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私学の魂『聖セシリア女子中学校高等学校』12月小6統一合判解答解説掲載

日本人の信者によって設立された、明るくおおらかな
「自己肯定感を育てる」カトリック系女子進学校

小田急江ノ島線「南林間駅」と東急田園都市線「中央林間駅」の間に、自然の緑に囲まれたキャンパスを持つ聖セシリア女子中学校・高等学校。今春2018年入試から、神奈川県立の公立中高一貫校を志望する小学生にとっても貴重な入試体験となる「グループワーク型読解・表現入試」というユニークな新タイプ入試を導入し、話題を呼びました。今回は校長の青柳勝先生と入試広報部長の大橋貴之先生にお話を伺いました。

記事の見出し
・先代・伊東千鶴子校長から託された、「生徒をひたすらに大切にしてあげなさい」という教えと教育理念
・読み取る力、組み立てる力、伝える力、この3 つの力をもつ“幸せな人”を育てるユニークなカリキュラムとプログラム
・人との関りを円滑にする力を培う「構成的エンカウンター」プログラムと、生徒一人ひとりの日常を見守るための「進路カルテ」
・自分を自由に表現して、それを互いに認め合うその雰囲気が伝統として息づく環境で、一人ひとりの「自己肯定感」が高まる!
・神奈川県立中高一貫校を志望する小学生に、新たな受験機会と私立中への進学の道を開いた、B 方式「グループワーク型 読解・表現入試」と「英語入試」!

小田急江ノ島線「南林間駅」と東急田園都市線「中央林間駅」の間に位置する学園キャンパスには、聖セシリア女子中学校・高等学校と並んで小学校が、江ノ島線の線路を挟む形で、併設の聖セシリア女子短期大学、モニカ保育園の校地があります。同学園の敷地はいまも豊かな緑で囲まれ、キャンパスには四季を通じて自然の風が吹いています。
そうした環境のなか、同校を訪れた人が共通に口にするのが「雰囲気のいい学校ですね」という感想です。今年で創立89 年を数えるカトリック系の女子校ですが、他のカトリック女子校とは少し違った大らかさ、自由さも併せ持っている印象です。
「聖セシリアは、おそらく日本で唯一、学内にシスターや神父様という聖職者がいないカトリック校で、外国の修道会を設立にもつ学校ではなく、日本人のカトリック信者であった伊東静江先生という人が設立した学校です。独特のおおらかさがあるとすると、そういう設立の経緯によるものかもしれませんね」と、第3 代の校長である青柳勝先生はいいます。

「もちろん、いまでは正式なカトリック学校として教会にも認められていますし、新任の先生は宗教研修も受けています。ただ、本校の根っ子にあるのは、半分は、熱心なキリスト教信者であった創立者の伊東静江先生と、2 代目校長の伊東千鶴子先生に受け継がれてきた“伊東教”ともいえる教育姿勢ではないかと思っています。
本校の建学の精神は『信じ 希望し 愛深く』ですが、創立者の伊東静江先生は、『幸せな人』を育てたいという理想を掲げて本校を設立しました。この人といて良かった、この人と巡り合えて良かった、この人と一緒にいると気持ちが良い、そんなふうに思ってもらえる人が『幸せな人』だと語っていたといいます。
私自身も若い頃、当時の2 代目校長であった伊東千鶴子先生に生徒のことで困って相談したときに『ひたすら大切にしてあげなさい』と言われたことが非常に強く記憶に残っています。これが聖セシリアという学校の考え方なのだなあ…と感じました。いまもそういう教育姿勢は受け継がれています」と青柳先生。

記事ではさらに、聖セシリア女子中学校高等学校の教育、取り組みについて、詳しく掲載しています。
記事の続き、詳しい内容はPDFファイルをご参照ください。