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受験情報ブログ

2/2(日)城北中第2回入試の出願者数は777人(昨年比11%増)

2月2日(日)、城北中学校・高等学校の第2回入学試験が行われました。

東京エリアと神奈川の受験シーズンスタートから2日目を迎えた2月2日、私立中高一貫校で男子校の城北中学校・高等学校(以下、城北と略称)の第2回入学試験が行われました。城北の入学試験は2月1日、2月2日、2月4日の計3回行われます。(取材・撮影・文/福原将之)

城北の出願者数は2/1, 2/2ともに10%以上増加

東京エリアと神奈川の受験シーズンスタートから2日目を迎えた2月2日、私立中高一貫校で男子校の城北中学校・高等学校(以下、城北と略称)の第2回入学試験が行われました。


城北の入学試験は2月1日、2月2日、2月4日の計3回行われます。(取材・撮影・文/福原将之)

今年の城北の入試の一番のポイントは、やはり出願者数が大きく増えたことでしょう。2月1日の出願者数は436名(昨年比+19%)、2月2日の出願者数は777名(昨年比+11%)と、昨年に比べて出願者数が大きく増えていることが分かります。特に2月1日の出願者数が約2割増加していることから、第一志望の受験生が増えたのだと考えられます。


今年の2月2日の出願者数は777名ですが、その中の98名は前日2月1日に出願をしています。城北の教職員の方に聞いたところ、夜23時すぎまで出願者数が増えていったそうです。2月2日の出願者数の伸びは城北の先生たちのとっても想像以上だったようで、試験会場の教室を急遽2教室も増やしたと聞きました。最近は2月1日でも当日合格発表する学校が増えていますので、前日でも出願を受け入れてくれる城北のような学校は、受験生にとってありがたいですね。

2月2日の城北入試レポート、最初の受験生は7時3分に登校

ここからは城北の2月2日入試の様子をレポートします。受験生の朝はとても早いです。


試験の集合時間は8時20分ですが、多くの受験生はその時間よりも早く登校します。最初の受験生が城北に到着したのは7時3分頃でした。早


めに登校した受験生親子のために、城北では講堂と地下一階の食堂が控室として開放されています。控え室には暖かいお茶も用意されているため、到着後すぐに暖をとることができます。

ちなみに、毎年中学入試では、進学塾の先生たちによる「受験生を激励する花道」が登校時の風物となっています。


今年もこの花道を作るために、進学塾の先生たちが6時台から城北に来てスタンバイをしていました。

川越街道から住宅街を抜けて城北へ、在校生が交通案内

城北の最寄駅は、東武東上線の上板橋駅と有楽町線・副都心線の小竹向原駅の2つがあります。どちらの駅からでも徒歩で城北へは行けますが、入試当日は比較的近い上板橋駅を利用する受験生が多い印象です。


受験生たちは上板橋駅から川越街道をわたったところで、学校正門へと続く住宅街の路地を通り抜けて登校します。受験生親子の安全安心と近隣住民のことを配慮して、在校生と先生による丁寧な交通整理が毎年行われています。写真は川越街道沿いの登校風景になります。地域の人の通行の妨げにならないように、在校生が受験生たちを誘導している様子がわかります。

登校のピークは7時45分、激励の花道が受験生をお出迎え

7時の時点ではまばらだった受験生親子の人影も、7時25分を回った頃から徐々に増え始め、7時45分頃に登校のピークを迎えました。


正門から校舎へと向かう道の両側には、早朝から待機していた進学塾の先生たちが激励の花道を作って待ち構えています。


先生と固い握手を交わし、暖かい励ましの言葉をもらう受験生たち。すこし緊張した面持ちから一転、弾けるような笑顔が印象的でした。

試験直前の過ごし方は様々、控室として食堂と講堂wo開放

進学塾の先生たちの花道を抜けた後は、試験開始まで親子で過ごします。親子で過ごせる控え室として、早朝から食堂と講堂が開放されています。今年は例年にくらべて暖かかったため、校内のベンチに座って過ごす受験生親子が多かった印象です。


試験直前の過ごし方は様々です。城北の入試では、試験会場となる教室は7時30分過ぎから移動することができます。到着してすぐに教室に向かう受験生もいれば、食堂で暖を取りながら勉強をしている受験生もいます。ベンチに座って談笑している親子も多く見かけみかけました。

最後の受験生集団が登校してきたのは8時5分頃でした。教室の集合時間は8時20分のため、8時10分過ぎには多くの受験生が移動を済ませることになります。


試験会場へと向かって歩き出す受験生、それを見送るお父さんお母さん。がんばれ、受験生。

8時40分、いよいよ試験スタート!

受験会場である教室に入室したら、試験の説明が始まる8時30分まで時間があります。


多くの受験生は、試験直前の確認作業に充てていました。放送による試験の諸注意と先生による説明のあと、在校生スタッフから問題用紙が配布されたら、いよいよ試験開始です。


「パラパラパラッ」と、問題用紙をめくる音が校舎に染み渡ります。受験生の真剣な様子を、監督の先生と在校生スタッフが暖かく見守っていました。

試験は12時25分まで。がんばれ、受験生!

城北の試験時間は国語・算数が各50分、理科・算数が各40分となっており、試験はお昼(12時25分)に全て終わる予定です。 受験生を見送った保護者たちは、保護者控え室となっている講堂や食堂へと向かっていきます。控え室の食堂では軽食とお茶が用意されていました。


もう片方の保護者控え室である講堂では、小俣校長のご挨拶と5分ほどの学校紹介ムービーが上映されました。城北生の学園生活の様子を観ながら、我が子の中学生活に思いを馳せる保護者たち。


これまで家族一丸となって頑張ってきた中学受験も、最後の試験は一人で立ち向かわなければいけません。受験生全員がこれまでの努力の成果を発揮できるよう、心から応援しています。がんばれ、受験生!