっても、それを一つひとつ丁寧に確認しながら、明瞭な声で受験生に伝えていました。そしてもう一人の試験監督の先生が、教室にいる全員の入室確認票を受験票と合わせて確認し、それを集めていきます。

 この間わずか5分。8時15分ちょうどには説明と確認を終え、入室確認票を持った先生は廊下に出て、どの教室には受験番号何番の何という氏名の受験生がいるのか、一覧表にチェックしていく作業を、教室脇の机に座った係の生徒と一緒に、手早く丁寧に進めていきます。

 やがて教室内では、試験問題が配布されるとのこと。この時には教室も廊下も静寂に包まれ、まるで受験生の真剣さと集中力、そして程よい緊張感が、こちらにも伝わってくるかのようです。

取材を終えて

 本日の取材はこの場面まででしたが、鷗友学園女子の先生方と在校生が、いかに受験生のために整然と「良い入試」を実現するための準備と環境づくりをしているのか、その熱意と受験生への愛情がひしひしと伝わってくるような入試前の各場面でした。

 この日は約50~60名くらいだったというお手伝いの在校生の皆さんも、大変なことだと思って先生に尋ねると、「自分たちの入試で在校生に親切にしてもらったことをよく覚えていて、今度は自分が受験生にそうしてあげたい」と、自ら希望する生徒が大勢いるのだといいます。ここでも、鷗友学園女子が中高6年間で育てたいと願う、自立した女性像の一端が表れているのではないかと感じます。

親子の合格願いがかないますように・・・

 8時30分からの試験開始までの間、最後に保護者控え室を覗いてみると、ほとんどの保護者が静かに落ち着いて目を閉じていたり、文庫本を読んだりしていました。そのほかには昨日の豊島岡女子学園の入試での保護者控え室と同様に、ノートPCを広げていたり、タブレット、キンドルなどの電子書籍リーダーで読書などをしている姿も多く見られました。試験終了の12時30分まで、こうした思い思いの過ごし方で、わが子の合格を信じ、力を十分に発揮できることを祈って、4時間の待ち時間を過ごすのでしょう。そんな親子の合格への願いがかなうよう、きっと鷗友学園女子のすべての先生方と在校生、そして激励に来てくれていた塾の先生、スタッフの皆さんも祈ってくれているはずです。