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聖ヨゼフ学園が2020年から共学化へ!

聖ヨゼフ学園中学校では、再来年2020年入試から、男子の募集を開始し、共学校となることを公表しました...

聖ヨゼフ学園中学校では、再来年2020年入試から男子の募集を開始し、共学校となることを公表しました。

「IB(国際バカロレア)-MYP」導入に向けて共学化を決断!

聖ヨゼフ学園中学校〈神奈川・横浜市。女子校〉では、再来年2020年入試から、男子の募集を開始し、共学校となることをこのほど(学校Webサイトの新着情報7/13付のトピックスにて)公表しました。

ここで「2020年度より男女教学校になります」と紹介されている案内文によると、同学園は創立65年の節目に、国際バカロレア(=IB)の「MYP(Middle Years Programme)」の認定校となるための手続きを開始していましたが、同じく国際バカロレアの「PYP(Primary Years Programme)」の導入で先行している併設の聖ヨゼフ学園小学校〈共学校〉での取り組みを継承し、進化させて、より生徒が成長できるように、共学校化に踏み切ったという背景があるようです。

これによって聖ヨゼフ学園中学校は、神奈川県内では初めての(全国でも希少な)カトリック系男女共学の中学校(やがては高校も)となります。「創立時に掲げた教育方針をさらに深めるとともに、時代の変化に真摯に対応するため新たなステージに進む決意をいたしました」と述べられているその決意には、同校の清水校長をはじめ、教職員の皆さまの英断があったことと拝察します。

現小5以下は聖ヨゼフ学園の2020年入試のあり方に注目を!

現時点では、まだ再来年2020年入試における聖ヨゼフ学園中学校の入試がどういう形になるのかは公表されていませんが、共学化に踏み切ることによって、神奈川県内の中学入試状況に新たな風を吹き込むことになるのは間違いないでしょう。ましてや、共学化と合わせて、先行き「IB(国際バカロレア)プログラム」の教育につながる中高6年間の教育の入り口にあたる中学入試が、どういう形でその新たな教育理念を反映したものになるのかは、いまから大いに注目されます。

同じ神奈川県内では、この聖ヨゼフ学園中学校の「総合型入試」(写真は今春2019年の同校「総合型入試」からの抜粋です)をはじめ、この1~2年の間に、やはりカトリック系の女子校である聖園女学院中が「総合型入試」を、聖セシリア女子中がB方式と呼ばれる「グループワーク型読解・表現入試」「英語入試」を新たに導入したことで、県内の私立中入試に新たな風を吹き込んできました。多摩川を挟んだ東京エリアでは、同じくカトリック系女子校の聖ドミニコ学園が、来春2019年入試に向けて「イマージョンコース」、「グローバルスタンダードコース」という新たなコース制と多様な入試を導入することを公表し、話題を呼んでいます。

日本の中等教育を明治の初期から支え続けてきたミッション・スクールのなかで、これらのカトリック系女子校が一斉に動き始めたことには、何か歴史的な意味さえ感じら...

7月~8月にかけての聖ヨゼフ学園の公開行事に参加してみよう!

この聖ヨゼフ学園中学校では、この夏にも、7月21日(土)には「ヨゼフ一日体験勉強会」が、7月31日(火)と8月1日(水)には「地域公開教室」が、8月6日(月)には「帰国生対象説明会」などが行われます。

下の写真は、6月24日(日)に同校で実施された首都圏模試センター「中学受験スタート模試」の保護者会場で、小学校低学年の保護者に向けて聖ヨゼフ学園の教育のお話をしてくださった校長の清水勝幸先生です。

関東では猛暑が続いているこの夏ですが、聖ヨゼフ学園の再来年からの共学校化と、同校の教育の今後の進化に関心のある小学生と保護者は、ぜひ一度同校のキャンパスに親子で足を運んでみて、その豊かな学びの進化と校内の雰囲気を肌で感じてみませんか?