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1月10日、埼玉入試初日の栄東A日程には6,462名が挑戦!

1月10日に行われた栄東中A日程入試の志願者は男女計6,462名。日本一大規模な入試となりました。

本日1月10日(水)は埼玉入試の初日。首都圏入試の最初のヤマ場ともいえる埼玉エリアの入試スタートによって、いよいよ本格的な中学入試シーズンを迎えました。この日行われた栄東中学校A日程入試の志願者は、男女計6,462名。昨年を557名も上回る大人気となりました。

埼玉入試の初日。栄東A日程は昨年を上回る史上最多の志願者数!

年明け間もなく、1月初旬から2018年の首都圏中学入試が開始されました。本日1月10日(水)は埼玉入試の初日。首都圏入試の最初のヤマ場ともいえる埼玉エリアの入試スタートによって、いよいよ本格的な中学入試シーズンを迎えました。

この日行われた栄東中学校A日程入試の志願者は、帰国子女を含めて男子4,105名(昨年3,803名)、女子2,357名(昨年2,102名)の計6,462名。

昨年を557名も上回る大人気となり、またもや単一回の入試としては中学入試市場最多の受験生がチャレンジする、首都圏随一、つまり日本一の大規模な入試となりました。

最寄りのJR東大宮駅から学校までは初詣のような大行列!

受験生の集合時間は9時10分。中学入試としては比較的遅めの時刻に設定されていますが、多くの受験生親子は余裕を持って家を出ているようで、例年、最寄りのJR東大宮駅には7時過ぎから受験生の姿が見え始め、8時を回ると、ホームから改札まで多くの人がひしめき、駅から学校までの道のりがまるで初詣のような大行列になります。栄東中高のキャンパスまで、ふだんならば8分ほどで歩ける距離が、この日は時間帯によっては20分ほどかかった親子もいたようです。

栄東の教育に賛同して入学を熱望する受験生に加えて、その後の受験を占う前哨戦の力試しや入試経験として役立てる受験生も大勢いることで、埼玉入試の初日であるこの1月10日(水)の栄東A日程の入試会場は、非常に活況に満ちていました。

第3会場は、さとえ学園小から栄北高等学校へ変更に!

とくに今春2018年入試のA日程の志願者は、男女で6,000名を大きく上回る計6,462名。単一回の中学入試の志願者数としては、栄東の持つ記録を大きく更新して“史上最多の”入試規模となりました。

これだけ多くの受験生を迎える大規模な入試となるため、例年のA日程入試は、栄東中高の本校キャンパスだけではなく、同じ学校法人の姉妹校の埼玉栄中高や、栄東中高に隣接するさとえ学園小学校も入試会場に設定されていますが、今年は受験生の安全と混雑の緩和のため、第3会場がさとえ学園小学校から栄北高等学校に変更されたといいます。

在校生と先生方に導かれ、塾の先生の激励を受けて試験会場へ!

校門をくぐり、右手に順路を進む受験生家族をまず出迎えてくれるのは、入試の係を手伝う同校の生徒と係の先生方。寒空のなかを精一杯の声で丁寧な誘導をしてくれています。

そういえば、JR東大宮駅の改札から地上に降りる階段の下でも、プラカードを持った坊主頭の運動部らしい在校生が大きな声で受験生の親子を誘導してくれていました。

正門から正面の校舎前の広場を右手前から左手奥に半周する形で移動する間に、多くの受験生の親子は、受験票などの持ち物をあらためて確認しています。親と子の分岐点から先、受験生は左手に進み、保護者は右手の体育館が待合室のため、ここでしばしのお別れです。

ところどころに親子で立ち止まり、「がんばって」、「受験票は大丈夫ね」など、親から子への励ましや確認の言葉がかけられています。別れ際には、肩を抱き合う親子、手を振りながら力強く歩き始める受験生など、その姿はさまざまです。

正門脇から校舎まで塾スタッフの激励の列がびっしりと

その先、通路の左側に待ち構えるのは、受験生の激励に駆けつけた多くの塾のスタッフです。先頭から校舎に入るまでの数10メートルの道脇には、びっしりと各塾の先生やスタッフが並んで、教室生や教え子の姿を見守り、声をかける姿があちこちに。

これほど多くの受験生が挑戦してくる同校の入試はやはり厳しいものですが、インターネットと同校で翌11日の10時から行われる合格発表では、(昨年の場合は)4,300名前後の合格者が出されるので、実質倍率はおそらく1.5倍程度になることが予想されます。

保護者控室となる大体育館(大講堂)は2階席までほとんど満席に...

受験生と別れた保護者の多くは、控室となっている大きな体育館(大講堂)に入っていきます。8時30分頃には、2階の体育館フロアはほぼ満席で、スタンド席に加えて例年よりも多くのパイプ椅子が通路にも並べられた2階の観覧席も、すでに多くの保護者で埋まっていました。

これほど多くの志願者が集まることによる混雑を少しでも緩和するために、同校では募集要項にも「試験当日は皆様が安全に過ごされますよう、受験生と保護者1名様でのご来校にご協力ください」と呼びかけています。

朝の段階ではこの日の実受験者数は不明ですが、仮に約6,400名の受験生が一人の保護者の付き添いで来校したと数えても、1万3,000名近くの親子がこの日に訪れたことになり、これに応援の塾関係者や取材陣を含めると、およそ1万4,000名がこの栄東中A日程入試のために来校したことになります。

学校が一丸となって受験生を応援!

学校生活のすべてを「アクティブラーニング」と位置づけ、各生徒が熱意を持って日常を送っている栄東の魅力に加えて、同校の入試が多くの受験生に支持されているのは、果敢に挑戦できるこの機会を大切にしたいという受験生親子の切なる願いなのでしょう。

写真は、今春の年賀で同校から首都圏模試センターにもお送りいただいた年賀状ですが、学校生活のあらゆる場面をアクティブラーニングと位置付けた同校の教育姿勢とメッセージがイラスト図解に込められたものです。

付き添いの保護者と別れ、そのまま促されるように校舎内へ向かっていく受験生を、元気なあいさつで誘導してくれる在校生と係の先生方。各部活に所属する有志の在校生たちが、近未来の後輩たちを支えている姿からは、この日を迎えた受験生を温かく迎え、力を発揮できるように応援してくれている姿勢が十分に感じられ、学校が一丸となって受験生を応援していることがわかります。

たくさんのライバルのなかで、ベストを尽くして!

この日、敷地内に3つある校舎内は、どの教室も受験生でいっぱいになります。このライバルの多さは受験生のみんなは覚悟してきたことでしょう。これまでも模試を受けてきたとはいえ、小6である受験生たちにとっては、これほどの大きな規模感は未知の体験です。

各自が入試に向けての体制を整えたのち、監督の先生からの説明などを受けます。その視線はきっと真剣そのものでしょう。

怖いのは自分だけではありません。志望校合格に向けて、後悔のないように自分のベストを尽くして、すべての受験生が、実り多い入試体験をしてくれることを願っています。

がんばれ! 中学受験生!!