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東京家政が国算英入試を新設。筆答試験を行わない英語入試を実施

東京家政が「国・算・英」の3科目入試を新設。
「リスニング+対面式スピーチ」の英語入試を実施!

東京家政学院中学校〈東京都千代田区・女子校〉は、来春2016年入試では2月1日午後に「国・算・英」による3科目入試(うち得点の高い2科目で判定)を新設します。

筆答試験のない、リスニング・対面式スピーチの英語入試

これによって同校の2月1日午後入試は、「2科(国・算)」・「3科(国・算・英)」・「4科(国・算・社・理)」・「適性検査」からの選択入試となります。

この「国・算・英」の3科目入試で行われる英語入試は、リスニング問題20分と対面式スピーチ試験25分の計45分で行われ、これまで中学入試で導入されてきた「英語入試」とは違い、従来のような形での英語の筆答試験は課されません。

気になる英語の入試問題概要は

《英語の入試問題について》
◇試験時間
 →45分(リスニング問題20分+対面式スピーチ試験25分)
◇出題内容
 →「リスニング問題」
           
自分の名前をローマ字で書く
アルファベット大文字・小文字を書く
絵や記号を選ぶようなさまざまな選択問題
身近なものの名まえを聞いてわかるかどうか
 →「対面式スピーチ試験」
自己紹介が1分くらいでできるように

こうした形式の英語試験の導入によって、英会話スクールなどに通って英語を学んできた小学生のうち、英語での筆答試験に慣れていない子どもや、英検を受験していない子どもにとっても受験しやすい「英語選択入試」となりました。多くの英語既習者(英語を学んできた小学生)に門戸を開いた入試形態として歓迎されることになるでしょう。

英検保持者には特特優遇制度も

さらに、英検を取得している受験生を対象にした「特待優遇制度」は、私立中学校のなかでも破格の扱いになっており、英検取得者にとっては朗報といえるでしょう。

◎特待優遇制度あり
・英検4級以上……入学金免除
・英検3級以上……入学金及び授業料半額免除
・英検準2級以上……入学金及び授業料全額免除

グローバル社会に向けての英語教育改革

この英語を含む3科目入試の導入にあたって、同校からの案内にはこう記されています。

《グローバル社会に向けて》
現在、小学校では3年生からの英語導入や高学年での教科化などコニュニケーション重視の英語教育を行っています。中学校からは、オールイングリッシュ授業など抜本的な英語教育改革が年々進められています。また2020年度からの大学入試では四技能(読む・書く・話す・聞く)を測る新テストの導入も決定しています。このような教育環境・社会環境の変化に対応するため、本校も入試科目に『英語』を導入致しました。

5年後の「2020年大学入試改革」で問われる力はもちろん、その先将来の社会でわが子に求められる力をしっかり意識して、小学校から子どもに英語を学ばせている家庭は年々増えていると聞きます。英会話スクールでの学びを通して、「英語を使って」コミュニケーションする楽しさに目覚めた子どもたちも大勢いることと思います。

そうした教育への意識の高いご家庭の、英語を学ぶことに意欲的な子どもたちが、東京家政学院中学校が新設してくれた今回のような英語入試を通して、ひとりでも多く私立中高一貫校に進学し、そこでの6年間の学びと豊かな...