コラム

夏の甲子園。早稲田実業高が5年ぶり29回目の西東京代表に!

夏の甲子園(第97回全国高校野球選手権)大会への出場校が
各都道府県で続々決定!

東京都では、7月26日(日)の西東京大会の決勝で、早稲田実業高が8回から5対0の劣勢を逆転して東海大菅生高に勝利し、西東京代表として夏の甲子園への出場権(5年ぶり29回目)を獲得しました。

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夏の甲子園代表が続々決定!東東京大会では関東一高が出場へ

今年も8月6日(木)から開催される、第97回「全国高校野球選手権大会(夏の甲子園大会)」の各都道府県代表が、7月初旬から行われてきた各地の予選大会で続々と決定しています。そのなかには、私立中高一貫校の活躍も目立ち、これから中学受験に挑もうとする多くの野球好きな小学生の励みになったことでしょう。

翌7月27日(月)の東東京大会の決勝では、関東一高が日大豊山高を14対1と突き放して、5年ぶり6回目の出場を決めています。日大豊山高は惜しくも甲子園出場を逃しましたが、堂々たる活躍と戦績を見せてくれました。

西東京は早稲田実業高に決定!8回表での猛反撃!

西東京大会の決勝では、7回まで東海大菅生高が5対0で早稲田実業高をリード。ほぼ勝敗は決まりかと思われた8回表1アウトから早稲田実業高の猛反撃が始まり、この回で一挙に8点を返して、ドラマチックな逆転劇を見せてくれました。

早稲田実業高は、話題の1年生・清宮幸太郎選手の活躍に早くからマスコミや関係者からの注目が集まっていましたが、その一方では、春の都大会を制し、準決勝で早稲田実業高と対戦した日大三高で、今大会で準決勝までに計3本、そのうち準々決勝では2打席連続ホームランを放って注目された3年生・川崎拳士朗選手との“長打対決”も注目されました。

昨秋に早稲田実業高のコールド負けし、その悔しさをバネに春の都大会では東京都で優勝し、甲子園出場を期してきた日大三高。川崎選手は早実の清宮選手と同じくセンターへのヒットを打ちましたが単打に終わり、早実は清宮選手の打ったセンター超え2塁打による2得点を守りきり、強打の日大三高打線を単打に抑えて、決勝進出を決めました。

同じく西東京大会では、やはりノーシードで勝ち上がった国学院久我山高が準決勝に進出。準決勝では東海大菅生高に5対3で敗れましたが、善戦が注目されました。このほか私立中高一貫校では、国士舘高、八王子高が準々決勝(ベスト8)まで進出。世田谷学園高、日大二高、早稲田高等学院、佼成学園高、(私立)武蔵高がベスト16まで進出しています。

続々と他大会も進出が決定!目が離せない!

東東京大会では、私立中高一貫校では、帝京高が準決勝(ベスト4)まで進出。修徳高、明大中野高が準々決勝(ベスト8)まで進出しました。さらには、成立学園高、安田学園高、淑徳高、学習院高等科、東京成徳大学高がベスト16まで進出しています。

続く7月28日(水)には、神奈川県の決勝で、東海大相模高が横浜高を9対0で突き放して優勝。2年連続10回目の出場を決めています。神奈川の私立中高一貫校ではこのほか、日大藤沢高、桐光学園高が準決勝(ベスト4)まで進出。山手学院高、慶應義塾高、横浜隼人高が準々決勝(ベスト8)まで勝ち上がっています。

西東京大会と同じく7月26日(日)に決勝が行われた千葉県では、専修大学松戸高が、習志野高を7対3で破り、夏の甲子園大会初出場を決めています。千葉の私立中高一貫校では、成田高が準々決勝(ベスト8)まで進出。東海大浦安高がベスト16。中学受験生にとって注目の市川高は、3回戦で専修大学松戸高と当たり、4対8で敗れています。

私立中高一貫校の活躍も見逃せません!

埼玉県では7月28日(火)に決勝が行われ、中学受験生にもお馴染みの栄東、埼玉栄などと同じ佐藤栄学園の系列である花咲徳栄高が白岡高を5対2で破って4年ぶり3回目の甲子園出場を決めています。埼玉の私立中高一貫校ではこのほか、聖望学園高、西武文理高、埼玉栄高が準々決勝(ベスト8)まで進出。来春2016年に中学を開校する本庄第一高、狭山ヶ丘高、慶應義塾志木高(高校のみ)と、公立中高一貫校の市立浦和高が、5回戦(ベスト16)まで駒を進めています。

このほか、栃木県代表となった作新学院高をはじめ、各地でいくつかの私立中高一貫校が夏の甲子園出場を決めていますが、とくにこの首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)では、私立中高一貫校の活躍が目立っています。

文武両道を実現する進学校多数!甲子園はもうすぐ開幕!

この夏、各地で活躍を見せてくれた私立中高一貫校のなかには、早稲田実業高東海大相模高のような大学付属校だけではなく、大学受験でも高い実績をあげている進学校も数多くあります。こうして野球に限らず、好きなスポーツや文化部などの部活動に思い切り打ち込み、なおかつ日頃の学習や大学受験とも両立をめざせることが、中高一貫校の魅力のひとつなのではないでしょうか。

さすがに高校野球で甲子園をめざすとなると、中学から各地のシニアリーグで硬式野球に打ち込んできた選手が中心になっていますが、なかには各私立中高一貫校で、中~高を通じて野球を続けてきた選手もいます。

いまも野球に打ち込みながら中学受験をめざす小学生、あるいはいったん中学受験勉強(塾通い)のために野球から離れている小学生にとっても、「中学に入ったら野球がやりたいな」という希望を持っているすべての野球少年にとって、こうした私立中高一貫校の各地での活躍は、大きな励みや憧れになるのではないでしょうか。

“球児の熱い夏”、甲子園大会はもうすぐ開幕します。